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3度目のドローも、チームの変化を見せた試合



 富山の堅実な守備をどうやって崩すかをテーマに臨んだ1戦でしてが、2点目が奪えずに引き分け。今シーズンからJリーグに参入した富山との2009年の対戦は全てドローという結果に終わりました。ホームで勝てなかったことに非常に残念な気持ちが残りましたが、両チームともに自分たちの力をぶつけ合った好ゲームだったと思います(詳細レポートは J's GOAL でご覧下さい)。そして、福岡が守備面で大きな変化を見せた試合でもあったと感じています。

 福岡の今シーズンの最大の課題は中盤の守備が機能しないこと。ファーストディフェンダーの役割が不明確なためにボールホルダーに対する寄せが遅れ、高い位置からプレッシャーをかけることが出来ずに、ズルズルと中盤を突破されるのがパターンでした。ここのところ失点は減っていましたが、それは、最後の最後で体を張って防いでいたからで、必ずしも、中盤の守備が機能しているとは言い難い状況でもありました。しかし、この日の試合では、今までと違った姿を見せてくれました。

 要因は、ゴール前のスペースカバーを六反勇治に任せて、最終ラインを5~10メートルほど高く設定したことにありました。その結果、前線から最終ラインまでがコンパクトになり、高い位置からの素早いアプローチと、それに連動してボールの出しどころに対して強くプレッシャーをかけることが可能になりました。立ち上がりの時間帯、先制点を奪った後の時間帯で、それぞれ富山のパスワークに混乱した部分もありましたが、それ以外は、相手の良さを消して安定した守備が出来たと思います。

 課題はやはり攻撃面。特に富山との試合で痛感したことは、ラストパス、フィニィッシュの精度云々を言う以前に、ビルドアップの部分で改善しなければいけないことが多くあるということでした。ボールホルダーが前を向くと同時に、受け手がパスコースを確保し、その受け手を必ず2人がサポートしてトライアングルを形成し、さらに次のパスを予測する選手がスペースへ飛び出していく富山の動きと比較すると、その違いは顕著でした。ビルドアップのレベルは現在の順位と同レベルにあることを認めざるを得ません。

 それでも90分間を通してみれば、今シーズンの中でも1、2番目の出来だったと思います。守備が安定したことでバタバタする時間帯も少なく、田中佑昌が足元で受け手からドリブル突破を仕掛けたり、城後寿が思い切りよく長い距離を走ってゴール前へ飛び出していくなど、いくつかの攻撃のバリエーションも見ることが出来ました。
 ただ、それでも勝てなかったのは、チームとしてのレベルがまだ低いということ。この日見せた変化を継続しつつ、課題の解決に向けての努力を続けていかなければいけません。やらなければいけないことは、まだまだたくさん残されています。

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