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福岡県代表は筑陽学園。5年ぶりの全国へ

081109_歴史に残る一戦

 9日に行われた「全国高校サッカー選手権大会・福岡大会決勝戦」。スタジアムに足を運んだ方も、TVで中継をご覧になった方もいらっしゃったと思いますが、東福岡高校と筑陽学園高校という、福岡県を代表する名門高校同士の対戦は、ともに自分たちの持ち味を発揮してぶつかり合う大接戦。ちなみに、福岡県代表がPK戦の末に決まるのは7年ぶりのことで、最後まで両チームともに一歩も引かない戦いは、まさに死闘という名にふさわしい戦いになりました。

 まずゲームの主導権を握ったのは筑陽学園。先制点を許したものの、すぐさま同点に追いつくと、堅い守備をベースに東福岡のサイド攻撃を封じ込め、22分には逆転ゴールをゲット。その後も、東福岡を自分たちのパターンにはめ込んでしまいました。両SBは守備に重点を置き、ボールを奪うとトップ下に預けて、すかさず3ボランチの外側の2人が縦に飛び出していく姿は、これぞ筑陽スタイル。全国で準優勝した5年前のチームを彷彿とさせる内容に、伝統は受け継がれているのだなと感じました。

 東福岡が反撃を開始したのは後半の20分過ぎから。大きな展開からのサイド攻撃を完璧なまでに抑え込まれ、まったくと言っていいほど自分たちのサッカーができていませんでしたが、選手交代で前線の人数を増やすとサイド攻撃が活性化。その勢いのままに64分に同点ゴールを奪うことに成功しました。ここからは、両チームが自分たちのサッカーをぶつけ合う展開へ。攻めも攻めたり、守りも守ったり。結局、延長戦を戦っても決着がつきません。ここまで互いの特長がフルにぶつかり合うのはサッカーでは珍しいことです。

 結局、福岡県代表校を決定するために行われたPK戦を筑陽高校が制して、全国への切符を手にしました。PK戦の最後のキッカーになったのは筑陽学園・主将の牟田雄祐。この日と同じ顔合わせになった今年のインターハイ福岡県大会決勝戦では、PK戦の末、自らのPK失敗で全国への道を逃していました。「みんなの思いも背負って蹴りました。インターハイ予選決勝戦の日から、最後に自分が決めて試合が終わる夢を、ずっと見続けてきました。正夢になりましたね」。その笑顔は晴れやかでした。

 東福岡も敗れたわけではありません。PK戦はあくまでも、全国大会への出場権を決めるために行われるもの。自分たちのサッカーを余すことなく披露した決勝戦は恥じることのない内容でした。「PK戦の結果は仕方がない。とやかく言う気持は全くない。たかが1本。されど1本。その1本の結果で決まってしまうのは辛いかもしれないけれど、それを背負いながら、次のカテゴリーで成功してほしい」(森重潤也監督・東福岡)。3年生は高校でのサッカーが終わってしまいましたが、彼らのこれからのサッカー人生にエールを送りたいと思います。

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