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繰り返される問題



 詳細についてはJ's GOALに掲載されたマッチレポートで触れていますが、とにかく稚拙な試合でした。前半に追加点を奪えなかったことが引き分けた最大の要因ではありますが、それ以外にも、幾つかあった勝負どころのすべてで後手を踏み、ズルズルと相手にペースを渡し、最後は自分たちのミスから2失点。田中佑昌のゴールで引き分けに持ち込んだものの、「勝てるゲームなのに完全な負け試合」という不思議な試合になってしまいました。

 多少の混乱はあったにせよ、トレーニングで取り組んでいた守備の意図は試合の中で見えていました。相手のミスに救われた面もありましたが、福岡の守備の現状を考えれば、守備全般としては及第点がつけられたと思います。また、大久保哲哉欠場の影響は否定できませんが、結果として2得点を挙げており、内容よりも結果を求める福岡にとっては悪くはなかったと思います。それなのに、なぜ勝てなかったのか。直接的な原因は個人のミスですが、その裏にある根本的な要因が非常に深刻であることを思い知らされました。

 注意すべき時間帯、注意すべき相手、注意すべきパターン、そして自分たちがやらなければならないことが分かっていながら、最も集中しなければいけない場面で徹底できず、必ずと言っていいほどミスが出る。いずれも単純なコーチングや、選手同士の確認があれば何も起こらないはずの場面。しかし、それを怠ったばかりに致命的な失点を喫する。問題なのは、それがシーズン当初から繰り返されていることです。高橋泰に喫した2失点目は、第1クールの熊本戦で高橋に浴びた4失点目と、第28節の水戸戦の1失点目と全く同じパターン。もはや偶然とは言えません。

 失点してからすぐに追加点を許すのもいつものこと。ここまで5分以内に追加点を許したのは6試合で8失点。これも偶然では済まされず、そうなる必然性をチームが抱えていると見なければなりません。極めて原始的なマンツーマンディフェンスの時が最も失点が少なかったのは個人の役割と責任が明確にされていたからですが、ゾーンディフェンスに戻したとたんに、その辺りがぼやけてしまうのは、もはや意識の問題としか言いようがありません。

 熊本戦を控えてのトレーニングが非常に集中した中で行われ、チームとしての雰囲気が良かったことは間違いありません。それにも拘わらず、あり得ない失点を2つもしてしまったという事実は、厳しいようですが、自分たちが抱える本当の問題点から目をそらしていたと言わざるを得ません。戦術理解度とか、技術レベルの向上とかではなく、少しのことに集中すれば片付く問題。しかし、それを「ちょっとしたところ」で済ませてしまったては昨年の二の舞です。選手全員がディテールにこだわって互いに妥協を許さないこと。そういう試合を次の広島戦では見せてほしいと思います。

コメント

見ていて前半が全てだったと感じています。少なくてもあと2点は取れていたのではないでしょうか?どのプレーで取れたかは書きませんが中倉さんだったら分かってもらえると思います。個人個人の役割や意識をもう一つ高いところに持っていかないと今の問題は解決できないと思います。次の広島戦絶対に勝利が必要です。この一週間でしっかりとしたトレーニングを積んでもらいたいです。
ところで中村北斗は今節戦術的なところでメンバーから外れたのでしょうか?もしくは右足のケガが悪化しているのでしょうか?J1に行くには北斗やヒサなど仕掛けられる選手が必要です。
サポーターとして今の状況を加味しながら最後まで愛するアビスパを応援していきます。

みんな昇格、昇格って言いすぎですよ。
考えが甘すぎです。
昇格するメンバーを揃えたと言ってはじまった今シーズン。
これは前監督の考えです。

オリンピックもそうです。
日本男子サッカーなんてメダルとか言われながら結局3戦全敗。
アビスパはまだまだやることがある。
奇跡的に昇格してもすぐ落ちますよ。

根本の原因は「守備意識」「危機意識」を持った選手を尽く放出してしまった事だと思います。
これに関しては数試合で植付けられるものではありませんし選手の資質もありますので、補強が無い限り今期は僅かな上積みで終りだと思っています。

中1の子供が、『守備がへた』って言ってました。

たしかに、熊本相手に勝てた試合だった。

ミスは多いし、課題は克服して無いし。

しかし、変わった事があることも事実。

新 篠田監督になって負けていないこと。

このことにもっと注目していいはず。

今は、負けないアビを辛抱強くサポートすること。

今、辛抱することが必ずJ1につながる。

アビのサッカースタイルを確立させよう。

今の篠田サッカーが面白いと思う。

中倉です。みなさん、コメントをありがとうございます。
いつものように、まとめてレスさせていただきます。
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>ハチ助 さんへ

流れを変える選手采配が機能していることや、得点を取れるようになったことなど、明らかに変わった部分はありますが、ご指摘の通り、攻守に渡って、意識をもうひとつ上に持っていかなければいけないと感じています。時間は限られていますが、そこへ全力を挙げてチャレンジする必要があります。選手たちは悔しさを感じながらも、自分たちが直面している壁にチャレンジする気持ちを強く持っているように感じられますので、なんとか、乗り越えて欲しいと思っています。

思い出されるのは、2004年シーズンの残り8試合となってからの8連勝。山形との間にあった勝点8差を追いついたばかりか、最終的には5差をつけて3位になったシーズンの戦いぶりです。あの時も最初のうちは内容には疑問符がつく勝利でしたが、3、4試合目辺りから、結果が内容へと反映していき安定したチーム力を発揮したばかりか、緊張感と程よくリラックスした雰囲気が絶妙に絡み合って、途中から負けるはずがない空気がチームを包みました。課題は残されていますがチャンスが残されていることは間違いなく、それを是非、掴んで欲しいと思っています。

さて、中村北斗の件については、クラブ側から公式な発表がない限り、ここで詳細についてお知らせできないことをご理解いただければ幸いです。このブログに書いたことを対戦チームが信用しているとは思えませんし、大体、対戦チームの関係者が見ているはずもないと思いますが、ほんのちょっとした情報が、時には大きな判断材料にもなることがあり得ますので、これは私自身の判断により詳細情報を掲載していません。申し訳ありませんが、事情をご理解いただければ幸いです。
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>蜂 さんへ

おっしゃる通りかも知れません。
私自身も、事情によっては必ずしもJ1にいなければいけないとは考えていません。

ただ、クラブの今年度の方針はJ1昇格である以上、どんな状況になってもそれを目指すのが当然だと考えています。難しくなったからといって、コロコロと方向を変えているようでは、そもそも経営とはいえません。絶対にやり遂げるという意思と行動が、様々な問題を解決することを可能にし、それに伴い力が付くものだと私は考えています。

また、選手にとっては結果が全てで、どんな選手であっても結果が出せなければ来年はありません。しかも、いま選手たちはJ1昇格だけを頭において日々のトレーニングを重ねています。それを間近で見ている者としては、目標達成の可能性が高いとか、低いとかに関係なく、それに向けてどうするべきかという観点でチームを見ていきたいと思っています。そして、それが自分の役割のようにも思っています。

福岡がJ1に定着するにふさわしいクラブかと問われれば、資金面を筆頭に課題は山ほどありますが、J2の中での比較で言えば、資金面、規模、バックボーン等々、環境が整っていることも確かです。足りないといわれている資金も、J2ではトップクラス。環境にみあった結果が求められているのは当然だと思っています。だからこそ、それを活かしきれていないことが指摘されるのでもありますが・・・。
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>YUKU さんへ

本当の原因とは目に見えにくいところにあるものです。
その一方で、与えられた環境、現状の中で、どう取り組んでいくかということが、現場にいる人間に求められることです。相反する課題の二つをバランスよく修正していくこと。それが経営だと私は考えています。
現在抱えている問題は簡単に解決できるものではないように思いますが、それでもやらなければいけない。それが今の福岡に与えられている問題だと思います。だったらやるしかない。私はそのように考えています。
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>deli_piero10 さんへ

そう指摘されるのもやむを得ない状況ですね。
しかし、それを克服しない限り目標の達成が難しいのであれば、とにかく改善に向けて取り組むしかありません。選手も悔しいでしょうし、問題点を感じているはずですし、監督も解決方法を模索しているはずです。とにかく、今はやるしかないと考えています。
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>よし坊 さんへ

チームが変わっていることは間違いありません。後は最後に残されている壁を乗り越えることが出来るかどうかですね。その克服は簡単なことではないということは、どんな立場に立つ人も同じ考えを持っていると思います。答えはふたつ。難しいから無理だと思うか、難しいけれどもやり通すと思うか。そのどちらかだと思います。

私自身は後者の考えです。チームの力だけで足りないのであれば、福岡に関わる人たちの力の全てを結集させて取り組むことだとも考えています。いつも言うことではありますが、チームの力とは選手たちの力だけをさすのではなく、関わる人たちの力の総和です。篠田監督が常々口にするように、僧侶群で立ちはだかる壁を崩したいものです

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