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見えた兆しと、変わらぬ課題



 福岡も、徳島もチームの状態が良くないこともあって、試合には物足りなさを感じましたが、最大の目的であった勝点3を手に入れたという点では大きな収穫を得た試合でした。ポイントは丹羽大輝の先制点にあったように思います。篠田新体制になってから8試合を戦って先制点を奪ったのは2回だけ。徳島戦の前は4試合連続で先制点を奪われていましたから、今までと違う形でスタートできたことは、何かが変わったという印象を選手たちに与えたはずです。

 そして、この日のもうひとつのテーマが、攻守にわたってディテールの部分を突き詰めた戦いができるかということでした。ひとつ、ひとつのプレーには、まだまだ曖昧な部分が多く感じられました。しかし、まずは正しいポジションに戻ってからブロックを作って守備陣形を整えること、攻撃に転ずるときにリスク管理を怠らないこと、ややリトリートして守備のバランスを整えることを優先させること等に対し、チームとしてのこだわりを感じることが出来ました。

 ここでも、丹羽の存在がチームに好影響を与えました。それはコーチングです。声と大きなジェスチャーを交えて守備をオーガナイズする姿勢が、守備陣形を整えることに細心の注意を払うという前半戦の戦い方を引き出したように思います。そして、久藤清一の3点目も強く印象に残りました。チームが引いてしまった中で虎視眈眈とゴールを狙っていたからこそ生まれたゴール。久藤には珍しい大きなガッツポーズが、あの得点にかける本人の思いを表わしていました。

 ただ、問題は後半。守備を固めながら3点目を狙うのは定石ですが、前半とは変って、これまでと同じようにディテールの部分に対する曖昧さを露呈。いつもと同じバターンを繰り返してしまいました。単純なクロスボールにマークをぼやかしてしまった失点シーンはその象徴。何の前触れもなく決定的なピンチを迎えてしまうのもこれまでの繰り返しでした。アンドラジーニョ、石田祐樹に作られた4回の決定機は、相手が違っていれば失点に結びついていた危険性の高いものでした。

 改善の兆しが見えたのは収穫。その反面、徳島の拙攻に救われた感は否めず、まだまだ根本的な部分の改善には至ってはいないことを示した試合でした。しかし、守備組織の構築には時間がかかるもの。できないことをネガティブに捉えるのではなく、兆しが見えたことを前向きに捉え、練習からディテールにこだわる姿勢をさらに徹底することです。チームの安定感は、その繰り返しから生まれるもの。これからもやることは変わりません。

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