「フットボールな日々」は、INSIDE-WEB内のコンテンツとして移転します。ご愛読いただいている方はブックマーク等の変更をお願いします。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

突きつけられた現実

080612_雨のレベルファイブスタジアム

 完敗でした。正直に言ってもっとやれると思っていましたが、厳しい現実を突きつけられた感じでいます。チームの雰囲気も、トレーニングの様子も決して悪いものではありませんでしたが、それでも、あれだけの差を見せつけられるということは、現時点では互いの間に明確な力の差があることを認めざるを得ないと感じています。自分たちのリズムなら互角に戦えても、相手に仕掛けられると全く対応できない。それが今の福岡の現実だと思います。

 個々の能力の差はないと思います。ただ、チームの対応能力には歴然とした差がありました。記者会見で小林伸二監督(山形)が話したように、前半の我慢比べのイニシアティブを握っていたのは福岡でした。「最初はきつかった。前にボールが入らなかった」と宮沢克行も振り返っています。結局、山形は無理をせずに無失点で切り抜けることを選択しましたが、思うように試合を進められないのなら最低限の仕事をして反撃の機会を待つ、そんな姿勢がチームとして徹底できていたように思います。

 翻って福岡。後半開始から前に出てきた山形に対してなす術もなくラインを下げると、空いたスペースを使って自由に攻撃参加する秋葉勝に引っかき回されて守備が崩壊。マークがぼやけてしまいました。前半の展開から見て、立ち上がりに山形が前から来るのは想定されていたこと。しかし、福岡はそれに対応することができませんでした。そして、チームのバランスを崩したまま失った2点目、ペナルティエリア内にあっさりとフリーで入られて奪われた3点目は、まるで第1クールを見ているかのようでした。

 中2日というスケジュールでは、オールコートで90分間にわたってマンマークを敢行する福岡にとっては、フィジカルコンディションを回復させるには十分な時間ではありませんでした。コンディションが整っていればという思いもありますが、マンマークで戦うのであれば、蓄積する疲労に付き合いながらゲームを進めるのが大前提。コンディションが整わないことが敗戦の理由であれば、この先も同じことを繰り返します。疲れた中でどう戦うか。そういう点でも、チームとしての対応能力が不足していたように思います。

 そして致命的な課題は2列目から上がってくる選手を全くと言っていいほど捕まえられないことです。これは第1クールから続く課題で、現在のシステムに変えてからも修正できていません。これはフィジカルと切り離して考えるべき課題。他のチームは、既にこの部分については分析しているでしょうから、今後のリーグ戦を戦っていく上で早急に改善する必要があります。

 しかし、下を向いても何も解決はしません。現状を謙虚に受け止めた上で、その課題に対して前向きに取り組まなければなりません。それが、これからのリーグ戦の行方を左右することになるからです。

コメント

はじめまして、いつも中倉さんの記事楽しみにしてます。
 結局、監督の差が出たと考えていいのでしょうか?
 開幕前の補強では、なぜFWばかり補強するのか不思議でした。
今期は守備も重視するとの事でDF(特にCB)の補強に期待してたのですが、
際立った補強が無く少し不安に思ってました。
(布部がCBをやる事も)
 守備システムの構築ができていないから、
”崩壊”が起きてると考えますが、例えば、
 監督が交代したとしても、現状のメンバーで
シーズン戦えるものでしょうか?
 DFの補強が必要だと考えますか?

いいかげんにリティの能力の限界を
再認識してよいと思います。
これ以上の打開策はないものと思います。

つべこべもっともらしく語りたい気持ちはわかるけど
もっと端的に、簡潔に述べてやらないと
サッカーがわからないトップらの目は覚めないのでは?

こんにちわ、いつも記事楽しみによませていただいてます。
コメントをするのは大量解雇時以来ですが。。。

HTでの修正力等、監督の差も大きく感じます。
疲労が蓄積しているのであれば、選手のやりくりをする事も必要だと思います。勝っている時のメンバーを入れ替えなたくないというのもあるかと思いますが、うまくローテーションしてとーるや本田くん、ハライ等にも時にはがらっとメンバーをかえていくべきではないかと思います。

中倉です。
みなさん、コメントありがとうございました。
いつものことで申し訳ありませんが、以下、それぞれの方にまとめてレスを付けさせていただきました。ご了承いただければ幸いです。
--------------------------------------------------------------------------------
>田吾作 さんへ

初めまして。コメントありがとうございます。さて、順に私の考えをお話ししたいと思います。

この試合に限って言えば、采配の差というのではなく、チーム作りという点で差があったと感じています。小林監督は、プレッシャーにさらされてボールがおさまらなかった所を修正するように指示したのであって、特別な指示を出したわけではありません。けれど、その指示を忠実に実行できるチームを作ったという点では、自分たちの形でしかプレーできなかった福岡と比較すれば、ここまでの指導力の差はあったというしかありません。

CBの補強に関しては取らなかったのではなく、取れなかったのではないかと私は思っています。また、布部をCBに転向させたのは、ルダンが前と高さに強いという大前提の上で、そのカバーリングと後方からのビルドアップを期待したというのが理由です。いわゆるCBとしての能力を期待していたわけではありません。布部の現在の仕事はリベロですから、本来の狙い通りに起用していると考えたほうがいいと思います。

守備が崩壊するのは、約束事が曖昧だということに加えて、あまりにも簡単に相手をフリーにしてしまったり、分かりきっているところをやられたりと、戦術面とは別の問題もあります。この日の2失点は、戦術的な問題というよりは、マーカーが相手のマークを外したことに起因しています。その反面、失点した後の慌てぶりは、自分たちが戻るべきところがはっきりしていないということの表れですから、監督のチームづくりという点で課題があると言えます。

ただし、今は新しいシステムを構築中の段階ですので、現在のシステムについての指導結果は、もう少し待たないといけないと考えています。それでもリーグ戦は続いていきますから、しばらくの間は無理をしなければなりません。本来なら、したくはないことですが、そのくらいのことをしないと取り戻せないほど、第1クールで失ったものが大きかったということです。普通に頑張っただけでは取り戻せないと私は思っています。

分かったような、分からないようなお答えで申し訳ありませんが、サッカーというものは、監督が駄目だとか、選手が駄目だとか、どっちか一つに限定できるものではないと私は考えています。問題が生じているのであれば、そのどちらにも改善の手段を尽くすべきであって、どちらか一方で解決するとは私は考えていません。

それに第1クールの結果は、双方に問題があったと私は思っていますので、今シーズンに限って言えば、監督を代えたら戦えるチームになるかと問われれば、私はそうではないと思います。また、現在の課題を修正できるのであれば、今のDFでも補強の必要性は感じていませんし、補強よりも現在の勢力を戦えるように仕上げることのほうが大事だと思います。

賛否はあるでしょうが、そういう状況の中で、クラブは現体制で残りのリーグ戦を戦うことを選択したわけです。それがクラブとしての最終決定である以上、監督も、選手も、今の体制で、できうる限りの仕事をしなければなりません。そしてフロントは、チームが持っているポテンシャルを最大に発揮できるような環境を積極的に整えなければなりません。

練習を見ている限り、監督も、選手も必死で変わろうとしていますが、それでも上手くいかなかったのが第1クールです。にも拘わらず、続投だけを決めて現場任せにしてしまえば、実態は何も変わらないし結果も変わりません。チームの頑張りが正しい方向へ向かうようにサポートすることや、チームが抱える問題点の解決に積極的にかかわることが、今のフロントに求められていることです。現体制の継続を選択したということは、そういうことだということをフロントには強く自覚してほしいと思っています。
--------------------------------------------------------------------------------
>リティ考 さんへ

コメントありがとうございます。つべこべ言っているように聞こえたのであれば私の力不足です。申し訳ありません。
私自身は、どんな事情があったにせよ、クラブがリトバルスキー監督の続投を最終決定した以上、その決定を支持するとか、しないとかいう次元とは別に、その中でどうするかを考え、行動するしかないと考えています。その方法を示せないのは私の力不足だとしか言いようがなく、申し訳なく思いますが・・・。
--------------------------------------------------------------------------------
>香澄翔 さんへ

コメントありがとうございます。
おっしゃる通りだと思います。とにかく目の前の試合を勝ち続けるしかない状況に追い込まれていますから、疲労が蓄積するのは避けられないこと。失った勝ち点を取り戻すためには無理は必要ですけれども、その対策をとりながら戦わないとと、いつかは息切れしてしまいます。

さいわい、中村北斗、鈴木惇が帰ってきたことで、中盤は当面の間7人で回すことができますし、中払選手もコンディションが万全になれば、大きな戦力になってくれると思います。DFラインはルダンのコンディション不良のため、やりくりが難しくなっていますが、ここのところ元気のなかった宮本が本来の明るさを取り戻してくれれば、疲労を分散しながら戦っていけると思います。

シーズン前にローテーションシステムを口にしていた他リトバルスキー監督の構想が実現できるように、出場機会のない選手たちにも、高いモチベーションの維持と、チームの戦い方に対する深い理解を持つことも併せて期待したいところです。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。