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頑張った末の逆転勝利



「1点取れば何かが起こる。ただ、その1点を取るダイナミックさが福岡にはない」。湘南の運動量が落ちてきた80分頃、私の取材ノートに記されたメモです。なんとももどかしい気持ちをメモしたものでした。それを覆したくれたのが、途中出場の岡本英也でした。彼の裏を取るダイナミックな動きだしが、それまで、出し手と受け手しか動かなかった福岡に刺激を与え、少しずつチームの動きが迫力を増していきます。そして84分。宮原からのパスを受けた岡本がゴールネットを揺らすと、すべての流れが変わりました。

 この岡本のゴールを皮切りにロスタイムを含めて8分間で3得点。今シーズン初の逆転ゴールに、サッカーは最後まで何が起こるか分からないことを改めて実感した試合でした。途中出場した高橋泰、岡本英也、宮原裕司らが、それぞれ得点に絡んだこと、田中佑昌、城後寿、丹羽大輝ら若手選手が活躍を見せたことなど、チームの中に変化が見られた試合だったとも思います。中でも、ここまで思うようなプレーが出来ていなかった城後が、その力を徐々に発揮し始めていることは、チームにとっては大きな収穫だと思います。

 ただし、湘南との間には、どうしようもないほどの差が感じられたゲームでもありました。特に顕著だったのが、攻撃の時にボールを持たない選手の走りの質。出し手と受け手しか動かない福岡に対し、湘南はパスが出ると同時に受け手以外の選手がスペースへ向かって長い距離を走り込み、相手が付いてくれば、付いてくることで生じる新たなスペースに他の選手が走り込む。その連動性と攻撃の広がりは別次元のものと言っていいほどの違いがありました。

 守備面では、アプローチのスピードと強さに差を感じました。じっとしていても汗が流れ出る気候の中、湘南が動きをセーブしていた前半は何とか喰らいついていましたが、30分を過ぎてからは、アプローチが甘くなって全く付いていけず。後半の立ち上がりに福岡が前へ出た時間帯に、それを上回るスピードと厳しい寄せでボールを取りきってしまうプレーを見せられた時には、正直、厳しいなと感じたものです。
 そうした力の差は選手たちが一番感じたようで、誰1人として満足気な表情を浮かべる選手はいませんでした。もっとも、この日の勝利に満足しているようではチームは何も変わりません。

 さて、この日の勝利で課題に解消の目処が立ったかと言えば、それは違います。しかし、選手たちが結果・内容を冷静に受け止めていること、力の差がありながらも最後まで今できることをやり通そうと集中力を失わなかったことなど、変化が見られた試合でもありました。そういう意味では、現状の中では一番いい勝ち方をしたことも確か。これをしっかりと徳島戦につなげてほしいものです。

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明日の徳島戦。久しぶりにワクワク高揚した気持ちで行きます。やってくれるのではないかと期待を込めて。

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