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それでも前へ!

081013_福岡の天皇杯は3回戦で終わった

 さびしい敗戦でした。「負けてしまったので、もう自分たちの天皇杯は今年は終わりました」。記者会見で篠田善之監督が真っ先に口にした言葉に、この日の結果に対する思いのすべてが表現されていたように感じました。勝負事である以上、勝者がいれば、敗者もいます。サッカーライターという仕事をしている私は、個人的な感情とは別に、結果を冷静に受け入れなければならない立場にいるわけですが、この日の敗戦は、チームが置かれている厳しい現実を象徴しているようで、心の整理をつけるのに少し時間がかかりました。

 試合の印象は、J's GOALに書いた通りです。前半はまずまずの出来だったように思います。ラストパスや、あと1本のパスの精度を欠いたこと、守備に重心を置いていたため、攻撃への切り替えが遅かったことなどの問題があって攻撃は消化不良でしたが、試合をコントロールしていたのは間違いなく福岡。水戸は荒田智之のミドルシュート以外、何もできない状況でした。あとはどこで攻撃のスイッチを入れるか。それだけがポイントだと思っていました。

 しかし、福岡は攻撃へのスイッチを入れることなく、同じテンポで試合を進めてしまいました。前半の戦い方は、あくまでもどこかでスイッチを入れるのが前提。それができなければ、ただ様子を見ているだけで終わってしまいます。これではフィジカルが消耗していくのに応じてパフォーマンスが落ちるのも当然で、ジワジワと水戸に押し込まれていったのも道理でした。

 臆病に戦っていたわけではないと思います。J1昇格への可能性が極めて難しい状況になったいま、選手たちは天皇杯で少しでも上に行くこと、J1のクラブを倒すことを目標にしていたはずです。ただ、それを形で表わす力がまだ足りません。リードされた試合では「攻める」という選択肢しかないため、チームに一体感が生まれますが、いくつもの選択肢が存在する我慢比べのような試合では、まだチームとしての統一感を見出すことができていないということなのだと思います。

 それが、いいトレーニングを積みながらも、結果に結び付かない試合が多いことの要因でもあるように思います。水戸との天皇杯もそういう試合でした。しかし、今の現状を乗り越えるためにはトレーニングの中で解決するしか方法はありません。出口が見えない迷路にはまってしまったような閉塞感がありますが、それでも、自分たちの成長と、明日の勝利を信じて、前を向いて歩き続けなければいけません。悔しい思いに暮れるのは1日だけ。力を振り絞って次に向けて進んでほしい、今はそう思っています。

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