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シーズンを終えて



 何とも言いようがない最終戦でした。選手たちは頑張っていたのだと思います。ただ、全員がひとつになって戦っていたのかと問われれば、否としか答えようのない試合でした。「どんな状況でも全力で戦う」「応援してくれる人がいる以上、力の限りに戦うのがプロ」「スタジアムに足を運んでくれる人たちに気持ちが伝わる試合をしなければいけない」。監督も、スタッフも、選手も、全員がそう思っていたはずです。しかし、先制点を取られたことで、一気にチームとしての集中力が途切れてしまったように感じます。

 降格が決まったアウェイの新潟戦でも感じましたが、勝負の世界は甘くはないということだと思います。対戦相手によっては接戦を演じることもありましたが、J1で戦うためにはチームとして力不足であったことは否めず、気持ちだけでは勝てないということを最後の最後で、改めて知らされたのだと思っています。単年度の勢いで昇格しても、やるべきことを積み上げて、チームとしての土台を作らない限りJ1では戦えない。そう言われている気分で試合を見ていました。

 改めて1年間を振り返ると、クラブとしてどこへ向かって進んでいるのかを明確に出来なかった1年だったように思います。篠田善之前監督がシーズン途中で解任され、浅野哲也監督も事実上の更迭という結果を見れば、クラブとしてはJ1残留が至上命題だったのでしょう。しかし、このチーム、この資金力で、どうやってJ1残留を果たすのかというクラブの意思は不明確のままでした。ピッチの上で戦った選手に責任がないわけではありません。しかし、問題の過半はクラブとしての在り方にあったように思います。

 経営資金が足りないことで堂々巡りをしていることは、アビスパに関わる人たちなら誰もが知っていると思います。しかし、福岡という町の規模、ポテンシャル、そして、他の地域との比較でいえば、その少なさは異常です。クラブの営業努力不足という言葉だけでは済まされない問題もありますが、なぜ、異常な状態が続いているのかという原因を正面から見つめない限り、同じことが繰り返されるだけです。本当の原因は目に見えるところにあるのではなく、そのひとつ前、あるいはふたつ前のあるものです。

 5日に行われたソシオ総会を最後に、今シーズンのアビスパのチームとしてのスケジュールはすべて終わりました。これから来シーズンに向けて最も大切な編成作業が本格化します。シーズンが変われば、監督、スタッフ、選手の顔ぶれが変わるのは当たり前ですが、どんな顔ぶれになろうと、そこにクラブとしての確固たる信念が感じられなければ、どのカテゴリーでも戦えません。来年は「3年でJ1に定着するチームを作る」という計画の最終年度。その目標にこだわる姿勢が伝わってくるオフにしてほしいと思います。その姿勢が伝わってこそ、「福岡力」が生まれるのだと思います。

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