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原点が問われるラスト5

自分たちの原点が問われている。

 天皇杯での敗戦から1週間。今日、第40節の横浜FC戦がキックオフされます。天皇杯敗戦直後のミックスゾーンで選手たちが見せた表情は、ショックを隠しきれないといったものでしたが、いつまでも、そんな気持ちを引きずっているわけにはいきません。もはや、順位や、上位陣との勝点差、他チームの動向などを気にする立場ではありませんが、どんな状況にあろうと結果にこだわるのがアスリートとしての本能。横浜FC戦では、それを見せてほしいと思っています。

 今週のトレーニングで重点が置かれていたのは、攻守の切り替えのスピードを上げること、スペースへ動きだして角度をつけてボールを受けること、そして、シュートの意識を高めることでした。最近の試合では、前へ仕掛けるパワーが感じられず、スピードの変化のない、ただアーリークロスをゴール前へ送るか、ハイボールを大久保哲哉に送るだけの単調な攻撃を繰り返していますが、その部分を修正するという姿勢が見られたトレーニングでした。

「問題はチームのバランス。守備が良くなって失点は少なくなったけれど、その代り点が取れない。ベタベタのパターンですね」。大久保哲哉は、現在のチーム状況をそう話します。チーム全体の守備に改善が感じられるようになった代わりに、どうしても重心が後ろにかかってしまって、ボランチ、最終ラインが思うように押し上げられずに前線が孤立。そのため攻撃にスピードが出ないばかりか、クロスボールを入れても相手に跳ね返されたボールを拾えずに、どうしても攻撃が単調になるという事態を招いています。

 また、最近の試合では、前半は守備ブロックを作って相手を待ち受け、リスクを犯して攻めることを自重するような戦い方をしていますが、ではどこで攻撃に転ずるのかというチームとしての統一感に曖昧なところがあり、仕掛けよう、仕掛けようと思いながらも、その機会を見つけられないままに時間を過ごしてしまう傾向が見られます。横浜FC戦では、トレーニングの成果を形であらわすことと、臆病にならずに迷ったら前へ出るという姿勢を表現することがポイントになるように思います。

 そして、いま個々の選手たちに問われているのは、「数字上の可能性が残っている限り諦めない」というきれい事ではなく、何故サッカーをしているのかという、いわばプロ選手としての原点だと思います。そして、福岡に関わるすべての人たちも、それぞれの立場で、なぜ、クラブに関わっているのかということが問われているのだと思います。苦しくて出口が見えない状況の中だからこそ、自分を見つめ直し、その思いの全てをピッチにぶつけてほしいと思います。

【2002world.com更新情報】
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コメント

今日はチケットは持っていたのですが、レベスタに行きませんでした。
昨日までは楽しみにしていたのですが、朝起きると、またガッカリさせられるんじゃあないかという思いがしてきて行けませんでした。
98年から見てきてこんなことは初めてです。
来月は九石ドームに行こうと思います。

>deli_piero10 さんへ

中倉です。コメントありがとうございました。
何と返事をしていいものやら、しばらくコメントを前にずっと考え込んでいました。
そこで、私自身の考えを書かせていただくことで、レスに代えさせてもらえればと思います。

今年のアビスパの状況は、アビスパに関わるそれぞの人たちに、様々な思いを起こさせていると思います。考え方は違っても、そのひとつ、ひとつは、当人が真剣に思い悩んだ末のことですから、どれが正しいとか、どれが間違っているとかいう問題ではないと思っています。今の状況であれば、現実問題として「博多の森」へ足を運ぶのが辛くなる人がいるのも、やむを得ないことかもしれません。
でも、そんな思いをする人たちを増やしたくない。「博多の森」を、誰もが楽しい思いを抱いてやって来れる場所にしたい。それが今の私の思いです。

私は99年からアビスパを見ていますが、振り返ってみれば頭を抱えることの方が多かったと思います。腹が立つほど煮えくりかえることも何度もありました。私と個人的にお付き合いのある方なら、私がとてつもなく怒りを爆発させている場面に遭遇したことがあるはずです。それでもアビスパの取材を止めない最大の理由は、私が福岡に住むライターであり、アビスパが福岡にあるチームだからです。

アビスパは福岡を代表するチーム。だから、少しでも多くの人たちにアビスパを知ってもらいたいし、好きになってもらいたい。みんなで一緒に応援できるようなクラブに成長してもらいたい。そして、誇りを持って、他の地域の人たちにアビスパのことを発信したい。そう思っているからです。

そして、たとえクラブやチームがダメダメの状況であっても、その中に1人でも頑張っている人がいるのなら、その活動を見届けたいし、伝えたい。それが頑張っている人に対する私の激励と感謝の表わし方ですし、取材をすることを許されている私のするべきことだと考えています。ですから、どんな状況になろうが最後まで見届ける気持に変わりはありません。

人間ですから、スタジアムや練習場へ向かう足が重いこともあります。結果や内容が受け入れ難いと思うことも多々あります。それでも、試合内容や結果、クラブの経営状況や姿勢は、私の悩みの種ではあっても、福岡を取材するモチベーションに影響を与えるものではありません。まあ、アビスパが好きだということなのでしょうね・・・。

ただ、当のアビスパは何年経っても同じことの繰り返しです。それどころか、今シーズンは、私が知っている限りでは過去最悪の状態にあります。どこへ向かっていこうとしているのか分からない状況にも見えます。しかし、アビスパを大事に思う人がいる限り、いつかは必ず誇りを持てるクラブになれると信じています。いまは、そのために自分ができることをやり続けるだけ。そう思っています。

※私は、レベルファイブスタジアムを含めた周辺を包む空気や、選手、ファン・サポーターが作り出す雰囲気が大好きで、その総称として「博多の森」という言葉を使いました。スタジアムそのものを指す言葉としては使用する意図はありませんので、ご了解いただければ幸いです。

入場者数が1万4000人を超えていたことを知って、自分が恥ずかしくなりました。
残りのホーム2試合が今から楽しみになりました。

>deli_piero10 さんへ

中倉です。コメントありがとうございました。

前向きに歩けることもあれば、悩んで立ち止まることもあります。
喜びを感じる時も、涙する時もあれば、勇気で一杯の時も、臆病になる時もあります。
そういったことを繰り返しながら、それぞれの人は、アビスパとそれぞれの関わり方を見つけていくのだと思います。
私もどうしようもなくなる時もありますが、そのたびに、ここにアクセスしてくれる方をはじめ、多くのサッカー仲間から力と勇気をもらっています。

次のホームゲームは1ヶ月先ですが、アビスパは、きっと逞しくなった姿を見せてくれるはずです。

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