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雁の巣の青い空

雁の巣の青い空

 朝晩はすっかり涼しくなった今日この頃。しかし、いつものことではありますが、雁の巣球技場の天気だけは別。さんさんと降り注ぐ日差しは夏と変わらぬ強いもの。涼しい風と、顔をジリジリと焼く紫外線のアンバランスさが不思議な感覚を体に与えます。半袖では肌寒いし、上着を着たのでは暑い。見学者泣かせの雁の巣球技場の天候は相変わらずです。そんな中、選手たちは札幌戦に向けて激しいトレーニングを続けています。

 いつものようにウォーミングアップが終わると、簡単なボール回しで体を温め、攻撃と守備に分かれて、それぞれの基本事項を確認。そして、11対11のトレーニングマッチで締めくくりました。トレーニングマッチでは攻守の切り替えと、ゴール前での攻防の対応を確認するためにピッチの長さは70~80メートルほどに設定。休む間もなく激しく上下動しなければならないハードなものでしたが、選手たちは大きな声でコーチングしながら、自分たちの役割を確認していました。

 ここへ来て感じるのは、日ごとに選手たちのボールに対するアプローチが激しくなっていること。そして、布部陽功、久藤清一、久永辰徳らのベテランを中心に声が良く出るようになったことです。残り試合は7。厳しい状況に置かれている現状では、すべての試合に勝たなければならないというプレッシャーにさらされての戦いになりますが、先のことや結果を気にするのではなく、自分たちが積み重ねてきたものや、自分たちの力をすべて出し切ることに集中しているように見えます。

 いま福岡は、次の試合の結果を気にする立場にはありません。また、敗れた試合を振り返って悔やむことにも何のメリットもありません。自分たちが目指していること、そのためにやらなければいけないことを整理して、目の前の1試合にすべてを出し切ること。それがいまやらなければいけないことです。それが出来て初めて、その次の試合を戦える権利が手に入ります。それは選手も、スタッフも、フロントも、サポーターも、メディアも同じこと。恐れていても何も手には入りません。邪念を捨てて戦うだけです。

 監督の囲みを終えて改めてピッチに目をやると、上空に青々とした空が広がっていました。そして、ふと頭の中に次のフレーズが浮かんできました。「国立競技場の曇り空の向こうに、メキシコの青い空が近づいているような気がします」。メキシコW杯出場をかけて韓国と戦った1985年10月26日、山本浩アナウンサー(現、NHK解説主幹、エグゼクティブ・アナウンサー)がTV画面を通して全国のお茶の間に届けた名言です。

 福岡にまだ先は見えていません。しかし、この空をJ1につなげるのは私たち自身であることだけは間違いありません。

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