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気持ちを新たに



 冷たく、強い風が吹いた25日の雁の巣球技場。3月下旬にも拘わらず、まるで冬に戻ってしまったような天候に、寒さに耐えながら取材になりました。しかし、ピッチの上にはハツラツとボールを追う選手たちの姿がありました。ピッチの上に響く大きな声。キレを感じさせる動き。4日間のオフの前は、どことなく、どんよりとした空気が漂っていた雁の巣球技場でしたが、チームは新たな気持ちで前に向かって進み始めたようです。

 非常に難しい期間だったと思います。日本を襲った未曾有の大災害の前に、はたしてサッカーをしていてもいいのだろうかと言う思い。Jリーグ再開の目途が立たない中、何を目標に準備をすればいいのかが見えなくなった毎日。サッカーをすることの意味さえ不明確になってしまった日々は、選手たちのメンタル面で非常に大きな負担を与えていたように思います。そんな状況の中で自分たちのサッカーを表現できるわけもなく、雁の巣球技場には、どことなくどんよりした空気が漂っていたものです。

 しかし、4日間のオフとJリーグ再開の決定は、選手たちの心の中をクリアにしてくれました。
「お客さんの前でプレーすることは特別なことだし、責任のあることだと改めて感じた。ピッチの上で僕たちがプロとして戦う姿を見せることで、勇気や希望を与えることができるはず。みんな心を痛めているし、それぞれが背負っているものがあるので、それをピッチの上でしっかりと表現したい」(中町公祐)

 そして、城後寿は次のように話しています。
「普通にサッカーができること。温かなご飯が食べられること。それは本当に幸せなことだと改めて実感した。被災地の方たちは、食事も満足に取れない中で必死に生きている。自分たちは、もっとがむしゃらにやらないといけないと感じている」(城後寿)
 それぞれが、いろんなことを考えながら過ごした4日間。「Jリーガーは、みんな特別な思いを感じている」(中町)。気持ちをリセットし、新たな思いを背負い、チームは動き出し始めました。

 難しい問題はこれからも続きます。しかし、いまやるべきことは、与えられた環境の中で、自分たちのやるべきことを、ひとつ、ひとつ積み重ねていくこと。それはいつの時でも変わりはありません。リーグ再開まで約1カ月。1日、1日を無駄なく過ごし、今の想いをピッチの上で存分に発揮してくれることを願っています。

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