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チャリティマッチを終えて



 長年にわたるライバルチーム同士でありながら、試合前に両サポーターが協力して義援金の募金を行い、試合終了後には、両チームの選手が相手のサポーターの所に挨拶に行くなど、九州が一つになって被災地の方たちを支援する思いが伝わってきたチャリティマッチでした。その反面、スタジアムに足を運んでくれたのは3029人。試合前の告知不足は否めず、「福岡力」というスローガンのもと、福岡の町の力を結集できたのだろうかと考えると、少しさみしさも感じた試合でもありました。

 さて、試合の方は3-2で福岡が勝利。しかし、その内容を見る限り、課題ばかりが目に着いたように思います。どこに問題があるというよりも、チーム全体のコミュニケーションが取れていないという課題が、依然として解消されていないように見えます。2-2になってからは攻勢に転じましたが、それも、鳥栖がシステムを変えてバランスを崩したことに乗じたもの。自ら仕掛けて相手のリズムを奪ったわけではありませんでした。

 開幕までの期間を考えれば、試合をしながら課題を見つけていくことが大事とも言えます。しかし、心配なのは、試合を重ねても課題が修正されていることが窺えない点です。1人、1人の頑張りが、チームとしての頑張りに結びつかず、チームとして何をしたいのかが見えてきません。試合後の記者会見で、篠田善之監督は「やろうとしているサッカーはハッキリしている」と話しましたが、やろうとしていることを、どう表現していいのかが分からないような感じを受けます。2、3年前のチーム状況に似てきた危機感を覚えています。

 カテゴリーが変わろうが、メンバーに入れ替わりがあろうが、アビスパ福岡として積み上げてきたサッカーを継承することは何よりも大事なことで、昨シーズンまでの戦い方をベースにして、そこへ上積みするという考え方に問題はないと思います。しかし、メンバーが変われば、プレースタイルも変わるわけで、目指すところは同じであっても、そのアプローチの仕方は変わらなくてはいけません。そこが整理されていないように感じます。

 内容や結果に一喜一憂せずに、やり続けることは大切なことです。その反面、同一線上で物事を考え続ける限り、同じことが繰り返されるのも、また真理です。どちらへ舵を切るのかは非常に難しい判断ですが、様々な事情を考慮したとしても、チーム始動日から既に2カ月が経ってもなおチームのベースが見えないことや、リーグが再開すれば、大きな修正に取り組む時間がないことを考えれば、今は、チームに変化を与えることが大事なように思えます。

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