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クラブの決断



 クラブのフロントと、アビスパに関わる人たちの間に大きな乖離があることを示す決断でした。様々な事情を考慮しても、シーズンを振り返っての決断が、このようなものになるとは全く予想もつきませんでしたし、いまもまだ、その理由を全く理解できないでいます。クラブが下した決断の善し悪しを問う前に、どうすれば、このような結論にたどりつくのかを考えていますが、いくら考えても答えは全く見えてきません。

 失敗することは決して悪いことではありません。そもそも、人生など失敗と成功の繰り返しで、回数から言えば失敗の方が多いもの。失敗を失敗として認め、失敗の要因を自分の中に求め、それを取り除くべく自らの中に足りないものを身につける作業を続けることで、失敗は成功への糧になります。反して、失敗を失敗と認めずに事を起こせば、それは新たな失敗を招くだけです。別の方法があったはず、強くそう思います。

 さて、続投が決まった篠田善之監督にとっては、自身のこれまでのサッカー人生では経験したことのないほどの厳しいシーズンが待ち受けています。力不足を解消する機会を与えられないまま、経営難から強化費が縮小する見通しのチームを率いて真剣勝負の場所に出ていかなければならないからです。自らの内にある問題と、外にある問題の二つを抱えて勝ち抜けるほど勝負の世界は甘くはありません。しかし、1年後に出る結果についての全ての責任をとらなければなりません。

 選手にとっても厳しいシーズンになります。ふがいない戦いが続いた今シーズンですが、彼らが必死になって戦っていたことに疑いはありません。チームが上手く回らなかったのはチームマネジメント面に問題にあったからですが、そのマネジメント面に抜本的な解決を施されないままで、今シーズンと比較すれば飛躍的とも言える成績を残さなければなりません。しかも、選手としての価値は結果でしか判断されません。

 そして、チームを外側から支える様々な人たちにとって、その姿勢を理解できないチームを応援するのは難しいもの。チームが向かう方向と、その手段を理解できなければ、支えたくても、支えようがありません。
 願わくば現場以外の組織も見直して、監督をはじめとするチームスタッフと、チームを強く支援するクラブ体制を整えてほしい。そして、チームを支える人たちに向けて、チームと一緒に戦う事が出来るように道標を示してほしい。切にそう思います。

コメント

なぜ社長は辞める気配が全くないんだろう?
この人が来てから本格的に負のスパイラルに入り抜け出せなくなった。
判断がすべて真逆。辞めるべき人を続投・留任、辞めさせるべきでない人を解任。
何を考えてるんだかこの社長は、まず社長が責任とって辞任・退任すべきなのに。

人事の発表を知ったとき、そんな馬鹿なと思うと同時にそういうことがあってもおかしくはないと感じました。
このままでは間違いなく駄目でしょう、このクラブは。

もうゴタゴタと回りくどいことは言いたくありません。
有志で株を買うか、もしくはパトロンの出現を待つくらいしか手がないのでしょうか。

なんというか、「責任」とか誰も感じてないし、ゆえに誰も果たそうとはしないでしょう。それで選手達だけが自主性を発揮するとしても結果は見えている。つまり来季はさらなる低迷にあえぐということが。
アビスパというクラブの本性が露呈したんだと思います。

サポーターって無責任に何でも発言できる、本当気楽な立場ですよね。
ここ数年、試合を見に行ってサポーターを見る度に本当そう思います。

問題点とは?

>願わくば現場以外の組織も見直し
何が見直しが必要なのか具体的に公表して下さい。
部外者には問題点がはっきり見えません
色々な意見が有る事は知っていますが、一番近くで見ている
第3者として中倉さんの意見を聞きたいです。

「決断がこのようなものになる」とは篠田監督続投をさしているでしょうか。山倉さんも続投は予想されていなかった「。監督交代すべき」の考えでしたでしょうか。監督から今シーズンの総括を自身の言葉で聞きたい。(昇格を目標にしながら低迷したことにたいして)。また続投を受け入れたのだからアビスパを立て直す確固たる展望と方針があるのでしょうから、ぜひファン・サポーターに語ってほしい。単なる目標とか頑張るではなく、具体的に。ホームページでもよいから。「よし、来期もしっかり応援するぞ」と力を蓄えるためにも、どこかで気持ちの整理をしなければなりません。強くなってほしい。頑張れアビスパ福岡。

中倉です

みなさん、コメントありがとうございました。

どうしてこうなったのかについては、やはり、クラブの構造上の問題としか言いようがありません。もちろん、経営陣の力によって多少の変化はあると思います。けれど、大きなところから、細かいところまで、構造上の問題が山積みになっている組織では、それも目先のことだけにすぎず、結局のところ、同じ問題に直面することになると私は考えています。誰かが辞めればいいとか、誰かを引っ張ってくればいいというより、やる気があるかないかというより、何を、誰が、どう責任を持つのか、ということが明確になっている組織に変えない限り、同じことは延々と繰り返されていくと思います。それは、アビスパの過去の歴史が物語っています。

それでも、過去はJ2では他を圧倒する資金があり、その力で構造上の問題をカバーすることも出来ましたが、資金面での優位性を失ったいま、それは不可能になっています。どういう理由が存在しているのかは全く不明ですが、それでもなお、従来の方式を変えずに運営しようとしているところに問題の原点があると思います。

責任企業(あるいは経営権を持った社長)がいて、まず企業として何がやりたいのか、Jリーグに所属するクラブの責任として何をしなければならないのかを明確にして、それに賛同する人たちが株主なりスポンサーになる。それに賛同する人たちがスタジアムに足を運ぶ。そういう当たり前の組織にすることで、多くの問題が解決すると私は考えています。もちろん、不景気の中では、それでも難しい問題は常に存在するわけですが、それを乗り越えて成長していくのが経営というものだと思っています。
構造上の限界が見えてきた今、福岡の政財界のトップで形成されている株主の間で積極的な議論がなされることを私は望んでいます。

さて、ron さんから具体的な話をとの要望がありましたが、申し訳ありませんが、私が組織の全てを知っているわけではありませんから、漠然としたお話しかできません。
構造上の問題を解決するには、おそらく時間がかかるでしょうから、まずはクラブとして、現場以外の組織が何のためにあり、何のために動いているのかが明確な1本の柱でつながる組織にしなければいけないと思っています。

たとえば、福岡がJ1昇格を目指すのであれば、ありとあらゆる仕事の判断基準は「チームを強くするために」というものでなくてはなりません。出来ないこと、やれないことには、いろんな理由がありますが、これまでの仕事の内容や、慣例を一から見直して、ありとあらゆる全ての仕事を「チームを強くするために」という観点から行う必要があります。
J1昇格だけを目指したクラブが、全く昇格争いにも絡まないという現実は、現在の組織や考え方では上手くいかないということを物語っているわけで、過去の慣例に囚われない改革が必要ではないかと私は思います。

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