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失点は減ったけれど



 1点を取られたことが全てでした。中盤でボールを握られ、細かいパスワークに振り回されるのは戦前から予想していた通り。「ヴェルディが少しゆっくり来たことに対して合わせてしまい、それで入り方がぼけてしまった」と篠田善之監督は試合を振り返りましたが、そういうことが起こるのも想定の範囲内。福岡の現状を考えれば、勝点3を手に入れるためには、どういう状況にあっても、粘って、粘って、ワンチャンスをモノにすることが必要で、そういう意味では、先制点を奪われた時点で勝負あったと言える試合でした。

「守る」ということだけをクローズアップすれば、ゴールを奪われたシーンと、宮原裕司がレッドカードを提示された場面以外では、大きなピンチを迎えることもなく、中盤を支配されながらも、最終ラインを乱さずに良く粘っていたと思います。第3クールに入ってからの13試合で2失点以上を喫した試合は2つ。1試合平均で0.77失点という数字は、守備に関する最低限のことは出来るようになってきたことを示すものだと思います。

 その一方で、サッカーは攻守が混然一体となったスポーツで、守備から攻撃へどうつなげるのか、効果的な攻撃を仕掛けるために、どこで、どうやって、ボールを奪うのか、それらが求められるスポーツです。そういう意味では、福岡の守備には依然として物足りない印象が強く残ります。それは、福岡の守備が「守るための守備」にとどまったまま、「攻めにつながる守備」になっていないからで、それは、第3クールの得点が12という数字が物語っています。

 東京Vとの試合は、先制点を奪っていれば全く違った展開もあり得た試合でした。けれど、その点を取るという部分においては、チームとして形を見せられないまま。作ったチャンスは個人のアイデアに頼るもので、大久保哲哉の高さを活かしてリズムを作った後半も、出し手と受け手の関係以上に攻撃を広げることができなかったように思います。また、田中佑昌は怪我の影響を感じさせない動きでしたが、チームとして、彼のスピードをどうやって活かすのかという点は、もっと追求してほしい部分でもあります。

 今シーズンも、リーグ戦4試合と天皇杯を残すだけになりました。結果が求められる世界では、そのひとつ、ひとつで勝利を得ることにこだわるのは当然のことです。しかし、それだけにとどまってしまっては、貴重な勝利も結果以上の意味は持ちません。結果にこだわりながら、同時に攻撃と守備の連動性を高めること、それが福岡がやらなければいけないことだと思っています。試合数は少なくても、期間にすれば1カ月強。チームの内容に変化を求める時間は十分に残されています。

コメント

先日はお忙しいところ、お話して頂き、ありがとうございました。
関東でのアウェイ戦でしかチームや選手の様子、表情をうかがい知ることができず、
ついつい中倉さんには色々お伺いしてみたい事も多くなり、長々とお時間を頂いてしまいました。
おかげで気持ちがスッキリした部分もあったのですが、試合のほうは…。
せめて負けたとしても「悔しい!」と思わせてくれたら…。
正直、今はそれさえも無くなりつつあります。
でも、それでもまた試合がくれば、いつものように応援している私達夫婦。
福岡を離れ、関東には多くのクラブがありますが、やはり何処に居てもアビスパなんです。
今週末、またカシマでお会いしましょう!

>ひとぽん さんへ

いま、福岡空港のラウンジにいます。これから、鹿島へ向かいます。

先日はスタジアムで声をかけてくださってありがとうございます。
私は、どこまでもアビスパを追いかけているわけですが(汗)、悩んだり、切り替えたり、自分を叱咤激励したりと、心の中で様々な思いが渦巻くのは皆さんと一緒です。
そんな時、スタジアムで声をかけていただく方や、コメント欄を通してご意見をいただく方たちから、いつも勇気と力をもらっています。皆さんの声は、いつも「もう一度頑張ろう」という気持ちにさせてくれます。感謝しています。
どこかで見かけましたら(まずはカシマスタジアムですね)、また、気軽にお声をかけてください。

さて、今回の遠征ではスタジアムで声をかけてくださったひとぽんさんご夫婦を始め、多くのサポーターとお話しする機会がありました。そして、福岡を離れている人たちにとって、アビスパの存在がどんなに大きいものかということを強く再認識させられました。
自分たちが生まれ育ち、あるいは過ごした町への思いと誇りは、福岡を離れて暮らしているがゆえに、とても大きなものでした。そして、皆さんの思いに触れることで、アビスパは「どうだ、俺たちが福岡だ」という強いメッセージを発信するチームでなくてはならないと感じました。

明日の対戦相手の鹿島は強豪。言うまでもなく力の差は明らかです。けれど、「俺たちは福岡なんだ」という気持ちのこもった試合が出来れば、勝機もあると思っています。そして、そんな試合が見たいと強く思います。
それでは明日、カシマスタジアムで。

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