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ライジング2連勝 大分に逆転勝ち

チームの中心として得点を重ねるカルロス・ディクソン。前日の23Pに続き、この日も21Pを挙げた。

「(第1戦の勝利は)勝負どころの流れが、僕たちの方に流れただけ。気を引き締めてやらないと足下をすくわれる」(小川忠晴HC・福岡)。
「ターンオーバーされない正確なプレーをするというのがキーになる。今日の結果で身にしみたと思うので、明日は期待していただきたい」(鈴木裕紀HC・大分)
 ライジング福岡の先勝で迎えたライジングvs.大分ヒートデビルスとの第2戦。両監督ともに必勝を誓っての戦いでしたが、結果はライジングが前日と同スコアの92-79で勝利を飾りました。

 勝負を分けたポイントは3つあったように思います。前日の反省から、アグレッシブなディフェンスを仕掛ける大分は、第1Qの立ち上がりからライジングを圧倒。あっという間に10点差をつけてライジングを突き放しにかかります。しかし、ここで我慢して崩れなかったのが最初のポイント。攻め返すのではなく、まずはディフェンスを整えることを選択したライジングは、やがて落ち着きを取り戻してリズムを奪回。4点差まで詰め寄りました。これが、その後の展開に大きな影響を与えたように思います。

 2つ目は第2Qの攻防。試合の流れは五分と五分で、互いに激しくゴールを狙う展開が続きます。ここで特筆すべき活躍を見せたのがベンチスタートの石谷聡。大分に流れが行きかけるたびに、アウトサイドから正確なシュート(3Pシュートを含めて7得点)を決めて流れを渡しません。さらにはライジング陣内で相手のパスに果敢に飛び込んでボールを奪い返すシーンも。前半を終了して42-43と大分が1点のリードも、流れは完全に福岡のものになっていました。

 そして、勝負が決したのは前日同様に第3Qでした。立ち上がりの勢いが消えた大分に対し、ライジングはリバウンド、スチールで大分を圧倒。さらには相手のターンオーバーを誘って、ボールを奪ってからのファーストブレイクという自分たちのスタイルで得点を重ねます。「ターンオーバーが非常に多く、そこからのファーストブレイクから、相手に簡単に得点を重ねられたという昨日と同じ状況になってしまった」(鈴木HC)。第3Qを終えて69-56とライジングがリード。事実上の勝負が決まりました。

 これでライジングは4勝4敗の五割に復帰。開幕当初はチームの完成度に課題がありましたが、2日間のプレーを見る限り、チームとしての連携が高まってきているように感じます。また、全員が献身的に守り、全員で攻めるという意識が徹底されていましたが、そのスタイルこそ、今シーズンのライジングが目指すもの。着実に積み上げてきているように思います。次の試合は、まだ未勝利のホームでの高松との対戦。ブースターの前で勝利を挙げて、勢いをつけてほしいと思います。

主将・仲西淳(#1)。得点は3ポイントだったが、守備面での貢献大。チームのリズムを作った。111107_03.jpg タイムアウトで選手たちに支持を 送る小川忠晴HC。バスケットには的確な情報分析が欠かせない。

【2011-2012シーズン第8戦大分ヒートデビルスvs.ライジング福岡】試合後のコメント
大分ヒートデビルス 79-92 ライジング福岡
2011年11月6日(日) 大分コンパルホール

◎小川忠晴HC(ライジング福岡);
Q:試合を振り返って
「第1Qに点差が開いたときに、選手が辛抱して、最終的に4点差まで詰められたのが大きかったんじゃないかと思っています。いつもなら、日本人では点数を取っている仲西、竹野の点数が少なかったですが、彼らは、しっかりとしたディフェンスからチームのリズムを作ってくれたと思いますね。目立つプレーではありませんでしたけれど、彼らが気持ちをコート上で表現してくれていたからこそ、バックアップで入った石谷が活きました。しかも、石谷はメンタルのコントロールと技術が合致して、素晴らしいパフォーマンスでチームの勝利に貢献してくれました。外国籍選手ではジェイアールですね。リバウンドも得点も二桁。ゴール下で体を張って、ゲイリーと2人で20本もリバウンドに絡めたことが大きかったと思います」

Q:昨日と同じスコアで試合を終えることになりましたが、大分が昨日と比べて変えてきたと感じる部分はありましたか
「昨日のゲームは澤岻(たくし)選手がしっかりとゲームをコントロールして、プレーをセットして確実に点を取っていこうというのが感じられたんですけれども、今日は、リバウンドでボールを取った後や、スローインの後に、ボールをプッシュして、そこから早くパスを捌いて、1対1を仕掛けてきているように感じられました。実際に、僕たちはトラジションが遅くなってやられるシーンが多かったので、そういう展開に持ち込んできたのかなと感じました。僕としては、1試合目に勝った次の試合は相手も必死に戦ってくるので、僕なりに注意するべき選手を試合前のミーティングで伝えて選手を送り出しました。選手たちは、そこもしっかりと押さえてくれて、試合を終えて改めてデータを見てみると、そこは計算通りにはなりました」

Q:昨日も、今日も、一進一退の時間があって、そこで選手たちが非常に我慢しながら試合を進めていたように思います。
「試合は40分間ありますし、バスケットは相手チームに波がある時も、こちらに波がある時もあり、それを例えてジェットコースターと呼ばれるように、アップダウンがあるスポーツです。そういう中では、相手に波が行っているときに、どこで、どれだけ早く遮断できるのか、自分たちにリズムがある時に、それをどうやって長い時間維持できるのか、バスケットとは、そういうスポーツだと思います。ですから、そこで何を頑張らなくてはいけないかということを、効果的にタイムアウトを取ったりしながら、僕自身も気をつけてやっていたつもりです」

Q:これで5割に戻して次はホームゲームです。意気込みを利かせてください。
「僕たちは、まだホームで勝っていないので、まずは早く白星を挙げたいというのが率直な気持ちとしてあります。また、対戦相手の高松さんは波に乗れていないようですが、僕たちにとっては、相手じゃなく、僕たちがやろうとしていることをコート上で表現することが大事なので、次の試合まで期間は短いですけれど、しっかりと準備をしたいと思います」

◎石谷聡選手(ライジング福岡);
Q:試合を振り返って
「出足が悪くて点数を10点くらい離されたんですけれども、絶対に追いつけると信じて我慢して頑張れたことが、後のこちらが点数を離したプレーにつながったと思います。自分がコートに立った時は流れが悪かったので、オフェンスよりもディフェンスで頑張っていました。個人的には、最近、アウトサイドでのプレーが調子良かったのですが、ディフェンスからリズムを作ったら自然と良いシュートが打てて、それが入りました」

Q:逆転から勝利を引き寄せた第3Qは、どのようなプレーができたのでしょうか? 「後半はディフェンスからのファーストブレイクがいい流れで出ました。今日はスチールがチーム全体で多かったと思いますが、その部分を前半から後半にかけて修正出来て、後半はディフェンスからブレイクというのがチームとして徹底できたので、そこが一番良かったですね。ディフェンスで頑張ってボールを取って、相手が守る前に決めてしまうというのが、チームとしての理想です」

Q:昨日と同じような試合展開になりましたが、何か変えて臨んだところはありましたか?
「戦術は変えていませんが、昨日はうちが勝ったので、大分さんは更にエネルギーを出してくると思っていました。それに負けないように、もっとエネルギーを出して、気持ちの面では絶対に負けないとみんなで話し合って試合に臨みました」

Q:そういう意味では、2Qの一進一退の攻防を頑張れたのが大きかったのではないでしょうか。
「そうですね。2Qでカムバック出来たのが大きかったですね。(2本の3ポイントシュートは)チームメイトがいいボールを回してくれたので気持ちよく打てました」

Q:次はホームでの試合です。意気込みを利かせてください。
「ホームでは勝っていないので、ホームで応援してくださる方の前で絶対に勝って、今回の2連勝と合わせて4連勝をして、どんどん勢いをつけていきたいですね」

◎鈴木裕起HC(大分ヒートデビルス);
Q:試合を振り返って
「ターンオーバーが非常に多く、そこからのファーストブレイクから、相手に簡単に得点を重ねられたという昨日と同じ状況になってしまったのが残念ですね。チームとして90点以上取られている試合が、かなり続いているので、ディフェンスに対する意識を、もっともっと高めていかなければいけないと思っています。正直、これが実力だと思うので、毎日の練習でハードワークして強いチームを作るしかありません。試合は次々と来るので、気持ちを切り替えて、今回の反省点を踏まえつつ準備したいと思います」

Q:結果として、昨日と同じスコア、同じような内容の展開になってしまいましたが、一番の修正点はどういった部分だったのでしょうか?
「まずピック・アンド・ロールのところを、昨日は人を限定して勝負しろということだったのですが、今日はアグレッシブにすべて勝負しろということを伝えたのと、昨日はセカンドチャンスでねじ込まれるということが多かったので、ボックスアウトを徹底するということです。そこでチャンスを与えないようにすれば、もっと、もっと楽な展開になると伝えたのですが、今日も21本、ボックスアウトのところで取られてしまいました。ディフェンス、その後のボックスアウト、そこからの切り替え、という3つがつながっていないといけません。ディフェンスが終わったから誰かがリバウンドを取ってくれるだろうではなくて、ディフェンスが頑張った後は必ずリバウンドが落ちるんだという意識でボックスアウトすること。そして、次のオフェンスへの切り替えを頑張ること。バスケットはその繰り返しなので、一つひとつ頑張ろうとは言っていたんですけれど・・・。次の京都もサイズがあるチームなので、もう一度、ボックスアウトの徹底をしたいと思います」

Q:昨日に引き続き、第3Qでやられてしまいましたが、何か工夫されたことはありますでしょうか?
「今日は前半を終えて勝っていたんですけれど、もう1回、0-0のつもりでスタートだということで送り出して、しっかり気持ちを引き締めて入るようにはしたんですけれど、それが出来なかったのも、これからのチームとしての課題じゃないのかなと思います。今回の2ゲームを終えて、順位も、結果も、謙虚に受け止めて、もっと、もっとチームとして練習を積んでいく必要があると思いますし、それができれば必ずいいチームになれると僕は信じているので、明後日からの練習を頑張って行きたいと思います」

◎小原 匡博(大分ヒートデビルス);
Q:試合を振り返って
「連敗という形で終わってしまいました。昨日の敗因は、第3Qの僕たちのバスケットにあったのですが、今日も全く同じような現象がありました。それが何故かというのは、これからもっとビデオを見たり、HCの判断でどうやっていくかを追求していかなければなりませんが、2日間の試合を終えて言えることは、やはり、僕たちが気持ちを出せた時間が、40分間の中でどのくらいの割合だったのだろうかと、すごく考えさせられたということです。僕たちが気持ちを出せた時間は、40分間の中で半分あるかないかで、残りは何となくこなしてしまっているというか、時間だけが過ぎてしまったという状況でした。また、福岡さんの強みを試合前から抑えていたつもりで試合に臨んだんですが、試合では何が起こるか分かりませんし、その時に柔軟に対応出来る力が付いていかないと、今後も同じような負け方が続いてしまうのではないかと感じました。今シーズンは9人の選手という形でやっているんですが、出場する選手、出場時間の割合も偏ってしまっているので、僕も含めてベンチメンバーが、スターティングファイブの選手たちを、もっとサポートできるようにならないといけませんし、安心してベンチで休める様な時間帯を作れるようにならないと、試合を通しての戦い方が変わってしまうのではないかと思います。40分間試合に出るのは体力的には厳しいですから、スタートのメンバーが一息入れる時間もなくてはいけませんし、その時につなぐだけではなく、僕たちがしっかり仕事をするということが、すごく大事じゃないかなと感じました。正直に言って、僕たちの気持ちの弱さが出てしまった試合でした」

Q:京都戦がすぐにありますが、それまでにやるべきことは、どういったことだと考えていますか?
「気持ちの整理ですね。何も考えずに『次』と考えてしまうと同じ結果になってしまうので、今日の負けから何かを掴んで、それを糧に頑張っていかないといけないので、それを練習からやるということです。僕らがやらなければいけないのは、相手の分析や、相手への対策ではなくて、自分たち自身の整理、自分たちがどういうバスケットをやるのか、コーチがどういったバスケットをしようとしているのか、コーチが個人、個人に何を望んでいるのか、そういったことを一人ひとりが把握して、チームが把握して、全員が同じ方向を向いていかないといけないと思います。この2試合の中でも同じ方向を向く時間帯もあったのですが、その時間帯が短かったので、その部分を多くできるようにやっていかないといけないですね」

以上

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