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いま何をなすべきか



 福岡が鮮やかな勝利を飾った翌日、福岡市の県立スポーツ科学情報センター(アクシオン福岡)で「アビスパ福岡の原点~藤枝の想い~」と題したシンポジウムが開催されました。これは福岡サポーター有志によって開催されたもので、アビスパ福岡の源流を知ることで、福岡の町にプロサッカークラブがある意味、そして、福岡県民、市民として何をなすべきかを、もう一度度考えるきっかけにしようという趣旨で行われました。

 当日の講師を引き受けてくださったのは、前身の中央防犯(静岡県藤枝市)時代からサポーターを続ける、元藤枝ブルックス後援会広報担当役員で、NPO静岡県教育フォーラム理事である山下泰孝さん。サポーターからの依頼を快く引き受けてくださり、わざわざ静岡から足を運んでくださいました。中央防犯サッカー部の歴史、それを支えてきた藤枝市民の思い、福岡にやってきた経緯、その背景にあった様々な出来事。山下さんが語る言葉は、どれも感銘を受けるものばかりでした。

 そのひとつ、ひとつをここで紹介することはできませんが、私の心に残ったのは、移転先として他に候補があったにも拘わらず、福岡市民が集めた50万人の署名に、当時の中央防犯の社長が感銘を受け「福岡なら未来までチームを支え続けてくれる」との思いで最終決断をしたという話を聞いた時でした。はたして、福岡側にそれだけの決意と熱意があったのか。はたして、それを行動で示してきたのか。福岡に来てからの15年間を振り返ると、自分も含めて、ただ恥ずかしくなるばかりでした。

 1982年に中央防犯サッカー部として産声を上げてからの藤枝市での13年間。福岡ブルックス~アビスパ福岡として、福岡の町で歴史を重ねてきた15年間。それぞれの歴史を振り返り、原点に戻ること、過去に学んで何をすべきかを考えること、それがいま求められているのだと思います。Jリーグの理念は、企業・行政・地元住民が三位一体でクラブを支えることです。クラブと、クラブを支える企業に何をしてくれるのかを問うばかりではなく、三位一体のひとつである住民の1人として何ができるのか。それを、もう一度真剣に考えなければいけないのだと思います。

 この日のシンポジウムも含め、いま、自分たちに何ができるのかということを考え、実行に移そうとしている人たちがいます。その力はまだ小さなものです。けれど、そうしたひとつ、ひとつの動きが重なっていくことで大きな力が生まれるのだと思います。それぞれの人たちが、それぞれの立場でできることを、それぞれの方法で実行する。それが福岡というクラブを作っていくのだと思います。私自身も、メディアとしての立場で、具体的に行動に移したいと強く感じた2時間になりました。

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