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最高のスタート



 試合前、この試合の結果で福岡のこれからが決まると感じていました。福岡に関わる全ての人たちが、数年に渡って感じている閉そく感を払拭し、新たな気持ちで前へ進むためには、勝利という結果を示すしか道はないと思っていたからです。これから先の福岡の方向性を大きく変えるであろう試合。それは決して単なる36分の1の試合ではなく、特別な意味を持つ開幕戦の中でも特別な、そして、これまでの福岡の歴史の中で最も重要な試合。そう思っていつもの記者席に座りました。

 その試合で福岡は見事に変わった姿を見せてくれました。その中心になったのは今シーズンからチームに加わった若い力たち。自らの特長をフルに発揮してピッチの中を縦横無尽に駆け回ってチャンスを作った永里源気。気の利いたプレーで中盤でリズムを作り出した中町公祐。ルーキーとは思えない落ち着きで中盤の守備に貢献した末吉隼也。新しくなった福岡を象徴する3選手は、たった1試合でファン・サポーターの心を掴みました。それは、74分にピッチを去った中町に対して起こった盛大な拍手か物語っていたと思います。

 そして、若きエース・田中佑昌も素晴らしい活躍を見せてくれました。こぼれ球を押し込んだ先制点、トップスピードの中で見事なトラップを見せて奪った2点目。その力は誰もが知るところですが、大事な試合で、期待された通りに結果を出した姿に、さらに大きくなろうとしている気配を感じました。
 その2点目につながるクロスボールを送った中島祟典のプレーも見事の一言。彼にとっても様々な思いを抱いて臨んだ重要な開幕戦。そこで見せたプレーは、自分が変わりつつあることを自らの手で示したものだと感じています。

 甲府が攻守に渡ってバランスを崩していたことも勝因のひとつですが、そこを見逃さずに突いたことこそが大事だったと思っています。また、どんなチームでも全ての試合をベストコンディションで迎えることなどできず、福岡にとって勝つ以外になかった試合で、相手がそういったコンディションであったことに、追い風が吹いているとも感じました。そして、風を呼び込むのも、それを利用するのも、チームの力のひとつだと思っています。

 福岡にとっては最高の形で終わった開幕戦。しかし、それも終わってしまえば36分の1。この日の勝利は、これからの勝利を保証してくれるものではなく、この日の試合で福岡の全てが変わったわけでもありません。やらなければいけないことは、この日の戦いを継続していくこと。そうすることで福岡は本当に変わることができ、その先に大きな喜びが待っています。いま最も大事なのは週末に控えたアウェイの札幌戦。その試合に向けて、福岡に関わる全ての人たちが変わらぬ準備をすることが重要だと思っています。

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