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足りない何か

札幌市民の憩いの場所・大通公園

 何かが足りない。それが試合を見た後の率直な感想でした。これで札幌、京都、仙台、東京Vの上位陣に対する成績は1勝1分7敗。それぞれの試合を振り返っても内容は紙一重で、相手との力の差を実感させられた試合はほとんどなく、実力は互角という印象しか残っていません。しかし、その内容や互いの力関係を反映しているとは思えない一方的な成績は、単なる技術・戦術の差だけの問題ではなく、明らかに福岡に足りないものがあることを物語っています。

 今年のJ2を見る限り、首位の札幌を含めても絶対的な力を保有しているチームはありません。それぞれのチームに特徴があり、課題もあり、そして、それは意外なほどハッキリしています。いい点、悪い点をトータルして総合力を勘案すれば、上位陣同士の甲乙はつけがたいと私は見ています。それなのに一方的な結果しか得られない。それは、ここぞというところで押しきれない、守り切れない、いわゆるディテールの部分で後手に回っているということなのかも知れません。

 札幌戦も、そういうことを痛感させられた試合でした。やってはいけない先制点を奪われるスタートでしたが、15分を過ぎた辺りから、久永辰徳のドリブル突破で相手を下げさせ、セカンドボールを支配し、中盤にできたスペースでパスを回して札幌を翻弄すると、田中佑昌、リンコンらにDFラインの裏を狙わせて、そこへボールを送り込む。その戦い方は見事なまでに札幌を押し込み、狙った形から同点に追い付いた後は完全に福岡のリズムでした。

 現場で試合を見ている限り、このままの流れで勝ち切ってしまえるムードが漂っていました。後半の立ち上がりに札幌が再び出てくるのも予想通り。そこを抑えておいて、同じ戦いを仕掛ければ勝利は手に入るはずでした。ただ、この勝負どころを抑えきれない。アバウトに前に蹴ってくる札幌のロングボールのこぼれ球を拾えず、ダヴィを全くマークできず、分かり切ったやり方だったのですが・・・。PKの判定は疑問が残りますが、3人も待ち構えていて、その真ん中をタヴィ1人にぶっちぎられた時点で勝負ありでした。

 チーム全体の出来は良くなっています。前後半の落差は縮まってきていますし、課題だったつなぐところと、蹴るところのバランスも良くなってきているように思います。でも勝負を分けるディテールの部分を抑えきる力強さが足りません。それを解決するには個の強さを投入するのが一番ですが、それをクラブが選択しない以上、全員の力を合せて対応するしかありません。「ほんのちょっとしたところ」。それをどう抑えるか。それが後半戦の鍵を握ることになりそうです。

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