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逞しい逆転勝利



 昇格を果たすチームは、こういう苦しい試合を勝ちに持って行くものだ。そう思いながら記者席で試合を見守っていました。そして、難しいコンディションの中での逆転勝利。福岡にとって、大きな、大きな勝利でした。その試合を振り返って、「今日の試合は言葉でどう表わしたらいいのか、ちょっと分かりません」と上気した表情を浮かべたのは丹羽大輝。そして中町公祐は「本当にミラクルでしたね」と話してくれました。昇格を口にするにふさわしい逞しいチームになった、それが率直な感想です。

 この日の福岡にとって、最も大きな役割を果たしたのは高橋泰のゴールではなかったかと思います。雨が降り続く難しいピッチコンディション。1点ビハインドで残り時間が気になり始める難しい時間帯。高橋にとっては決して簡単な状況ではなかったと思います。その中で生まれた同点ゴール。相手のトラップを狙い澄ました、いかにも高橋らしいゴールに、思わず記者席で声を上げてしまいました。それは、単なる同点弾というだけではなく、徳島のメンタル面に大きな打撃を与えたことは間違いありません。

 そして、最後の猛攻を仕掛ける徳島に対し、全員が体を張ってボールを跳ね返すのは、いつもの福岡の粘り強さ。徳島がペースを握って戦う時間が長い試合でしたが、ゲーム全体を見渡せば、攻守に渡って、随所に福岡らしさを感じさせてくれた試合だったと思います。そんなチームを、アウェイの地に足を運んだサポーターは、そして、福岡から思いを送っていたサポーターも、いつものように熱い声援を送り続けました。総力戦で手に入れた勝点3。それも、今年の福岡スタイルです。

 さて、この日、千葉、そして東京Vが敗れたことで、福岡が置かれている状況は大きく変化しました。シーズン当初から、福岡に追い風が吹いていると感じていましたが、その風は、いまもなお吹き続けているようです。しかし、それは偶然ではありません。自分たちがやるべきことをやり、勝点を積み重ねることで引き起こした風。今はそのように思います。その風をも味方につけて、驕らず、高ぶらず、謙虚に、一歩ずつ前へ進んでいくこと。それが、福岡に残された最後の仕事だと思います。

「浮かれることなく、自分たちのやるべきことをやっていけば、掴みたいものは掴めると思う。本当に目の前まで来ていると思うし、自分たち次第で状況は進むと思う。次の試合で勝点3を取ることだけを考えてやっていく」(城後寿)。先のことを考えずに、勝った時も、そうでないときも、目の前の試合に全力を挙げて勝点3を取ることだけを考えてきた福岡。それはこれからも変わりません。徳島戦を迎えるに当たって、「自分たちは最終戦が終わるまで何も変わらない」と話したのは篠田善之監督。その思いで、残り6試合を戦うだけです。

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