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あり得ない敗戦を喫して

あり得ない敗戦を受けて

「相手より走るとか、ボールを取られたら必死になって奪い返しに行くとか、相手のシュートに体を張るとか、気持ちで上回るとか、そういうベーシックな部分に一度立ち返らないといけないですね」。試合後、記者仲間とそんな話をしていました。戦術だとか、采配だとか、いろんな問題もあると思いますが、それ以前に、サッカーをする心構えを見直さないと、どんな戦術を用意しても、技術を高めても同じこと。そんな思いでいっぱいでした。

 経験のある、そしてリーダーシップを発揮できる選手を多く獲得した今シーズンは、ゲームの流れを読んだ試合をしてくれると思っていました。また、練習中から互いに強く要求しあい、疑問点をぶつけあい、妥協を許さない態度を見るにつけ、しぶとく勝つ試合をしてくれるとも思っていました。選手の顔ぶれも、練習の様子も、それを期待するには十分すぎるものがありました。今年のチームなら、気持ちの問題とか、メンタル面の問題とかがクローズアップされることはないと思っていました。

 もちろん、気持ちだけでサッカーをするのではありません。やられているということは、戦術面や技術面に問題があることを意味します。守備では失点シーン以外のところでも、ゴール前で相手をフリーにしてしまうシーンが散見されていましたし、蹴ってくる相手に対してラインを下げてしまうのも気になる点のひとつです。また、攻撃面では中盤の運動量が上がらず、足元へボールをもらって苦しくなるのも課題のひとつ。ペナルティエリアから先の仕掛け、特にラストパスの精度に著しく欠くのも開幕以来の問題点です。

 しかし、そうした問題点を考えても、徳島戦の2分間での2失点、岐阜戦での5分間での4失点はあり得ない出来事です。しかも、攻守にわたる問題点は、チームも、選手も共有しており、その改善のための練習を重ねているにもかかわらず、徳島、岐阜と続く2試合では、それを試合でやろうとしているとは見えなかったことに深刻な問題が隠されているように思います。それどころか、「これはしてはいけない」とあらかじめ警戒していたことを試合で繰り返し続けたことにも驚きを感じています。

「大人のチーム」に変わっていたチームが、徳島戦の1失点で、なぜ、いきなり子どもになってしまったのか、今の私には理解しがたいものがあります。しかし、2試合続けてあり得ないことが起こったということは、それが今のチームの現状であるということ。その主たる要因がメンタル面だとしても、それを改善できるのは練習しかありません。ただ話し合うだけではなく、具体的な練習方法の中に自分たちを変える手段を見出す必要があります。15日から再開される練習で何が変わるか。それを見てきたいと思います。

コメント

中倉さんの記事を読んで、サッカー土素人の私は
一つのことを思い出しました。
野球のことです。
クラウンライターだったか、ライオンズがまだ福岡にあったとき、
一人のベテラン二塁手がオフに他チームにトレードされました。
弱いチームの中で、走攻守そろった高い技術をもった唯一の選手でした。
そのとき、この選手を放出した監督は、
ファンの批判に答えてこうコメントしたと思います。
「ゲームの途中で、試合の流れを読みすぎる」。
今年のアビスパは経験豊富な選手をそろえたと思うけど、
逆にそれは、苦境に立ったとき、
その後のゲームの流れを読んでしまう選手が多いのではないか、と思います。
経験があるだけに、頑張りが必要な、がむしゃらさが必要な場面で、
その先を読みすぎてあきらめが先にきてしまっているのではないでしょうか。
ベテランの経験が活路を開くときもあれば、
逆に働くときもある。
今のアビスパは経験よりも、がむしゃらさを持った選手に
大きくコンバートする必要があるように思います。

はじめまして

よっちんさんのハナシはなるほどと思いました。例えば、ユウスケはがむしゃらに走りましたね。ボールを取られたら自分で取り返しに走ってましたよね。今のアビスパには立ち止まることはしてほしくない。トライ&エラーで前に進んで欲しい!

こんにちは。

岐阜戦。  
醜いゲームでした。 大敗したからではなく、
1点取られた後の選手達の下を向いた姿が。

前半から危うい予感はありました。
中盤でのプレッシャーが無く、いい様にボールを
回されサイドをえぐられ・・・
前節で同じ失態をしているのに係わらず、数分間での
4失点は考えられません。

守備面の整備もですが、中倉さんのおっしゃる通り、
メンタル面の弱さが際立ったゲームでした。
大人のチーム、プロの集団に変わったと思ったのは
錯覚だったようです。

練習も必要ですが、監督やコーチ陣と、選手達全員で
ディスカッションも必要なのではないでしょうか。
色んな意味で(詳しくは書きませんが)、本音で話合う機会が
必要だと感じます。完全に空中分解してしまう前に。


それでも、北斗のゴールはすばらしかったですね!
反町監督が見に来ていたらしいので、良いアピールに
なっていればいいですね!
北斗が北京に行けるように、無神論者の私ですが、
毎日毎日天に向かって祈っております(笑)

大事な事を書き忘れておりました。

最後まで1人で戦っていた久藤選手。
試合終了のホイッスルと同時にピッチにへたり込んだ姿を見たとき、
少しだけ救われた気持ちになりました。

改めて久藤選手がいてくれて良かったと思いました。

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中島さん、ごめんなさい。

観戦歴5年にして初めて途中で席を立ってしまいました。

我慢ができませんでした。

信じられない光景にただただ唖然、呆然。キレてしまいました。

課題は山ほどある。一つ一つクリアすれば解決するのに、J2落ちして解決された課題はあるのだろうか?

メンタルの問題で片付けたら非常に簡単。

もっと深い問題が有るような気がするが。

ピンチはチャンス。メンバー総入れ替えしてみたらどうだろう、新たな発見があるかもしれない。

どうせなら、GM、監督 総入れ替えしてみたらメンタル変わるかもしれない。




デフェンスに力を入れていたはずなのに!?
でも、そんな事は、どうでも良いと思っています!
今年のメンバーはスター的な豪華メンバーだと思います!!・・・(個の力があるという意味で)
ただ、メンバーが攻撃的なメンバーだけに、なぜ、去年の攻撃は最大の防御なりを貫かないのかが、不自然に思えてなりません!!!
リティは攻撃サッカーを追求しつづけないのでしょうか???
一つだけ希望が、布さんはチームを統率できるマルチプレーヤーかも知れませんが、ボランチより後ろは可哀想で!・・・攻撃的な選手でセンスがいくら有っても、デフェンスの仕事は経験がものをいうポジションで、考えて出来るポジションとも思えんのデスが・・!?(いかがでしょうか?)


中倉です。
みなさん、コメントありがとうございます。

岐阜戦での敗戦に多くの方がショックを受けていらっしゃるのは、急激に増えたアクセスからも一目瞭然でした。本文にも書いたように、戦術や采配に問題があったとしても、それだけでは説明できない敗戦だったと感じています。キャンプから今までの練習を振り返って見ても、なぜああいう試合を続けてしまうのか理解できない部分もありますが、それは、私自身が何か大事な問題を見逃していたからだと思います。それが何かは、まだ整理がついていませんので、皆さんが納得されるようなお答えが出来ないかもしれませんが、お許しいただければと思います。

以下、皆さんにまとめてレスさせていただきます。
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>よっちん さんへ

非常に示唆に富んだコメントだなと感じています。
ベテランだからと言って全ての面でプラスになるとは限らないわけで、ベテラン中心で行くのであれば、経験を尊重する一方で、ベテラン中心故の欠点を補う手段も用意しなければいけないかもしれません。あるサポーターからは、

「みんながリーダーシップを取れる資質を持った選手であるとは思うが、実際の試合を見ていると、誰が中心になってチームを引っ張っているのか分からない」

とも言われました。これも、誰もがリーダーシップを取れるが故の欠点かもしれません。

気持ちだけで解決するわけではありませんが、私も、がむしゃらな選手、あるいはがむしゃらさを感じさせるプレーが必要だと思います。開幕以降、J2のほとんどの試合をビデオでチェックしていますが、懸命に走りぬいたり、ゴール前での体を張ったりというプレーが他のチームと比べて少ないように思います。それがすべてではありませんが、勝負は心技体の総合力で決まるもの。気持ちが伝わるプレーは欠かせないと思います。
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>DR さんへ

はじめまして。コメントありがとうございました。
記者会見での松永秀機監督(岐阜)のコメントに(http://www.jsgoal.jp/news/00063000/00063416.html)、悔しさと情けなさを感じながら、なるほどとうなずいていました。気持ち、体力、走る力、そういったサッカーをやる上での原理原則を、もう一度体に覚え込ませないといけないように感じいます。
チームも大きなショックを受けていると思いますが、試合でも、練習でも、そして私生活でも、トライする気持ちを忘れずにやってほしいと願っています。問題は深刻かもしれませんが、下を向いたところで何も解決しません。苦しい時だからこそ、前を向いてほしいものです。もちろん、問題点を徹底的に洗い出すことを忘れずに。
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>あび☆ さんへ

「話し合うだけではなく」と本文に書きましたが、実は私も、彼らの今まで取ってきたコミュニケーションが深いレベルまで達していなかったのではないかと疑問を持っています。

キャンプやトレーニングでは、監督、コーチ、選手を交えながら、意見や疑問点をぶつけ合う姿が良く見られていましたが、果たして、心の底まで徹底的に追求していたのだろうかと。ベテラン同士であるがゆえに、言葉に発して意見をぶつけることで、相手も理解しているだろうと解釈して、とことん詰めるという作業が欠けていたのではないかと。あるいは互いを尊重するあまり、本音の部分をぶつけることがなかったのではないかと。

本当のところは分かりません。でも、チームが上手くいかない時に一体感が欠けるように見える現状では、徹底的に本音をぶつけ合う場所は必要だと思います。早速、布部と久藤が動き出しているようですが、一部ではなく、チーム全体で話し合いを持ってほしいと思っています。

それと中村北斗。本人は多くを口にはしませんが、彼が五輪出場に対して並々ならぬ意欲を持っていることは、そばで見ていれば分かります。選ばれるか否かは神のみぞ知るですが、私も、ぜひ、選ばれてほしいと強く願っています。

そして久藤清一。彼の姿を見ていると、今シーズンは、今まで以上に特別な思いを持って臨んでいるように私には見えます。その気持ちが私たちに何かを感じさせてくれるのだと思います。取材している私も勇気を分けてもらうことが多々あります。そんな久藤選手のためにも、是が非でもチームを立て直さなければいけませんね。
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>管理人のみ閲覧で投稿してくださった方へ

ハンドルネームで投稿をいただきましたが、お名前を隠してレスさせていただいています。

管理人のみ閲覧モードでの投稿に、ここでレスを付けるのはルール違反ですし、しかしながら、メールアドレスが記されていませんでしたので、お返事する手段がありません。内容は拝見しましたが、そういう事情で、ご意見に対してお返事できないことをご了解ください。申し訳ありません。
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>よし坊 さんへ

課題をひとつずつ解決することの大切さは、ご指摘の通りだと思います。また、どこかに深い問題が横たわっているのも、その通りだと思います。いずれにせよ、同じことを続けても、同じことを繰り返すのは間違いなく、あらゆる可能性を視野にいれて行動する時だと思います。
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>だ~るまさんがこ~ろんだ さんへ

過去、後方からビルドアップする攻撃サッカーをしてJ1昇格を果たしたチームは甲府くらいで、リトバルスキー監督が志向した攻撃サッカーは、ある意味ではJ2の常識への挑戦と言えるものでした。それが失敗に終わった以上、J2に合わせた戦術の見直しは必要なことだったと思っています。

また今年のチームは、最終ラインはリスクを避けてシンプルに前線に預け、高い位置で起点をつくって、そこからビルドアップするというサッカーを目指しています。したがって、前線にはボールを収められる選手が必要ですし、後方からのフォローが昨シーズンよりも薄くなる中でゴールを奪うことを求められるため、攻撃能力の高いFWが必要だったのだと思います。

さて、布部のCB起用に関して。
キャンプ中の練習試合での起用方法や、布部が結果を出していたことを考えると、当初は布部のCB起用という考えはなかったはずです。にも拘わらず転向させたのは、ルダンの相方を見つけられなかったというチーム事情によるものだと思います。リトバルスキー監督は、転向の理由を、中盤とのコミュニケーションを取るためには言葉の通じる日本人が必要だと話していましたし、いくら最終ラインがシンプルにプレーするといっても、ビルドアップできる選手は必要でした。

当時は、そうした条件を満たせる選手は布部しかいませんでした。また、前と高さに強さを発揮するルダンは、しばしば前に出てFWをつぶしに行くため、彼の後方のスペースをカバーリングできるという意味でも布部は適任でした。ただ、DF能力という点については他のCBよりも能力が高いというわけではありません。メリットとデメリットを考え合わせた上で、最終的に判断したことだと思います。

しかし、布部のCB起用は、あくまでもルダンが確実にFWを潰すことが前提ですから、他のDFと組むとデメリットの部分がクローズアップされてしまうという側面は否定できません。ですからDFが崩壊している状況の中では、起用方法を考えなおすというのも手段のひとつだと思います。ただし、布部の精神面でのフォローを万全にするという条件付きですが。

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