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まだ何も変わってはいない



 時折、バケツをひっくり返したような大雨が降る雁の巣球技場で、福岡は紅白戦とセットプレーの確認を行って徳島戦へ向けての準備を終えました。徳島が中4日でプレーするのに対し、福岡は中2日。フィジカルコンディションに差があることは否めませんが、それを乗り越えて勝利を掴まなければいけません。「準備の時間もなく、フィジカル的にもきつい。でもそれは何の理由にもならない。ホームでの戦いで負けるわけにはいかない」と篠田善之監督も話します。

 さて、首位・湘南に対して劇的な逆転勝利を飾った福岡ですが、だからと言ってチームに復調の兆しが見えたのかと言えば、それは違います。ゴールを奪われても下を向かずに最後まで勝利を目指して戦ったこと、湘南が省エネモードで戦っていた立ち上がりの30分までは、ファーストディフェンダーに連動して守備のバランスを取るサッカーが出来たことは変化と言えますが、それでもまだまだ。劇的な勝利に浮かれることなく、引き続き、チームとしてやるべきことを90分のゲームの中でやり続けるということに変わりはありません。

「劇的な勝利だったが、冷静に振り返れば結果として勝点3を取っただけ。やられてもおかしくないシーンはあったし、攻撃も必ずしも上手くいってないし、勘違いをしてはいけない。そうでないと足元をすくわれる。まだ何も得ていないし、ここまでで失った勝点は多い。しっかりと気持ちを引き締めて戦わなければいけない。そういう意味で、明日は大事な試合」と丹羽大輝も口にしています。危機感とチャレンジャー精神を持って戦えるか。それが徳島戦での最大のポイントだと思います。

 そして、戦い方という面で言えば、徳島の攻撃の起点となる羽地のプレーをどこまで制限できるか、そして、中盤の守備バランスをどこまで高められるかが鍵。攻撃面にも物足りなさが残る福岡ですが、まずは勝てない最大の要因である守備の部分で変化を見せることが大切だと思っています。ホームの戦いで勝点3を積み上げることは当然のことですが、結果だけではなく、内容にも進歩の跡が実感できる試合をすることが、今の福岡には必要です。

 さて、そんなチームに新しい戦力が加わりました。柏から期限付き移籍で獲得した阿部嵩。21日のトレーニングからチームに合流しました。「グラウンドもしっかりしているし、サッカーに打ち込める環境があるという第一印象。自分の特長はディフェンス面での激しさと、攻守に渡ってバランスを取るプレー。今はチャレンジしたいという気持ちが強い。その上で福岡のためらどれだけ仕事が出来るかだと思う」と話してくれました。流通経済大を経てプロになって3年目の彼にとっては勝負の移籍。阿部にとっても、チームにとっても、いい結果が出ることを期待しています。

コメント

変わったと思える数少ない点はビハインドの終盤に数をかけて攻め込むことでしょうか。
仰る通りまだ何も変わっていないと感じさせる試合内容でした。

何をおいてもまず守備についてですが、シーズン半分以上を消化しても未だに好転の兆しすら見られません。
プレスはただマーカーの前に立っているだけ、2,3本ボールを繋がれただけで簡単に前を向かせてしまいます。
選手達の意思を統一してこちらを切ってここに追い込みこのエリアで奪う、などのプランは全く見受けられず。
守備はボールを奪うことであると理解しているのか不安に思います。
事実、チームのタックルの異常な少なさはスタッツにも顕著に現れています。

それにポゼッションを標榜しているチームがポゼッションで他の全てのチームに劣っているのも異常です。
しかもホームでも圧倒的に支配されてしまっていて明らかに戦い方に限界があると感じます。

リトバルスキー氏が着任して以降守備の大きなガタツキが直されないままです。
それはもう何度も指摘されている通り監督の力不足によるものです。
中倉さんは選手達の話し合いが足りないとありますが、私はそれで解決する糸口が掴めるとは思えません。
少しは助けになる、という程度のものに過ぎないと思います。
一昨年あたりに久藤選手が「選手達だけでやるにも限界がある」旨の発言しているのを聞いたことがあります。
それだけ監督がチームに与える影響は大きいものなのでしょう。

今までのクラブの反省と体裁を保つためにもクラブを去るまでしなくてもいいから
とにかく退任してまたやり直して欲しい。切実にそう思います。
そうでないと12/5の横浜FC戦も今日と同じフットボールが展開されているのが目に見えています。

なぜ、できないのでしょうか?

なんとか引き分けにもちこみました。選手の頑張りで、負けなくてよかった。しかしゲームとしてはつまらない迫力のない試合です。ゲームの主導権はほとんど徳島が支配し、福岡の選手はボールの後を追いかけるだけ。全く福岡のサッカーができていない。チームとして連携した攻撃がみられない。観戦していてつまらないのです。イライラしどうしです。「なにも変わっていない」そのとおりでした。なぜこうも変わらない、変えれないのでしょうか。他のチームができて、福岡はできない。選手個々人は頑張ってはいるが、今の練習ではチームとしては変わらないということでしょうか。どのチームも強くなっているし、ライバルの鳥栖は躍進し、昇格も手が届きそうな勢い。アビスパ福岡には他のチームにも負けない大勢のファン・サポーターがついている。一刻も早く、強いアビスパに育ててほしいものです。

このままひきこもりのスタイルがアビスパのサッカーになるのでしょうか。

ロスタイム同点後のパワープレイ、サトシに上がるように指示していたのはジャンボでした。もはや監督の仕事は采配のみなのでしょうか…。その采配も後追いばかりのワンパターン、これといったメッセージもなく試行錯誤の連続。

一刻も早くこの異常事態を終わらせなければいけないと思います。ユタカをこのまま器用貧乏で埋没させるのは残酷です。GMの言う監督の伸びしろとは一体どういうことなのか未だによくわかりません。

一度湘南や他チームの練習を取材されてはいかがでしょうか?

中倉です。みなさん、コメントありがとうございました。

>hazaki さんへ

私の書き方がまずかったようですが、選手の話し合いが足りないことが問題だとは、私も全く思っていません。ただ、せっかく選手同士で話し合うのであれば、表面的な話し合いではなく、喧嘩するくらい突っ込んだ議論をしなければ意味がないと思っています。本来は、選手同士が話し合う必要などないように、監督がチームをコントロールすべきであると言うのが私の考えです。上手く伝えられず申し訳なく思います。

さて、結果が出ないと、メディアから監督の戦術が問題だという指摘が強くなるものですが、サッカーは正解のないスポーツです。私は戦術自体に問題があるのではなく、それを徹底できないことや、目指す方向性を具体的なプレーに落とし込めないことに問題があると思っています。どんなやり方であっても、それを徹底させることで勝利への道が開けるのがサッカーというスポーツだと思っています。そして福岡の問題は、チームとしてどういう戦いをするのかが明確になっていないことに加え、選手起用、交代、戦術に統一性が感じられないことにあると思っています。これでは思うような結果は得られません。

リトバルスキー前監督の志向が間違っていたとは私は思っていません。むしろ、リトバルスキー前監督が施行したサッカーが実現すれば、J2では革命と言えることも起こせると考えていました。ただ、それを具体的な形にして選手たちに示すことがリトバルスキー前監督には出来ませんでした。それに、選手に求める要求も高すぎたように思います。約2年間、彼のそばにいた人間として思うことは、彼の思いを正確に伝えるための環境が整っていなかったということ、彼に実情を伝える役割の人間がいなかったこと、そして、リトバルスキー前監督も、自分の思いを伝える術を持っていなかったということです。

そういった経緯を踏まえ、いま一番失望している点は、その状況を私よりも近い位置で見ていた田部GM、篠田監督や、藤川コーチ、有吉コーチ、そして選手たちが残っていながら、リトバルスキー前監督のときと同じことを引き起こしているという現実です。「なぜだ?」と言う思いを私はシーズン当初から抱えていますが、その理由はいまもまったく分かりません。

様々な事情が交錯する中での篠田監督、チームスタッフの就任でしたから、情状酌量の余地もあると思っています。しかし、そういった状況を考慮しても、いまの現状は、監督やチームスタッフにも責任があると批判されても仕方がない状況にあります。チームの方向性を示すのは監督の仕事ですし、目指すサッカーの概念を形としてプレーに落とし込むのも監督の責任です。また、hazaki さんがご指摘の通り、目指しているものと、実際に行っていることとに信じられないほどの乖離があり、そういう意味で、監督としての手腕に疑問を投げかけられても仕方がない状況にあると思います。

ただ、フロントの力を考えると、監督交代が全てを状況を変えるとは思うない部分もあります。それでも、現在の状況を容認しているだけなら、何試合消化しようとも事態は大きく変わることはないように思います。篠田監督に任期を全うしてもらうというのがフロントの考えであるのなら、GM、フロントがもっと積極的にチームに働きかけ、監督とともに事態の収拾に努める必要があると思います。
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>ガンレクマン さんへ

ガンレクマンさんがご指摘の点については、本日のブログに私の思いを書きました。今のチームは、監督や、選手たちのコメントを聞く限り、引きこもりサッカーとも言えるやり方を、むしろ選択しているように思えます。苦しい状況の中、まずは勝点を重ねることでチームを立て直そうとする考えは否定しませんが、目の前の勝点を追い求めることが目的になってしまっているように思います。

しかし、チームの本来の目的はJ1昇格を果たすこと、そして勝負の世界に生きる者の義務として、可能性が残されているなかで最高の順位を目指すと言うことです。だから、目の前の戦いで勝利することにこだわらなければいけないのです。ただ勝点を重ねればいいというわけではありません。いま福岡に必要なことは、何のために戦っているのかを明確にすること。それがはっきりとすれば、戦い方はおのずと変わるはずだと思います。
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>ハイブリッド さんへ

おっしゃることにまったく異論はありません。私も同様に思っています。
足りないものをどうやってカバーするのか。監督にゆだねるだけではなく、クラブとして、その問題に正面から取り組まなければいけないと考えています。

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