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勝利は手にしたものの・・・

ALL FOR 2010!

「現実を直視し、客観的にサッカーを見ることが大事だということ。そういう能力を選手も記者の皆さんも理解してくれたのなら、それは歓迎すべきことだと思います。しかし、カメルーンに勝ったからと言って、日本が世界チャンピオンになったかのような錯覚をするのなら、また話を始めからしなければいけません。ですから、今日の試合をどう評価するかは、メディアの皆さんにお任せしたいと思います」

 昨日の記者会見でのオシム監督の言葉です。確かに2つのゴールシーンは見事なものでしたし、2-0で勝ったという事実に変わりはありません。しかし、とても評価の出来る内容ではありませんでした。印象に残ったのは、個人の強さとスピード、そして「コレクティブな中にインディビジュアルなクォリティをどう結び付けるか」(オシム監督)を見せてくれたカメルーンのプレー。本来の力とは比べようもない出来でしたが、やはり、世界のトップチームでした。

 カメルーンは半数の選手が前々日に、残りの選手は前日に大分に入るという状況で、九石ドームでは練習さえもできませんでした。「今日はキレが無かったということが何よりも問題だったと言える。一番残念だったのは、カメルーン代表の本当の姿を見せられなかったこと」(ニョンガ監督・カメルーン代表)。カメルーンは真剣勝負をする状態にはありませんでした。そんな相手に前半こそは優勢に試合を進めたものの、後半は防戦一方。しかもカメルーンよりも動けない。ちょっと情けなさすら感じました。

 収穫があったとすれば、前半に登場した前田、大久保、田中達也の3人。当初は前半だけプレーする予定でしたが、オシム監督は予定を変えて後半途中までプレーさせました。ただし、それもカメルーンの状況を抜きで考えたのでは「錯覚」に陥ります。相手が違う状況の中でも同じプレーができるかがこれからの課題。日本でプレーしている以上、カメルーンのような相手とプレーする機会はありませんから、普段から、どれだけ高い意識を持ってプレーできるかということになると思います。

 痛感したのは、海外でプレーする選手を加えたベストメンバーと比較すると、大きな力の差があるということ。3人のFWは出来が良かったとはいえ高原とは比べるべくもなく、中村俊輔、中村憲剛のいない中盤は機能したとは言い難かったように思います。もし、この試合が次につながるとしたら、それはオシム監督が語ったように、点が取れたことや、勝ったことを口にするのではなく、世界のトップレベルとの間に歴然とした差があるということを選手たちが直視した時だと思います。

コメント

アジアカップでA代表が優勝できなかったのは、ひたすらパスサッカーに終始しすぎたからではないでしょうか!?
シュートを打つべきところで打たない、ドリブルで相手をかき乱すプレーがほとんどない
パスで手数をかけすぎているから、相手に守備に戻る時間を与えてしまって、守備網の完成した相手にクロスをあげても、待ってましたとばかりに跳ね返されて、セカンドボールを拾われて、カウンターでシュートまでもっていかれる
アジア諸国をみていると、不用意なパスミスを逃さずに、一気にドリブルでシュート、あるいは、シュートチャンスまでもっていく場面がみられました
カメルーン戦も相手の時差ぼけのハンデを差し引いても、A代表の攻めに怖さがないですね
だから、試合の流れからの得点ができない原因だと思います

>九州っ子さんへ

カメルーンのニョンガ監督も、「日本は戦術的にいつも同じでバリエーションがない」ということを発言していました。パスを回すこと自体は悪くはないのですが、九州っ子さんのおっしゃる通り、ゴールへ向かう怖さがないと私も感じました。これは日本の長年の課題のように感じます。Jリーグを見ていてもそうですが、ゴールへの積極性や、個人での仕掛けを見せるのは外国人選手ばかり。日本人はパスは上手いけれども、ゴールに対する直接的な怖さを感じる選手はほとんどいません。今の日本の位置から上に行くためには、この解決なくしては実現しないようにも感じています。

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