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ニンジニアスタジアムでの試合で

開場を待つニンジニアスタジアム

 週末は取材仲間と車をチャーターして四国横断取材旅行の旅へ出かけていました。5日未明に福岡を出て、「瀬戸内しまなみ街道」の周りに広がる風景を楽しみ、四国の山々に広がる満開の桜を満喫。飛行機で行く遠征とは違った気分を味わいながらの道中となりました。途中でゆっくりと休憩をはさんで8時間の旅。たまには、こういう移動も楽しいものです。アウェーで取材する試合は格別なものがありますが、そこへ行くまでの道のりもまた楽しいものです。

 さて、初日の愛媛vs.鳥栖は1-2で鳥栖が勝利しましたが、鳥栖にとっては課題を残す内容だったように思います。主導権を握って試合を進めながらも、運動量は少なく、ミスは多く。試合展開も前節の熊本戦同様、要所を締めきれないことで最後まで愛媛に反撃の余地を許すなど、今後の戦いに不安が残る面もみられました。しかし、それでも勝ち点を奪うのが今シーズンの鳥栖の粘り強さ。課題のある戦いも、昨シーズンまでとは違うチームであることを改めて感じました。

 この試合で個人的に注目していたのは谷口堅三でした。入団2年目の若干19歳のFW。アミーゴス鹿児島出身で、U-16日本代表候補に選出された経験を持つ選手です。第2節のC大阪戦ではワールドクラスのゴールを決めて勝利に大きく貢献しましたが、この試合でも勝負を決定づける2点目をゲット。荒削りではありますが、堂々とした態度と、ゴールを狙う姿勢、そして、ボディバランスの良さは、これからが大いに楽しみな選手であることを確信させてくれました。

 試合後に話を聞きましたが、チーム戦術や自分の役割、そして自分のプレーについて、自分の言葉で明確に説明する態度は19歳とは思えませんでした。そして、言葉の端々からは、サッカーにも、周りの人間にも、真摯に接していることが伝わってきました。この日のゴールに対するコメントを求めると、「あの2点目は、その前にボールを奪ってくれた人がいて、それを拓馬さん(日高)に出してくれた人がいて、拓馬さんが滑りながらも折り返してくれました。あとは決めるだけだったので、そういう人たちがいてくれたからのゴールだったと思います」と答えてくれました。

 プロスポーツ界で成功を収めるためには、技術、体力が高いレベルにあるだけでは足りません。コミュニケーションスポーツの代表であるサッカーでは、選手の人間性がプレーヤーとしての成否に大きくかかわってきます。自分を客観的に知り、自分を生かしてくれる環境へのありがたさを忘れず、常に前向きな姿勢と向上心を持ち、どんなことにも真摯に向きあえること。それがプロとしての成功の必要条件です。鳥栖はいい選手を育てているなと感じました。

コメント

サガン鳥栖への客観的な分析と評価、ありがとうございます。
今のところ好調な鳥栖ですが、長いシーズンはまだ序盤。
中倉さんも言われてますが、『自分を客観的に知る』ということは大事ですね。
孫子の言葉にも『敵を知り、己を知らば、百戦危うからず』とありますが、
自分(または自分のチーム)を知ることは敵を知ることと同じ位、
いやそれ以上に重要だと思います。
自分を知れば明確な目標ができるし、それにむけて努力を続けることができる。
私は仕事の上でそれができているかというと・・・反省ばかりですね(苦笑)。

話は変わりますが、四国横断取材旅行お疲れ様でした。
アウェー観戦と学生時代のバイクツーリングで訪れたことがあります。
バイクツーリングでは四万十川の流域や
紅葉の美しい山中を夢中で走り回ったものです。
またあのような旅をしたいけど、腰が痛いのでもうバイクに長時間乗れないのが悲しいですね。
気持ちは若いつもりですが、身体はやっぱりオジサンです(泣)。

>全開! さんへ

サガン鳥栖も、そしてアビスパ福岡も、シーズンはこれから。現在の状況を客観的に捉え、今の立場に心を惑わされることなく、やるべきことを粛々と積み重ねていくことがチームの財産を作り上げることになるのだと思います。鳥栖も、福岡も、そして我々も(汗)、1日、1日をしっかりと積み重ねていきたいものです。

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