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キーワードは我慢



 3日は国立競技場へ。恒例となっているナビスコカップ決勝戦取材へ行ってきました。関東勢同士の対戦ということもあってチケットは完売。千駄ヶ谷駅周辺は昼前から賑わいを見せ、開場と同時に両ゴール裏は埋まってしまいました。試合前に両サポーターがゴール裏に描いた赤と黒、サックスブルーと黒のストライプは、それぞれのサポーターのタイトルにかける思いが伝わってくるもの。毎年感じることですが、やはり日本一を決する舞台は最高の雰囲気で包まれていました。

 さて、不利と言われていた戦前の予想を覆して優勝を果たしたFC東京。勝因は「ふたつの我慢」でした。ひとつは川崎が使えるスペースを消すために、相手に喰いつかずに3ラインを作ってコンパクトに保ち続ける我慢。もうひとつは、マイボールになった時に、攻め急がずにつなぎ直す我慢。立ち上がりは前へのアグレッシブさが逆に川崎にスペースを与えることになっていましたが、先制点を奪ってからは、狙い通りに「我慢」に徹する戦いを展開。計算されつくした勝利だったように思います。

 また、後半の途中から一方的に攻め続ける川崎の攻撃を跳ね返し続けた我慢も、もうひとつの勝因だったと思います。出色だったのはGK権田修一のプレー。ファインセーブでゴールを死守した場面はもちろん、何度も入ってくる川崎の際どいクロスを判断良く弾き返し続けたプレーに「ハイボールはほとんどジャッジミスがなかった」と城福監督も合格点を与えました。20歳という若さながらリーグ戦にフルタイム出場を続ける実力は見事。MVPは米本拓司が受賞しましたが、それに劣らぬ活躍だったと思います。

 そしてもう1人、MVP級の輝きを見せたのが平山相太でした。自身のゴールを含め2得点に絡んだだけではなく、前線での献身的な守備は仲間の守備負担を軽減し、巧みなポジショニングでマイボールを高い位置に引き出し、そのボールをしっかりとキープすることで、チームが体制を整える時間を作り続けました。城福監督は、川崎Fの攻撃を0点で抑えたこと要因を「後半、マイボールになったときに攻め急がずに自分たちの時間を作りながら休めたことが大きな原因」と話しましたが、それも平山の働きがあってこそでした。

 一方、敗れた川崎Fの関塚監督は、記者会見で悔しさを隠しませんでした。2年前にG大阪に敗れた時に、自分たちのサッカーは見せられたこと、G大阪が1枚上だったことを話した姿とは全く別な姿。それは、この2年間で川崎Fがタイトルを取るにふさわしいチームに成長したことの自負から来るものだったと思います。この悔しさを、リーグ戦と天皇杯で、どのように表現するのか。川崎Fのこれからの戦いから目が離せません。

【更新情報】
 09.11.02 J's GOAL:J2日記 地域とともに
 09.10.29 2002world.com:プレイバック「トキめき新潟国体」サッカー競技女子の部 その4

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