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栃木が勝利を重ねる理由



 劇的な結末でした。第2節の鳥栖vs栃木戦。「アウェイで1-1でも仕方がないかなと思った」と松田浩監督が話したように、後半は攻め込む鳥栖に対して栃木は我慢の試合。猛暑の中の消耗戦ということもあり、まさか、アディショナルタイムに1点を取る力が残っているとは思っていませんでした。その中で生まれた栃木の決勝ゴール。千葉との激闘から中2日で迎えた試合で、先発メンバー5人を入れ替えて戦った栃木にとっては、非常に大きな1勝になりました。

 ただし、両監督とも「これがサッカー」と口を揃えたように、内容はまったくの五分。どちらが勝っても、あるいはドローのまま終わっていても、おかしくない試合でした。決勝ゴール以外にも互いに決定的な場面もあり、互いの持ち味を発揮しながらチャンスと自分たちの時間帯を作った試合。こういう試合は、「決定力の差が明暗を分けた」という安易な言葉で表現されてしまいがちですが、そういうことではなく、結果として栃木が2点、鳥栖が1点という試合でした。

 この試合を観て強く感じたのは、ある目標を持って積み重ねてきたチームとは、この両チームのことを言うのだろうということでした。3年でJ1を狙う栃木は今年が勝負の年。バランスの取れた堅守と素早い攻撃は3年間かけて作り上げたもの。そして、とにかく走り回ってアグレッシブにプレーする鳥栖のスタイルは今日もしっかりと現れていました。目先の勝負にこだわることは当然ですが、そのベースには、方向性を定めて積み上げてきた力が必要だということを改めて感じさせられました。

 そして松田監督の采配。「相手も間延びしていたので、何とか1点取れないかなということで船山を投入した」とは松田監督の言葉。結局、船山は最後の最後で仕事をしたわけですが、この時、昨年、ホームで栃木に敗れた試合を思い出しました。監督采配そのものが直接的にゲームを左右することは、それほど多くはありません。しかし、たとえ少ない可能性であっても、それを求めて細かな策を打ち続けるからこそ、いつか、どこかで結果が出る。結果論ではなく、そう感じました。

 栃木の勝利は、冒頭でもふれたように「これもサッカー」という試合でした。鳥栖よりも運が少しばかりあったということだったと思います。けれど、それを呼び込んだのは、最後まであきらめず、監督を含めて全員がやるべきことを明確に理解し、それをやり続けることを徹底する姿勢だったと思います。J2はまだ約3分の1が終わっただけで、栃木が、これからどうなるかは誰にも分かりませんが、現時点で栃木が昇格争いの中心にいることが頷ける試合でした。

コメント

監督力って必要ですね。
福岡にも必要です。

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