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逞しさが見えてきた

開門を待つ福岡サポーター

 福岡に少しずつ逞しさが戻ってきた。そんなことを感じさせる1戦でした。

 この試合のポイントは先制点を奪われた後の対応にありました。中村北斗、中島崇典の背後にロングボールを送り込まれ、久藤清一、久永辰徳がサイドに引っ張り出されたことでラインを下げさせられていた福岡は、久藤のポジションを少し下げて守備に重点を置かせ、久永を高い位置へと押し出しました。併せてリトバルスキー監督はチーム全体を押し上げるためにスペースへボールを出すように指示。この采配が流れを変えることになりました。

 熊本のカウンター攻撃に苦しみながらも、じわじわと前へ出る福岡は、29分、41分と相手の見せた隙をすかさずついて逆転に成功。同点ゴールを呼んだクロスも、PKを呼び込んだプレーも、いずれも久永の左サイドの突破からのもので、福岡の狙いが見事に当たったプレーでした。後半は足が止まった熊本相手にボールをポゼッションしてゲームをコントロール。後半の30分前後には、やや中だるみとも思える時間帯もありましたが、危なげなく試合を終わらせました。

 もうひとつのポイントは、選手たちの落ち着きでした。「はじめはポゼッションがうまくいかなかったけれど、それでも慌てることはなかった。先制点を奪われたあとに試合の状況や雨のピッチに順応できたのは、いい雰囲気の表れだったと思う」(長野聡)。そして、誰もが「負ける気はしなかった」と口にしました。熊本のアグレッシブさにも、鋭いカウンターにも、要所を押さえれば問題はないと感じていたようです。実際、押し込まれることの多かった前半も、撃たれたシュートは4本。得点シーンを除けば、与えた決定機はほとんどありませんでした。

 難しい展開の中でも、自分たちのやるべきことを続けていればやられることはない。そんな自信のようなものがチームに落着きを与え、ある種の逞しさを醸し出すようになっているのかもしれません。「仙台、鳥栖よりも難しい試合だった。いいサッカーというわけにはいかなかったが、それでも勝ち点3を取れたことは大きい」とはリトバルスキー監督。C大阪戦から始めた今のシステムは、試合を重ねながら少しずつ進化しつつあるということが言えるかも知れません。

 しかし、まだ本物と呼ぶには早すぎます。次節からの山形、広島、C大阪と続く上位3チームとの対戦でどこまで戦えるか。ここで互角以上の結果を残してこそ戦えるチームになったと言えるのだと思います。まずは次節の山形戦。守りを固めてくる相手を、チームのバランスを崩さずにどうやって切り崩していくのかがポイントとなる試合は、現在のチームがどこまで進化しているのかが試される場でもあります。その戦いに注目したいと思います。

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