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福岡の戦いは終わらない



 プロ選手としての誇り。自分たちを支えてくれる人たちのために全力を尽くそうという思い。そしてリーグ戦を無駄にできないという責任感。そうした感情が伝わってくる試合でした。結果は2-2のドロー。勝つことはできませんでしたが、清水相手に内容で圧倒し、2点のビハインドから追いついた試合は、今シーズンのベストゲームだったと感じています。勝てなかったのは、これからの宿題。残るリーグ戦と天皇杯で「勝つための後一歩」を手に入れて欲しいと思っています。

 そして、浅野哲也監督の采配が見事に当たった試合でもありました。布陣は4-2-3-1。そして、右SBに田中佑昌を起用し、さらに左SBに攻撃面に強さを持つキム・ミンジェ、トップ下に中町公祐を置くというメンバーで臨みました。狙いは、両サイドでの主導権を握るために後ろの選手の推進力を活かすというもの。2列目に成岡翔、中町、松浦拓弥を並べたのは、清水のワンボランチの左右のスペースでボールを受けて、サイドが上がってくる時間を作るためでした。

 立ち上がりこそ清水に押し込まれる時間帯がありましたが、バランスの取れた守備ブロックを形成する福岡は、清水にチャンスを与えず。やがて主導権を手繰り寄せます。ここからは、清水のワンボランチの左右に出来るスペースでボールを受け、両サイドから田中佑昌、キム・ミンジェが駆け上がるというプラン通りの戦いを展開します。シュート数で福岡が9、清水が1という数字が示すように、内容では完全に清水を圧倒していました。

 後半も福岡の勢いは止まらず。両サイドから速いタイミングで清水の最終ラインの裏へ送り込むボールに反応する松浦が、何度も、何度も、裏を取ってゴールへ迫ります。2失点を喫してからも、その姿勢を崩さない福岡は、66分にハマゾッチ、続く68分には中町が決めて同点に、最終的に勝ち越すことはできませんでしたが、最後まで積極的に攻撃を仕掛け続けた試合を、「勝つことはできかったが、少しは気持ちを見せられたのかなと思う」と中町は試合を振り返りました。

 精神的に難しい状況の中で何が出来るか。それが、新潟戦以降のリーグ戦3試合、そして天皇杯で福岡に求められていることです。この日は、その答えをピッチの上で見せてくれたと思っています。けれど、今シーズンの全ての日程が終わるまで、この姿勢を続けなければ意味はありません。次の試合は16日の天皇杯3回戦。この日のサッカーに満足することなく、全ての試合で同じ戦い方が見せられるよう、日々のトレーニングを積み重ねてほしいと思っています。

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