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恐るべし新潟

落ち着いた雰囲気を醸し出す店がまえ。「いかの墨」は外観から想像する通りの素敵な店

 さて、須坂屋で衝撃の新潟の夜を体験した西森記者と私。「こんなに旨くて安いんだったら、飲んで食べなきゃ損」という分かったような、分からないような理屈で、連日のように夜の街を徘徊していました(笑)。そして、国体成年女子の部決勝戦の取材終えた晩、予約しないと入れないと言われている超人気店「いかの墨」を尋ねました。さすがは人気店だけあって、開店早々に行ったにもかかわらず既に予約で一杯でしたが、予約のお客さんが来るまでという条件で何とかもぐりこみました。

 もう何と言おうか、大当たり中の大当たりです。間接照明で照らされた落ち着いた店内は、彼女との大切な1日を過ごすのにも、大事な取引先との懇親に使うのにも十分な高級感。従業員の教育も非常に行き届いていて、その立ち居振る舞いは一流店のそれ。何を尋ねても、よどみなくテキパキと的確に応えてくれます。飲み屋の料金とは単に酒と肴の値段ではなく、過ごす時間と空間のために支払うもの。お金を使う価値を十分に感じさせてくれる店です。

唐津のイカと、北海道のイカの、いいところを合わせた新潟のイカ。下足は後作りにしてくれる。
のどくろ(右)と、マグロの刺身。少々値は張るが、新潟に来たら、のどくろは外せない。
 当然のように肴も絶品。まずは「イカの活き作り」。その味は、呼子の烏賊のコリコリ感と、甘味がたっぷりと感じられる北海道の烏賊を併せて2で割ったような味。添えられているゴロ(烏賊のはらわた)は、箸でつついても全く崩れないほど新鮮でした。

 そして、のどくろの刺身。脂がたっぷりと乗った柔らかな白身が口の中で溶けていきます。口に運んで、2人とも思わずにっこり。本当に旨いものを食べると、人間は笑ってしまうのだなと実感しました(笑)。

 大ぶりのバイ貝の煮たものも、栃尾の油揚げの炭火焼も、枝豆も、どれも、これも、美味しさが違います。締めで頼んだ「季節の釜戸炊土鍋ご飯」(一合半)は、お米のおいしさはもちろんのこと、溢れんばかりに松茸がたっぷりと入った贅沢なものでした。そして、やはり日本酒は得も言われぬ美味しさ。どの地酒も600円程度で楽しめるのも最高です。たっぷりと楽しんで、会計は2人で約10000円。味わったものとの、あまりにもアンバランスな値段設定に、改めて新潟の凄さを思い知らされた2人でした(笑)。

 大の男2人が、ただ、ただ、ニヤニヤしながら過ごした1時間半。過ごした時間と、雰囲気と、酒と肴の旨さに、これ以上はないという満足感を味わいました。
 しかし、このままで終わらないのが2人の食い意地の張ったところ(汗)。どちらからともなく「須坂屋に行きましょう」と誘いあって、足は新潟駅とは反対方向へ。商売っ気のないチャキチャキしたおばちゃんの声を聞きながら、注文したのは「もり2枚」ずつ。店を出た時には、もう何も入らないほどお腹が膨れていました(汗)。

栃尾名産の油揚げの炭火焼。素朴な味わいが日本酒にぴったり。 酒や肴だけではなく器も趣のあるものばかり。「いかの墨」は、あらゆる面で楽しませてくれる。 そして、やっぱり締めは須坂屋のそば。飲んで、食べた後にもかかわらず、もり2枚はスルスルとお腹の中に入って行った。

越後もち豚の串焼き三種盛り。新潟は酒もうまいが肉もうまい。

 さて、新潟と言えば「越後もち豚」も名物のひとつ。もちろん、それを見逃すわけはありません。「いかの墨」を訪れる前日、観光ガイド片手に調べた店へやってきました。その名も「とん八」。須坂屋そば・新潟駅前店から10数メートル。路地を少し入ったところにあるお店です。風情は大衆居酒屋。余計な飾りつけのないシンプルな店内も、それはそれで風情があります。メニューは看板の「もち豚料理」から、「へぎそば」「海鮮」まで。夜でも定食(豚カツ系)が食べられます。

 もちろん、この日の目的は「もち豚」です。さっそく串焼き3種盛りをチョイス。ほどなく、大振りの串焼きが運ばれてきました。「とん八」がビッグスワンで400円で出している串焼きも、お店で食べれば210円(笑)。その大きさといい、値段といい、間違いなくお得な一品です。そして、口に運んでまた満足。柔らかな肉から肉汁が溢れだし、同時に口の中に豚肉の脂の甘みが広がって行きます。控えめな塩加減は肉本来の味を味わえて美味。またも顔がゆるんで行くのを感じます。

きれいなピンク色の肉が食欲を誘う。あっという間にお腹の中へ消えていった。
場所は新潟駅から5~6分。ランチ営業もある。
 そして「もち豚のシャブシャブ」。運ばれてきたピンク色の豚肉が食欲を誘います。さっそく肉を一切れつまんで湯の中へ。さっとくぐらせて、色が変わるか変わらないかのところで引き上げてポン酢でいただきます。

 そして、またもやニヤリ(笑)。串焼きの濃厚な味わいとは違って、こちらは脂が適度に落ちたあっさりとした味わい。ひとつで2度美味しいとはまさにこのこと。気がつけば、あっという間に肉がなくなっていました。

 さて、この店では地酒はいずれも450円。そもそも、その安さに感激していたのですが(なにしろ焼酎と同じ値段)、そこへ「もち豚」の美味しさが加わったことで完全にスイッチが入ってしまった2人。ここからは飲む、食べるが止まらなくなってしまいました(笑)。味噌を挟んで焼いた「栃尾の油揚げ」、脂の乗った白身が美味しい「のどくろの塩焼き」等々、どんどん進んで行きます。

 そして極め付けが地元でとれた「毛ガニ」、なんと680円です。写真の通り小ぶりではありますが、大きさに拘わらず、この値段で食べられること自体が驚き。しかも、肉はしっかりとつまり、カニ味噌も味わえる一品。いやいや、ただ、その安さに脱帽してしまいました(汗)。いずれの料理も全国チェーン店の居酒屋並の価格ですが、一味違う旨さ。「いやあ、新潟はいいところだ」。膨らんだお腹をさすりながら2人で店をあとにしました。

 さて、そんな新潟にも、日本中どこでも見かける居酒屋チェーン店が駅前に立ち並んでいます。誰が入るんだろう?素朴な疑問を抱いた夜でもありました。

栃尾の油揚げ。素焼が一般的だが、味噌を挟んで焼くのも旨い。 さすがに大衆店でも、のどくろはそれなりの味。ふっくらと柔らかく、脂の乗った白身は焼いても旨い。 こちらは驚きの680円の毛ガニ。ただ、ただ、脱帽だ。

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