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素晴らしかったACミラン。意義深かった浦和。

 盛況のうちに行われた「FIFA Club World Cup Japan 2007」は、ACミランの優勝で幕を閉じました。初めて座るFIFA主催の国際大会の決勝戦。大勢の海外メディアと肩を並べての取材。国際大会独特の取材ルール。充実したメディアセンター。私が取材したのは準決勝から決勝戦までの4試合(3位決定戦)でしたが、どれもこれもが初体験の私にとっては、ワクワク、ドキドキの5日間。初めてプレスカードを下げてスタジアムに入った時の気持ちを思い出しました。

 大会自体も素晴らしいものでした。特に決勝戦のACミランの戦いには痺れました。相手ボールに対して全員が連携してプレスをかけ、マイボールをしっかりと動かしながらポゼッションする。チャンスには全員がその気配を感じ取ってすっとスピードを上げ、崩せないときはシンプルに捌いてやり直す。組織で仕掛ける時も、個人で仕掛ける時も、いずれのプレーにも全員が反応して組み立てる。そして奪われたボールは、攻撃以上の運動量でボールを奪い返しに行く。組織と個人が融合されたチーム。そんな表現がぴったりくるチームだったと思います。

 一身に注目を集めていたのはカカ。少しの隙があれば仕掛けることをいとわず、緩急をつけたプレーで相手にタイミングを合わせさせず、ここぞというところでトップスピードで勝負する。ピッチの上を滑るように移動していく姿に目が奪われっぱなしでした。そしてインザーギ。ボールが来ようと、来なかろうと、ゴール前のわずかなスペースを見つけて飛び込んでいく姿が印象に残りました。それを90分間にわたって、何度も、何度も、繰り返していく。ゴールを奪うとはこういうことなのだということを、あらためて教えられた気がしました。

 そして浦和レッズ。他の大陸チャンピオンを破っての3位という成績は立派としか言いようがありません。もし敗れれば、アジア同士で星を譲り合っただけと言われかねず、しかもハードなスケジュールで疲労はピーク。そんな状況の中で結果を手にしたことは、どんなことよりも価値があったと思います。試合内容に注文をつければきりはありませんが、チームが醸し出す雰囲気は、Jリーグという枠を超えつつあるなと感じさせられました。

 前身のトヨタカップも、形を変えた「FIFAClub World Cup」も、クラブ世界一を決定する大会の割には真剣度がいまひとつというイメージがありましたが、大会は3回目を迎えて、その名にふさわしい大会に育ちつつあるように感じています。それは、ACミランが1週間前に来日して本気度を示したことや、浦和が3位になったことも大きな影響を与えているように思います。来年も日本で開催されますが、さらにエキサイティングな大会になることを期待しています。

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