「フットボールな日々」は、INSIDE-WEB内のコンテンツとして移転します。ご愛読いただいている方はブックマーク等の変更をお願いします。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

力の差はいかんともしがたく・・・

力の差を感じた天皇杯

 完敗でした。ゲームスタッツを見る限りでは前半はシュート数で神戸を上回り、後半もそれほど大きな差はなかったのですが、現地で試合を見る限り、内容には明確な差がありました。ボールの奪い方、体の入れ方、ボールを扱う技術、動き出しのタイミング、ボールのないところでの動き、ラストパスの精度、仕掛けるタイミングと意欲等々、サッカーをする上での基本部分の差は埋めがたく、90分間を通して勝てる要素はなかったように感じました。

 この日、福岡は4-4-2。しかし、最初のセットプレーで長野聡が上がったら、その後は前線に残ってパワープレーを仕掛けるという約束事で試合をスタート。結局、前後半を通して、最初の数分以外はパワープレーに徹する戦い方でした。自分たちのパスサッカーで対抗すればという思いがないわけでもありませんが、これだけ基本的な部分に差があると、勝利にこだわるのであれば、奇襲ともとれる戦術で戦うのもやむを得なかったように思います。そして、戦えないチームにとっては、今は勝負に徹することが最も大切だとも感じていました。

 ゲーム前の約束事を徹底するという意味では、選手たちはよくやったと思います。松田浩監督(神戸)が「前半に関しては戸惑ったなかで試合を進める形になった」と試合を振り返った通り、ボールキープ率で神戸を上回り、いい形でアタックを仕掛けていました。しかし、基本的な部分にこれだけの大きな差があっては相手を戸惑わせても慌てさせることはできません。いいところまで行っては要所を抑えられる。いわゆる力の差です。狙い通りに試合を進めながらも得点の匂いはありませんでした。

 そして後半の立ち上がり、何でもない裏へのフィードに3人の最終ラインが対応できずに失点。54分には古賀誠史のサイドチェンジ1本で陣形を崩され、これも簡単に失点を許してしまいました。最後まで攻め続ける姿勢を見せた福岡でしたが、ゴール前に飛び込んでくるのが長野、布部陽功の2人だけという状況では、「決め手に関して力不足だった」とリトバルスキー監督が振り返ったのも当然でした。

 神戸の選手が特別に個の力が強いというわけではありませんが、それでも感じざるを得なかった個人能力の差。前日にナビスコカップ決勝戦を見て自分の基準がJ1仕様になっていたのも手伝って、福岡の選手たちとJ1の選手たちの差を悲しいほど感じざるを得ませんでした。「J1の選手たちは状況判断や切り替えが速く、ゴール前での決定力がある。その3点が違いを示している」(リトバルスキー監督)。その言葉に、ただうなづくしかないのが残念でした。

コメント

本当に、選手の差なんですか?
監督はなぜ、一シーズンとおした?戦術をすてたのですか?
はっきり、言ってリトバルスキーのサッカーでは、カテゴリーを問わず、通用しないんですよ。
降格したとはいえ、昨年の同時期に、今年のアビスパがこんなどうしようもないチームになると思っていた人は誰もいなかったでしょう。
まじめに反論してください。
社長と監督を代えてから、選手の話をしましょう。

私は現地にて観戦しましたが、全く逆の感想を持ちました。
「いろいろな部分での基本的な差は埋めがたく」とおっしゃっていますが、何を見てそう感じたのかが理解できません。特に前半の内容なんて、相手は一切サッカーができておらず、むしろ当事者の神戸の選手たちは非常に恥ずかしかったのではと思うくらいです。前半終了時のスタンドの雰囲気からもそう感じませんでしたか?
結果として、得点は取れませんでしたが、長野選手と久永選手は試合の中で最も存在感を誇っていましたし、前半の城後選手にいたっては文句のつけようがない位だったと感じました。布部選手、山形選手ももっと評価されていいと思います。
チームとして、長野選手を起点にして意図的にロングボールを多くしていたのは事実ですが、決して放り込むだけでなく、しっかりと中盤での繋ぎもあり、非常にチャレンジする姿勢を見せていたと思います。
現地に行かれた方は、ほとんどの方がそう感じていると思ってたのでビックリです。
皆さんはどう思われましたか?

中倉さんはアビスパからの脱却を期待したい。今のようにクラブの子飼い状態では自身の評価を貶めるだけだと思う。頑張ってください。

中倉です。みなさん、コメントありがとうございます。
いつものことで申し訳ありませんが、まとめてレスさせていただきます。
--------------------------------------------------------------------------------
>へちま さんへ

サッカーはいろんな見方があり、どれが正解ということはありませんから、ひとそれぞれの見方ということではないかと思います。私自身は長野を前線に上げてターゲットにしてボールをあてに行ったのは「あり」だと思います。自分たちのサッカーを試すのではなく、勝ちに行ったわけですから、相手との力関係を考えての戦術をとることもあるわけで、そういう意味では私は違和感は感じませんでした。
--------------------------------------------------------------------------------
>ピッコリスタ さんへ

どうも私の表現の仕方が悪く、言いたいことが伝わらなかったようで申し訳なく思います。

アビスパがいい試合をしていたことは私も感じましたし、ピッコリスタさんが書かれていることに関しては私も同じ感想を持っており、少しの反論もありません。福岡は今の力としては最高のものを出したと思いますし、1試合を通して自分たちの狙いとするサッカーにチャレンジし続けたという意味では、今シーズンの中でもいい内容の試合だったとも思っています。長野を前線に挙げての戦術も気にはなりませんでした。

私が感じた差というのは、そういう部分ではなく、サッカーをやる上での基本的な技術の問題です。ボールに対する体の入れ方や、切り替えのスピード、あるいはクロスボールの質、ボールを奪った時の前線への飛び出しなどです。もちろんミスもそうです。そのあたりの質が高ければ勝てた試合だと思いますが、その部分に差がある以上、結果にはつながらないと感じていました。もちろん、遜色のないプレーをしていた選手もいましたが。

結局、いい突破を仕掛けてもクロスが上がらない。あるいはクロスが入っても中の選手のポジショニングや、入り方が合わない。ルーズボールの奪い合いで先に体を入れられる。頑張っていないとか、戦っていないとか、集中していないということではなく、そういうディテールのところに差を感じたのです。前半は試合に集中していたのは間違いなく福岡ですし、試合の大半を神戸陣内で過ごしましたが、結局決定機が作れない。神戸の選手が戸惑いは見せるものの、決して慌てふためくシーンがなかったのは、そうしたものからくるものだと感じました。

ですから、結果として点が取れなかったのではなく、いい形は作るけれどもゴールは生まれないと感じていました。また、神戸の出来からすれば、きれいに崩されることはあり得ないと思っていましたが、おそらく、やられた感じがしないような形から点を取られるとも思っていました。「雑な福岡と、試合に集中していない神戸」。これは私の隣で試合を見ていた神戸番の記者の言葉ですが、私も全く同じことを感じていました。選手や監督の戦い方に失望したのではありません。彼らが頑張ったのは感じていましたから。

でも、福岡の現状から見てどうだったのかという見方をすることは、この日に限ってはできませんでした。それは前日にナビスコカップの決勝戦を見てJ1のレベルの高さを感じていたことや、いまの現状では来年度のJ1昇格は難しいと感じていることが影響しています。これは昨年からずっと感じていることで、ディテールの部分で個の力が上がらない限り、福岡がレベルアップすることはできないと私自身は思っています。だから、誰かを批判するということではなく、現状の個人能力の差が、寂しく感じたということです。
--------------------------------------------------------------------------------
>ソリン さんへ

ご忠告ありがとうございます。しかと受け止めて頑張っていきたいと思います。自分の現在の限界や状況に甘んじることなく、前へ進めるように積み重ねていきたいと思います。私も選手と一緒ですね。いろんな意味で戦わなければいけません。ありがとうございました。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。