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気持ちと気持ちのぶつかり合い

081117_開場を待つサポーターの長い列

 2日続けての天皇杯取材は、2日続けての延長戦。しかし、万博記念競技場での試合は非常に面白いものになりました、要因のひとつは甲府の頑張り。そして、もうひとつがG大阪のアジアチャンピオンの意地。好ゲームとは、どちらか片方だけが頑張っても成立しないもの。そして、ただ頑張るだけでも一味足りない試合になります。互いが現時点の力のべ手を出しつくし、そして、勝利だけを求めて戦うからこそ生まれる好ゲーム。今日の試合は、そんな試合でした。

 もちろん、厳しい日程のACLを制し、国内の激しいリーグ戦も平行して戦い、さらには代表選手を送り出しているG大阪のメンバーはベストとは言えません。しかし、その影響について記者から質問された西野朗監督は、「それは監督の僕が口にすることではない。それに選手だって、誰一人として、それをエクスキューズにはしないはず。いま、この試合に出ているチームがガンバ。いろんなハンデキャップを背負って戦っていかなければならないのがガンバだし、強豪チーム」とサラリと言ってのけました。

 そして甲府の安間貴義監督は、J1の強豪にチャレンジするのではなく、G大阪に勝ちに行きました。「引いてブロックを作って守ると、上手く守っているようでガンバの思い通りにやられる。0-1、0-2の試合はできるかも知れないが結局勝てる可能性はない。それならば、前からのプレスに加えて、前から行かずにバイタルを消して、SBの上がりはマラニョンと大西に、ぼかした形で守らせた」。G大阪に押し込まれても決定的なチャンスを与えたのは数えるほど。逆にカウンターからあわやというシーンも作り出します。

 試合のファーストプレーで得たFKをきっかけに先制点を奪い取った甲府は、その後は狙い通りの守備でG大阪の攻撃を封じ、G大阪は1点のビハインドにも慌てることなく、しっかりとビルドアップしながら、楔のボールを何度も何度も打ち込んで、冷静に甲府の守備に穴を空けに行きました。最後は勝負強さという点で勝ったG大阪が、延長前半で奪った勝ち越しゴールで甲府をねじ伏せましたが、甲府も、最後まで何かがあるぞと思わせるプレーを展開していました。

 そして、もうひとつ印象深かったのが、西野監督も、選手も、そして在阪のメディアも、全員が天皇杯を来年のACLへの出場権を獲得する非常に重要な試合と位置づけていることでした。様々な事情から、Jクラブにとって、天皇杯は戦うのが難しいと言われており、それはG大阪とて同じことです。しかし、それはそれとして、ピッチの上で戦うからには、世界の大会へ出場すること、そして、その舞台で頂点に登りつめることを目標にして、G大阪は日々の戦いに挑んでいます。その姿勢に、G大阪の強さの要因を垣間見たように感じました。

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