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新たな道へ向けて



 既に各メディアで報道されていますが、27日、アビスパ福岡代表取締役社長・都筑興氏が1月末日付にて辞任すること、併せて取締役も同時に辞任することが発表されました。現段階では後任は決まっておらず、当面は同じく代表権を持つ酒井龍彦専務が社長職務に当たることになります。「残っておられる役員のみなさん、主要な株主のみなさんと話をしながら、なるべく早めに後任の社長を決めたい」と酒井専務は話し、開幕までには後任を決めたいとの意向を明らかにしました。

 また、都筑社長は辞任の理由を「一身上の都合」としましたが、その一方で、「2年連続の赤字で、チーム成績の方も皆さんの期待に応えられなかった。それらが社長の責任であることは重々承知している。そうしたことも含めての一身上の都合」とも話し、経営上の責任を取っての辞任であることを明かしました。また、突然とも思われる時期については、「チーム編成まではやらなければいけないと思っていたし、来年度の予算も承認してもらった。会計年度から言えば1月末が年度末でもあり、節目としては一番いい機会」と話し、区切りをつけての辞任との考えを示しました。

 様々な見方があるでしょうが、結論から言えば、4年間の混乱から脱するべく、福岡が舵を切り直そうとしていることを表す出来事だと思っています。印象としては、混乱とか、お家騒動とか、迷走劇というふうには受け取っていません。都筑社長が就任以来、経営状態も、チームの成績も急降下してしまった福岡にとっては、何処かで抜本的な改革をしなければいけなかったわけで、今回の辞任も、その流れのひとつではないかと個人的には思っています。

 この4年間を振り返れば、様々なことが思い起こされます。そして、経営上の責任者であった都筑社長が責任を問われるのも当然のことだと思っています。しかし、その一方で、経営的に困窮し、チームもJ2中位までに落ち込んだ主たる要因は、個人的な経営能力の問題というよりは、クラブ設立以来の構造上の問題と、それを放置してきたことによるものだと私は思っています。いまクラブに求められていることは、「何故、こうなってしまったのか」と悔やむことではなく、クラブ設立以来の問題点と真正面から向き合い、抜本的な改革に向けての道を歩み始めることです。

 後任社長にどのような方が就任するにせよ、現在の状況から脱するのは極めて難しい作業だと言わざるを得ず、多くの時間と労力が必要です。その間、様々な批判を受けることもあるかもしれません。しかし、そうした声を甘んじて受け止めて、目先の問題にとらわれることなく、あるべき姿を追い求めて一歩ずつ進んで行かなければなりません。その生みの苦しみは想像をはるかに超えるものかもしれませんが、それをはねのける勇気と情熱を持って一歩ずつ進んで行ってほしい。今は強くそう思います。

コメント

社長辞任

中倉様、いつも拝見しています

書かれている『構造上の問題』とは・・・。
みんなに分かるように具体的に書いていただけませんか?もっと切り込んだ言葉が欲しかったです。

経営責任は社長の問題なのは当然です。
ただ成績が悪かったのは選手と監督のせいですよね。
監督を決めたのは経営陣かもしれません。
ただ、
チームの成績が悪い=すべて社長のせい
そういった風潮になってるアビスパのサポーターには非常に違和感を感じます。

qazさんへ

その通り。社長は経営責任で辞任したんです。
サポーターの件については成績不振もあるでしょうが、
それより社長自身がサポーターを拒否したからこそ
サポーターも社長を拒否したんだと思います。

中倉です。
みなさん、コメントありがとうございました。中々レスが書けずにご迷惑をおかけしました。

さて、先日、新社長候補と2人の取締役候補の発表がありました。
いずれも、アビスパとは深い関わり合いのある、サッカーへの情熱も申し分ない方たちだと思います。また、7社会意外からの選出も初めてで、アビスパが変わりつつあることの現れだと感じています。

ただ、いつも書いていることですが、アビスパの経営問題は経営陣の能力だけに左右されてきたわけではありません。詳しく書くことは避けますが、組織内にある様々な問題にメスを入れることも3人に期待されていることで、それも含めて様々な改革を断行することが、これまでの負のスパイラルから抜けだす道だと私は思っています。

3人とも情熱のある方ですから、様々な面で手腕を発揮してくれるはずです。しかし、それでも現在置かれている状況は非常に厳しく、経営陣の努力だけで、全てがすぐに変わるわけではありません。どれだけ福岡にかかわる人たちが福岡の改革を断行する3人をサポートできるか。「何をやってくれるか」ではなく「自分たちに何ができるか」。そこはこれからも変わらない大事な部分だと思っています。

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