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納得できない試合

081005_工夫なく敗れた山形戦。情けなさだけが残る。

 試合が終わって、なんとも言えない気持ちで一杯になりました。私自身は前半の内容についても物足りなさを感じています。それでも、無失点で前半を折り返したのは4試合振り。篠田監督になってからは14試合を戦って4度目のこと。「前半を無失点で抑える」のがゲームプランであったのなら、それはひとつの成果。多少の問題を抱えていても、評価はできると思います。しかし、最大の問題点は後半の戦い方。失点した時間帯、数的有利になってからの攻撃の仕方。どれも頭を抱えてしまいました。

 失点シーンは対応した柳楽智和だけの問題ではありません。豊田陽平のゴールもスーパーなゴールでした。問題は、注意しなければいけない時間帯だということも、相手が出てくるであろうことも分かっていたにもかかわらず、いとも簡単に危険なゾーンにボールを運ばせてしまったチームの戦い方にあります。キックオフと同時に山形が仕掛けてきたのはすぐに見て取れましたが、それに対応する福岡の動きは、危機管理に欠けていたと言われても仕方がないものでした。

 そして、数的有利になってからの攻撃。引いて守る山形に対して、スピードを上げるわけでもなく、積極的に仕掛けるわけでもなく、ミドルシュートを狙うわけでもない。同じリズムで、ゆっくりと横パスを繰り返し、結局、浅い位置から相手が待ち構えているゴール前にめがけてクロスを入れては簡単に跳ね返され、しかも、そのこぼれ球を拾うことも出来ません。その姿からは、何が何でもゴールを奪うという気持ちは伝わってきませんでした。

 選手たちのモチベーションが低かったわけではないと思います。ただ、あまりにも工夫がありませんでした。福岡に必要なものは勝利。2失点目を恐れるのではなく、相手の様子を窺うのではなく、強引にどこかで仕掛ける必要がありました。そうすることで、引いている相手を引っ張り出し、相手の陣形に穴が空いてくるからです。いくつか生まれた惜しいシーンは、誰かが仕掛けたところから生まれていますが、それを徹底す姿勢は最後まで感じられませんでした。

 何故、同じことを繰り返して失点を続けるのか。何故、工夫もない攻撃を延々と続けるのか。何故、チームとしてゲームの中で修正しようとしないのか。私には理解できない部分です。選手が一生懸命にやっていることを否定するつもりはありませんが、目の前で繰り返されるシーンを見る限り、取り組み方に甘さがあると指摘せざるを得ません。勝敗以前に、戦うということはどういうことかを次の試合で示さなければなりません。それがプロとして義務であり、責任であり、プロであることの証明だと思います。

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コメント

 私も中倉さんとまったくの同意見です。
選手、監督共に手を抜いて昨日の試合を行なったとは思っていませんが、数的有利な状況であの何の工夫も無い攻撃を40分以上やっていてはプロとしての試合運びに疑問が残ります。昨日もテレビで観戦しましたが選手一人一人に危機感が無いような気がしました。アビスパが置かれている状況はかなり厳しいものです。ただ昨日の試合勝つことが出来れば自動昇格の順位まで勝ち点7まで迫れるところだったことを考えればもっと必死にやってほしかった。点が取れないチームだったら仕方ないで終わるかもしれませんが、アビスパはそれが出来るチームなので尚更悔しい気持ちがこみ上げてきてしまいました。事実上昨日の敗戦で「諦める」という気持ちが私自身強くなってしまいました。ただ昨日も山形という遠い地にアビサポが何人か応援にきていました。そういう人達の為に最後まで必死にやってもらいたいです。
次の天皇杯3回戦はレベスタでの試合です。是非勝って見にきているサポーターに最高の笑顔をプレゼントしてもらいたいです。
中倉さん、ホームとアウェーどちらでも同じような力を発揮できないと今後もアビスパにこれ以上の期待が持てないような気がしますがいかがでしょうか?アビスパが好きだから早く国内リーグのトップに行ってもらいたいと強く願ってやみません・・・。

>蜂助 さんへ

中倉です。コメントありがとうございました。

サポーターの声援や、スタジアムの雰囲気などを受けて、自分たちの精神状態をかなりハイレベルな領域まで高められることは、いいことだと思います。しかし、それが十分に受けられないアウェーでも、自分たちの力で、その領域まで精神状態を高めることが出来なければ、安定した戦いは出来ません。それを出来るのがいい選手であり、いいチームなのだと思います。残念ながら、そういった部分での物足りなさを、今のアビスパには感じます。

これは今に始まったわけではなく、以前J2にいたときも、同じような悩みを前松田監督は抱えていました。言い換えれば、それこそがJ1とJ2の違いであり、J1昇格争いとは、この精神レベル、意識レベルを上げられるかどうかの戦いだと私は考えています。どんなに高い技術・戦術を持っていても、それを発揮できる土台がなければ同じこと。それを身に着けない限り、現状を抜け出すことは難しいと私も思います。

特効薬はありません。日々の練習から、あるいは数々の公式戦を経験していく中で身につけるしかありません。しかも、ただ回数をこなしたからといって身につくものではありません。個々の責任と役割を認識し、常日頃から厳しく、徹底的に追求し続けないかぎり、いまのレベルから抜け出すことは出来ません。いまは心構えがまだ甘いということ。選手たちが自分の現状を客観的に捉えて自分を変えることが、いま求められていると私は考えています。

プロの世界ですから、それが出来なければいずれは淘汰されてしまいます。でも、福岡を応援している人たちは、誰も淘汰されることなど望んではいません。福岡に関わったすべての選手に成功してもらいたいし、強いチームになって欲しいと心の底から願っているはずです。そんな気持ちに選手たちが応える唯一の方法は、どんなときでも自分たちの力を精一杯発揮する姿を見せ続けることだと私は思います。

ですから、可能性があろうが、なかろうが、あるいはどんな結果になろうとも、力の全てをぶつけるプレーを見せるべきだと思いますし、それがプロとしてのあり方だと私は思います。次の試合は天皇杯3回戦。「いつも大事なのは目の前の1戦」。篠田監督が口をすっぱくして言い続けている言葉ですが、その思いを形で表して欲しいと思います。

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