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雁の巣球技場で

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 目の前に広がる青い芝生。肌を刺すような冷たい風。時折り雲の切れ間から除く太陽の強い日差し。そして、通い慣れた記者室。どれも、これもがいつものまま。12日、久しぶりに足を運んだ雁の巣球技場は変わらぬ姿で迎え入れてくれました。これまでに起こった数々の出来事も、これから起こるであろう喜びや悲しみも、全てを受け入れた上で温かく包んでくれる雁の巣球技場。その優しさと強さが、なんだか勇気を与えてくれるように感じました。

 ピッチの上に目をやると、三々五々集まってきた選手たちが、自分の体を確かめるように、自分のペースで、17日からの始動に備えて体を動かしています。昨シーズンに味わった悔しさ、今シーズンにかける意気込み、胸の中にはいろんな想いが渦巻いていると思います。けれど、一番強く感じているのは、また芝生の上でボールを追うことが出来る喜び。また好きなサッカーが出来る。彼らの表情は、そう語っているように見えました。

 そんな雁の巣球技場に立っていると、沸々と新しいシーズンに向けての想いが強くなっていきます。Jリーグに参入してから17年目の春。アビスパは依然として負の連鎖から抜け出すことができず、2年連続の黒字も経営状態は苦しく、例年以上の厳しい環境にさらされています。出口が見えないトンネルに思うところは多くあります。けれど、前を向いて進むことでしか現状を変える手段はないと、雁の巣球技場は教えてくれます。

 チームに残った選手たちと、新しくやってくる選手たちとともに戦い、ピッチの上で結果を出すこと。それが、昨シーズンに受けた小さくはない傷と、味わされた言いようのない想いを晴らす唯一の手段。自分が手が出せない問題をあれこれ思い悩んだところで事態は変わらない。自分の立場で、自分のやるべきことを整理して、それをひとつ、ひとつ形にしていくこと。それしか前へ進む方法はありません。「へこたれるな!もう一度頑張ってみろ」。雁の巣球技場は、そう語りかけているように思えました。

 恐らく、いろんな想いを抱えながらも、アビスパに関わる全ての人たちは、いつものように、自分の想いをそれぞれの形にして、スタジアムで、雁の巣球技場、あるいはそれぞれの場所で表現してくれるはずです。その想いを背に受けて、クラブには力強く前へ向かって行ってほしいと思っています。過去の延長線上ではなく、厳しい環境に守りに入ることなく、そして、クラブ主体でチームを運営すること。それが新しいアビスパを作る第一歩になるのだと思っています。

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