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キーワードは「我慢と辛抱」

080710_少ないチャンスを生かし得た勝利。ここから浮上なるか

 立ち上がりは、組織化された草津の攻撃の前に手も足も出ないといった感じでしたが、草津が決め手を欠いたことにも救われて、この時間帯を無失点で切り抜けたことが最大の勝因でした。課題は山積みではありますが、福岡にとっての最優先事項である勝点3を手に入れたという点において収穫のあった試合だったと思います。ただし、これが本当の収穫になるかどうかは次節の徳島戦次第。中3日と時間はありませんが、しっかりと準備を積んでほしいものです。

 いくつもある課題の中で特に気になったのが、FWにマーカーが引っ張られてできるスペースに飛び込んでくる2列目の選手をどう抑えるかということ。これは福岡のというよりもマンマークの弱点でもあり、どこかのタイミングでマークを受け渡す必要がありますが、今の福岡はオールコートでマンマークをするため、どうしてもフリーの選手を作ってしまいます。今のやり方を続けるのであれば、相手のFWの動きに合わせるという感覚ではなく、高い位置で相手の中盤を制限するという意識が必要に思います。

 そして、草津との間で最も差が感じられたのが攻撃に転じるときの組織力。中盤がボールを持って前を向くと、何人もの選手がスペースに飛び出し、あるいは長い距離をフリーランニングで駆け抜けていくのに対し、福岡は選手間の距離が遠く、ボールに対して動くのはパスの出し手と受け手の2人だけ。どうしても攻撃が制限されてしまいスピードが上がりませんでした。一朝一夕に片付く問題ではありませんが、第3クールで勝負をかけるためには改善しなければいけない課題です。

 反面、ロングボールを多用せずにボールをつなぐ意識が強くなったことは改善点でした。立ち上がりは、前から仕掛けてくる草津に悪い形で奪われてピンチを招いていましたが、草津の怒涛の攻撃が収まった20分あたりからゲームが落ち着き出したのは、福岡がセカンドボールの争いで優位に立ったからでした。この日は涼しかったこともあり、比較的動けていましたが、ロングボールを蹴って簡単に相手にボールを渡してしまうという問題が発生しなかったことも、フィジカル面にいい影響を与えたと思います。

 そして、クロスボールを送って中央で高さで勝負するというパターンが最も効果的であることが改めて確認できた試合でもありました。現時点の福岡の力を考えれば、多少じれったく見えても辛抱強くボールをポゼッションし、ここぞというところでサイドから仕掛けるパターンを徹底することが大事に思います。この日の先制点もそのパターンから生まれたものでした。課題の解決には時間が必要で、これからも難しく、ジリジリする試合は続きます。「我慢と辛抱」。勝点を重ねるためには当面はそんな姿勢が大事なように感じています。

コメント

監督の首が飛びましたが、それで全てが解決するとは、おもえないのですが。

クラブの余りにも稚拙な対応に驚きを隠せません。第二クールまでは、様子を見るものと思って
ました。個人的には、監督更迭論派だったのですが、中倉さんの言われているように”クラブが決めたスタイルを貫き通す”意見も一理あると思ってました。結論は、ただの時間稼ぎとも取れます。クラブはファン・サポータを馬鹿にしただけでなく多くの時間を無駄にしたように思います。
 篠田監督は、今シーズン代理を務めるだけだと思ってますが、飛車、角抜けた状態で残り指揮できるもんですかね?

中倉です。

赤い彗星さん、イエローカードさん、コメントありがとうございました。少し長くなってしまいましたが、私の考えることをレスさせていただきます。
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>赤い彗星 さんへ

私もおっしゃる通りだと思っています。
昨日のブログにも書きましたが、現場を十分にサポートすることなく、問題が起これば常に現場に丸投げし、最後は現場の責任者の首をすげ替えることで、当面の問題を片付けようとする。その姿勢こそがそもそもの問題点で、それが、理解しがたい理由や方法、そしてタイミングで監督を解任し続けてきた原因だと私は見ています。

リトバルスキー監督の解任そのものは勝負の世界であれば仕方のないことだと私は思っていますが、今回の問題の本質はフロントの姿勢そのものにあると考えています。
そこが変わらない限り、短期的には良くなったように見えることがあっても、結局は過去の歴史を繰り返すことにしかならないと思っています。

個人の属性が影響していないとは言いませんが、10年を超す歴史を持ちながら、人が変わっても同じことが繰り返されるのは、個人の属性よりも、クラブのあり方そのものに重大な問題があるとみるべきで、本気でそこにメスを入れなければならない時が来たのかも知れません。そんなふうに私は感じています。
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>イエローカード さんへ

そもそも、5月の段階で続投を決めたからには、フロントは相当な覚悟をもって「クラブが決めたスタイルを貫き通す」ことが必要だと思っていましたし、そうするはずだとも思っていました。そして、それは大変な困難を伴うものであるとも思っていました。

しかし、私が見る限り、フロントによるサポート体制は十分であったとは感じられませんでした。それどころか、フロントが一番の問題として挙げていた外国人スタッフと日本人選手のコミュニケーション不足を解消するための有効な手段を取らなかったために、当たり前のように、チームは第1クールと同じような雰囲気に戻っていきました。注意深く練習を見ていた人なら誰もが感じたはずです。

イエローカードさんがおっしゃる通り、その姿勢はアビスパに関わるあらゆる人たちを馬鹿にするものですし、多くの時間を無駄にしてしまったことは間違いありません。

篠田監督の契約期間は来シーズン終了までですが、新監督に何を、いつまでに、どうしてほしいのかという明確な目標を私は感じることができずにいます。篠田監督は力の限りに自らの責任を全うしてくれるはずですし、あらゆる人たちが篠田監督を支えようとしてくれるはずだと思っていますが、それだけではチームは変われません。フロントが強いリーダーシップをとってチームを全面的にサポートすることが不可欠で、今は、祈るような気持ちで、フロントがそうしてくれることを願うばかりです。

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