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価値ある勝利

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 これまで先制された試合のリプレイを見ているかのような展開に、前半が終わった段階では、非常に厳しいと感じていました。しかし、後半に引き寄せた流れをモノにして今シーズン初の逆転勝ち。課題が整理されたとは思いませんが、非常に価値のある勝利だったと思います。立役者は、やはり永里源気。決勝ゴールもさることながら、難しい展開ので、何度も、何度も、アグレッシブに縦に仕掛け続けたことがチームがリズムを取り戻す要因になったと感じています。

 そして田中誠の同点ゴール。移籍2年目にしての初ゴールですが、試合後、トラメガを持って「これでようやくチームに貢献できた気がする」とサポーターに挨拶する田中誠の表情が、心なしか緩んでいるように見えました。普段、感情をあまり表に出さない田中誠ですが、移籍してきてからのプレーや、そして昨年負った大けがでシーズン後半を棒に振ったことなどに、非常に悔しさを感じていたのでしょう。そういう事情もあって、ようやくチームの一員として仕事をしたという実感があったのかも知れません。

 千葉戦の前にも、「レベルの高い相手に対して、まだ自分がやれるところを見せたい。楽しみなゲーム」と話していましたが、今シーズンは開幕から安定したプレーを披露。2年目を迎えて、様々な面で福岡という土地とチームに慣れたことで、さすがと思わせるプレーが目立つようになったと感じていましたが、大きな怪我を経て、いま充実の毎日を送っているように思います。新たにチームに加わった永里、中町公祐らに加え、ベテランも新たな面を出して活躍する姿を見て、チームに勢いがついてきたなと感じる試合でもありました。

 ただし、冒頭にも書いたとおり、整理すべき課題が解消したわけではないと思っています。守りに重心を置いたチームを崩すことは非常に難しいことではありますが、この日の試合でも、その相手を崩す手段が少なすぎるのは相変わらずでした。最後の精度を上げることはもちろんですが、決定機の全てが決まるわけではありません。精度を高めると同時に、自分たちの特長である相手の背後のスペースを突くサッカーを活かすためのひと工夫、ふた工夫が必要だと感じています。

 他にも、12試合を消化して8試合で先制点を奪われていることや、失点の半数がセットプレーからという変わらぬ課題もあります。上位進出のためには、これらの解消は欠かすことはできず、この日の結果にかかわらず、引き続き、解消に努めなければいけません。
 それでも、この日の勝利は心の中にあった呪縛を取り除く大きな意味を持った勝利。これをきっかけにして、次のステージに向けて進んでいく大きなきっかけになる試合だったと思っています。

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