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勝ち点3が欲しかった試合

勝ち点1をどう捉えるか

 勝ち点2を失ったと言うべきか、それとも、勝ち点1を拾ったと言うべきか。終盤のアップ、アップぶりを見ると負けなくて良かったと思いますが、全体を通して決定機を多く作っていたのは福岡。決めるべき時に決めなければこうなるという典型的な試合でした。いくつかあった決定機のなかでも、52分に黒部光昭、64分には大久保哲哉が、それぞれペナルティエリア内でフリーの状態からヘディングシュートを打ったシーンは決めなければいけませんでした。

 この日の甲府は、ブルーノ、ジェルマーノ、吉田豊の3人を今季初先発で起用。個人のスピードと縦への突破力にかけるという作戦で臨んできました。狭いエリアで勝負するというスタイルはいつもと変わらず。しかし、個人の縦への突破に頼るサッカーは過去3試合には見られなかったスタイルで、多少のことには目をつぶっても、何が何でも勝ちに行くという姿勢が表れた起用でした。

 さらに、福岡が2-1とリードを奪ってからは、甲府はパスをつなぐサッカーから最終ラインの裏へロングボールを徹底して放り込むサッカーに転換。スピードのある選手を投入して、前からグイグイと追いかけてきました。先発メンバーの変更といい、自分たちのスタイルにこだわらない姿勢といい、結果のためになりふり構わずに戦う相手にとっては、中途半端なダメージは却って発奮材料。しかも、そのなりふり構わなさが少しでも効果を表せば、その勢いはさらに増すもの。いつのまにやら圧倒的な甲府の勢いの前に、福岡はただボールを跳ね返すだけになっていました。

 最後の15分間は点を取られなかったのが不思議だったなというのが正直な感想です。それでも引き分けに持ち込めたのは、吉田宗弘のスーパーセーブと、体を張ってボールを跳ね返した気迫があったからこそ。2失点を喫した戦い方に問題はありますが、「今日の試合はみんなが最後まで戦っていた」と布部陽功が振り返ったように、最後の砦を守り通した気迫は昨シーズンにはなかったものでした。

 この試合で改めて印象に残ったのは、福岡は多少のことを仕掛けられても、それを跳ね返してゲームを支配する力を有しているということ。この日の試合も、なりふり構わない甲府をに対してチャンスを決めていればあっさりと勝っていた試合でした。その反面、久藤清一、中払大介がいない時の中盤の守備の不安定さは否めず、クロスボールに対するファーサイドの対応と、2列目から飛び出してくる選手のマークについて昨シーズンと同じ課題を抱えていることが感じられます。単純に守備意識を高めるというのではなく、攻守のバランスの中でどう解決するか。それが当面の課題のように思います。

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