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島原湧水めぐり

浜の川湧水。おいしそうに湧水を飲む学校帰りの女の子。

 さて、一次キャンプの最終日に諫早へ移動する選手たちをよそに島原にとどまり、久しぶりの休日を楽しんできました。人口49710人の島原市はとにかく静かなところ。特に、島原駅周辺は歩いていても人とすれ違うことも少なく、全長700メートルにも及ぶ一番街とサンシャイン中央街が連なるアーケードも、多くの店がシャッターを閉じたままになっています。それでも、気をつけながら歩いていると、ここかしこに興味深いものが。歩いてみないと分からない、いろんな発見がありました。

 この日の目的は湧水めぐり。商店街のあちこちに湧水があるために調べてみると、島原市は名水百選(環境省認定)・水の郷全国107(国土交通省認定)に選ばれており、市内の湧水ポイントは約60ヵ所。全体の湧水量は1日に22万トンと言われているとのこと。たった1日では、とてもとても全部を回ることは不可能ですが、早速手に入れた観光マップ片手に、主だったところを歩いてきました。キャンプ中の天候の悪さはどこへやら。青く澄みきった空が広がる、市内散策には絶好の1日になりました。

住宅に囲まれて沸く浜の川湧水は、今でも生活用水として使われている。
湧水は石で4ブロックに分けられ、それぞれ用途が決まっている。
  湧水には必ず柄杓が置いてあって誰でも自由に飲めるようになっており、時折、地元の方たちがペットボトルに水を汲みにやってきます。自分も備え付けの柄杓で冷たい水をゴクリ。渇いた喉に優しく水が広がっていきます。

 普段飲んでいるミネラルウォーターは喉の中で「水だ」と主張しますが、湧水はふわっと広って自然に体の中にしみ込んでいきます。最初はちょっと違和感を感じましたが、その優しい味は、どこかほっとするようでもあります。

 そして、湧水の中で代表的にものとして知られているのが写真(上・左)の浜の川湧水。古き懐かしい時代を思い起こさせる家並みを進み、矢印に従って路地へ入っていくと、住宅に囲まれる形で、きれいな水が湧いています。

 水場は4つに区切られており、その中を右回りに水が流れていきます。この湧水は現在も洗い物や飲み水などの生活用水として使用されており、湧き出し口に近いところから、それぞれ用途が指定されています。写真を撮っていると、学校帰りの女の子がおいしそうに水を飲んで行きました。

 どこまでも透きとおる水が、どこにも当たり前に存在している。観光マップに記載されてはいるとはいえ、特別に存在を主張するわけでもなく、陰に隠れるわけでもなく、ただあるがままに存在しています。見つけたからといって大きな感動があるわけではありません。でも心からほっとします。そんな湧水を大切に守っている地域の人たちの心や、水が与えてくれる落着きを感じることができた清々しい1日になりました。

白土湖の水場。ここでも少女がコップを洗っていた。 水頭井戸。奥にはつるべ式の井戸が見える。 こちらは速魚川の湧水。すぐ隣に食堂があり、湧水を練りこんだそばが食べられる。

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