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考えるフィジカルトレーニング

ベテラン久藤清一(左)と、開幕スタメンを狙う末吉隼也(右)

 今シーズン2度目の2部練の始まりは、松本フィジコが指導するサーキットトレーニングから。改めて注意深く眺めていると、随所に細かい工夫がなされていて、1人で「ふ~ん、なるほど」とつぶやきながら(汗)メモを取っています。最大の特長はメニューとメニューの間に切れ間がなく動き続けていること。「一見軽そうに見えるけれど、けっこう体に来る」とは柳楽智和。松本良一フィジカルコーチによれば、いわゆる有酸素運動である「素走り」と同等の負荷がかかっているとのことでした。

 そして、いわゆるフィジカル系のトレーニングと、ボールを使ったスキル系のトレーニングが一体化していること。多くの練習は2つにグループ分けされて進行していきますが、たとえば、10対4のボール回しのトレーニングとインターバル走が並行して行われ、インターバル走が終わると休む間もなくメニューが入れ替わり、それが何度も繰り返されていきます。全てがこんな調子で、ここからここまでがフィジカル、ここからここまでがボールを使ったトレーニングという明確な区別がありません。そしてとにかく、休むことなく動き続けます。

2部練の始まりはサーキットトレーニングから。
熱い檄を飛ばす松本フィジコ。細かなエッセンスが詰まったトレーニングは見ていても面白い。
 また、10対4のボール回しとインターバル走を交互に連続して行うのは、疲労が溜まった中でも正確な判断力と正確な技術を発揮する力を養うことを目的としています。

 そして、このトレーニングは4人ずつに分かれた3グループとフリーマン2人で行われていますが、ボールを失った瞬間に守備に回る4人が入れ替わるため、常に誰が味方で、誰が敵かという判断を求められ、ピッチの幅をフルに使ったスペースの中でリターンパスを禁止することで、的確なポジショニングと、視野を広く持つことを自然に意識させる工夫がなされています。

 常に考えながらプレーすること。どんな状況にも臨機応変に対応すること。疲労が蓄積する中でぶれない技術と判断を養うこと。そして、サッカーをプレーしながら素走りと同等の負荷をかけて有酸素運動を行うこと。全てのメニューはそういった要素を取り入れることで組み立てられているようです。考えてみれば、サッカーは様々な要素が混在し、そして繰り返される中で進んでいくスポーツ。こうした臨機応変さを求めるフィジカルトレーニングが必要なのかもしれません。

 それでも、体育会隆盛期(汗)に競技スポーツに身を置いていた私は、どうしても根性系のトレーニングに哀愁を感じてしまいます。そこで松本コーチに声をかけてみました。「今年は、負荷を徹底してかける根性系の練習が少ないですね」。
すると松本コーチ、「いや、これからです」とニヤリ。さてさて、来週のフィジカルトレーニングが見ものです。

プロの意地。丹羽大樹は紅白戦で吉原正人に仕事をさせず。 いつ見てもバランスのいいフォームを見せる山形辰徳。 単純に見えるトレーニングも、高い集中力と考えながらプレーすることが求められている。

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