「フットボールな日々」は、INSIDE-WEB内のコンテンツとして移転します。ご愛読いただいている方はブックマーク等の変更をお願いします。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

感じられた変化の兆し



 結果は勝点2を失う残念な結果に終わりました。しかし、湘南戦から続く中2日の連戦は課題の修正に割く十分な時間がなく、問題を抱えていることを承知の上で戦わなければならない状況の中で、いまやれることは全て出してくれたと思っています。チームが置かれている厳しい状況に変わりはありませんし、満足がいくレベルにはまだまだ達してはいませんが、トンネルの出口の方向を見つけられたという点においては、価値のある試合だったと捉えています。

 過去3戦と比較して変化が見られた部分は、まずは気持ちの部分。「中2日の試合だったので、気持ちを相手よりも上回るということしか出来ないと思っていたので、走ることだったり、気持ちの部分だけでは相手に負けないようにしようと最初から言っていた」とは丹羽大輝。そして「3連敗していたし、ホームゲームだし、試合前からいつもと違う雰囲気が選手の中にあった」と城後寿も話したように、特に前半は、高い集中力と前に出る姿勢が強く感じられた試合でした。

 そして3人目の動き、フリーランニングという点でも改善が見られたと思います。最初の決定機は、宮原裕司、高橋泰、大久保哲哉の3人が絡んで作ったもの。そして、宮本亨が長い距離をスペースに向かって走り込んで札幌の守備を引っ張る動きを再三にわたって繰り返したことも、相手のプレッシングがいつものような厳しさを欠いたことにつながったと思います。そして、中払大介。中へ絞って高い位置でボールを落ち着かせたことで、中盤にパスを回すリズムを作り出していました。

 ただし、言い方を変えれば、意識を変えることと、サッカーの原点に戻るだけでチームに、ある程度の変化を与えられるということ。窮地に追い込まれてからではなく、どんな状況にあっても、この日の試合のような緊張感を持って臨まなければいけないということだと思います。そして、後半の入り方が悪いことや、10人の札幌に対して2本のシュートしか打てない工夫のなさなど、開幕以来続く課題は残されたままでした。根本的な修正は連戦が終わってから着手することになるでしょうが、もう少し意識を上げることで変えられた部分もあったように思います。

 さて、5日に控えるアウェイの仙台戦も中2日。こちらも課題を抱えたままで戦わなければなりません。札幌戦ではキックオフと同時に目一杯のボルテージでチームを後押ししてくれたサポーターの声援が大きな力になりましたが、仙台はJリーグでも有数の完全アウェイの地。札幌戦以上に難しい試合です。その中で、札幌戦と同じように自分たちのできることをすべて発揮すること。その結果として勝利をつかむこと。それが福岡がしなければならないことです。それがトンネルの出口を見つける唯一の方法だと思います。

コメント

丹羽を起用したことで以前より安定したと思います。
札幌戦のDFラインがベストでは?
サブは長野のほうが良かったですね
あとはウェリとユタカの使い方次第だと思います。
監督がまた元のメンバー(DF)に戻すなら今年は
終わりだと思ってます。

 この札幌戦で、3連敗の重く沈んだ心が少し晴れ、さぼっていたデータ整理を無事できました。私は、DFの安定というよりも、中盤の変化に関心が向きました。城後の右SH、宮原ー山形の縦型、ハライの右SHというダイヤモンド型になって、役割がはっきりした感じがします。そのためか、札幌戦では、横パスばかりでなく、縦や斜めのパスがよく通っていたと感じました。特に、ここ数試合の城後は、すごくよかった。去年まではあまりそう思わなかったけど、今の城後は本当に10番だと思えるようになりました。うまいし、はやいし、強い。
 パスが通ったのは、もちろん動き出しのよさも忘れてはいけませんね。ここ数試合のアビスパのパスは、パス(渡す)のではなく、リリース(離す)としか思えないようなプレーで、岡山戦では、TV観戦しながら、何日か前にアーセナルVSリバプールの試合を見ていたせいか、妻は「コートって日本のほうが広いとねー。まーたとられた。へたくそ。」とむちゃくちゃ怒るのでした。練習しよるとかねー」とまで言うのです。ゴメンナサイ!妻に代わって、選手の皆さんに謝ります。
 ところで、昨年も5月は散々でした。同じように湘南に4-0でやられてから、悪夢の5連敗。解任騒動の中でした。その中でリティーがいろんなシステムを試していたから、あれからアビスパが目指す形は?と思って、布陣の本を何冊か読みました。篠田監督のこだわる4-4-2というのは、動き方によっては、4-3-3でも、4-2-3-1でもなっていく基本形だと思います。このまま完成していってほしいです。
 また、一昨年リティーの言っていた、ポゼッション・サッカーになってきました。そうなると、ゴールキックを、相手コートまで蹴って、高さで競り合いセカンドボールを拾う(あまり拾ってないしー)よりは、キーパーからビルドアップする一昨年型がいいと思います。明日は仙台戦。昨年は、アウェーで、0-1、0-3。特に0-3で、昇格の可能性がなくなりましたから、ぜひ、借りを返してほしいですね。

中倉です。

SOCIOさん、かずやんさん、コメントありがとうございます。

丹羽は期待に応える働きをしてくれたと思っています。特に前半はキリノにほとんど仕事をさせていませんでした。札幌を無失点に抑えたことに対する高限度は高かったと思います。そして、それを可能にしたのは、やはり中盤に起きた変化だったと思っています。

ボールが収まらない、パスコースを作れない、相手の攻撃を遅らせるどころか、守備面では全く機能しない、これが札幌戦を迎える前の福岡だったように思います。中盤は攻撃と守備のつなぎ約として機能することが本来の役割で、それが機能しなければ、FWは孤立してしまいますし、最終ラインは相手の攻撃陣から狙い撃ちされてしまいます。これでは、得点することは難しいし、ギリギリの所で体を張る以外に方法はありません。J's GOALのレポートにも書きましたが、田中、柳楽にイエローカードが集中していることはその結果ですし、大久保、高橋がいい形でボールを受けられないのも同じ理由によるものだと私は見ています。

そして、札幌戦で感じられた中盤の変化を継続することが仙台戦での最大のポイントだと思っています。福岡はまだまだ多くの課題を抱えており、連戦のために、根本的な部分にメスを入れることが出来ない中では、まずは出来ることを最大限に発揮することが、チームの武器になると思うからです。

思い起こせば2004年、もはや昇格は無理と思われたところから8連勝した最初の試合は宮城スタジアムでの仙台戦でした。そして、今日も苦しい状況の中で迎える宮城スタジアムでの仙台戦。あの時と同じように、勝利を飾って序盤戦のターニングポイントにしてほしいと思っています。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。