「フットボールな日々」は、INSIDE-WEB内のコンテンツとして移転します。ご愛読いただいている方はブックマーク等の変更をお願いします。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

繰り返した過ち

博多の森

 内容は京都戦とまったく同じでした。前半は完璧ともいえる自分たちのサッカーをしておきながら、後半になると突然前線が前がかりになって守備に戻らず。中盤に残された布部陽功、久藤清一の2人が相手の標的にされ、パスをつなごうとしても距離が遠いためにミスや、パスカットにつながる。相手に中盤で前を向かれて自由にプレーされるために最終ラインは上げられない。あとは、ただやりたい放題にやられる。京都戦の教訓のかけらも感じられない試合でした。

 勝負の世界にいる以上、敗戦はつきもの。そのこと自体をことさら大きく批判するつもりはさらさらありません。リーグ戦というものは勝利と敗戦を繰り返しながら進んでいくもの。1年間を通して安定的に戦うことが最も大切なことで、一喜一憂することは無意味。敗戦を引きずらないことが最も求められていることだからです。ただ、その前提として、自分たちのやるべきことを理解し、やるべきことを確実に積み重ねていくことが必要です。

 ところが福岡は、京都戦でその大切さを痛感させられたにもかかわらず、同じことを繰り返しました。ボールをポゼッションしてビルドアップし、じっくりと攻め上がるのが非常に効果的なのは、これまでの戦いで分かっていること。だからこそ得た勝利もあったはず。にもかかわらず、なぜ上手くいっている自分たちの戦いを、しかも試合の途中から、それも2試合も続けて自分たちで変えてしまうのか、私には理解しがたいものがあります。

「決定的なシーンを決めておけば」「ミスが出なければ」などという言葉も聞きますが、それはサッカーでは普通に起こること。同じことは相手にも言えるわけで、本質的な理由ではありません。そういう不確定要素が山ほどあるサッカーというスポーツで安定的な成績を収めるためには、結果に囚われず、同じやり方を貫くしかありません。点を取りたいからこそ、前がかりになるのではなく、守るべきところは守り、じっくりとボールを回すことが必要なのです。

 試合はすぐにやってきます。必要以上に下を向かず、2連敗という結果を引きずらず、気持ちを切り替えて臨むことは大事なことです。しかし、それは敗戦の原因から目を背けることとは違います。自分たちの戦い方を続けられないというチームの問題点をとことん突き止めなければ、また同じことを繰り返すだけです。東京V、札幌と続く2連戦は今シーズンの山場のひとつ。結果も内容も求められる試合であることを強く意識して臨んでほしいと思います。

コメント

話し合う事

昨年残留に向け残り数試合の選手達の団結は本当に心に響きました。そして何故今選手達で集まって、どうしたら監督の考えを実践できるのか話し合う事ができないのかとも思います。習った事を自分達の身に本当にする為の思考錯誤が今やってきたんだと考えて練習や試合でお互いの意見をぶつけ合う時ではないでしょうか。クラマーさんが言っていた人生に通じる考え方、ほんの僅かでも何かを得て前進するトライを止めずに行く姿勢が今求められてると思います。偉そうに書きましたが此処を乗り越えてくれると信じて。では

ふぅ~。博多の森では愕然・・・崩れ落ち、しばらく立ち上がることが出来ませんでした。
神山が飛び出しすぎた場面・・・
神山が責められるのは仕方ないことですが、
キーパー不在のゴール前で抵抗出来ずにヘッドを合わされてしまう・・・あんだけ綺麗に合わされたら神山いても止められないのでは・・・。
DF陣のマークの甘さも京都戦のままですね。
試合後はブーイングしました。
でも俺らは信じてます。
アビスパを。
選手達を。

後半、アビスパは別人みたい(あせり!?)だったですね
攻撃陣の意識と守備陣の意識のズレが鳥栖のカウンターを許したんだと思います
先制された鳥栖は攻めるしかなかったのですから、相手が前がかりになったところをアビスパが中盤の一定のところでプレスをかけてカウンターを逆に仕掛ければ勝てた試合だったのかなという気がしました

前半は、選手同士で声をかけあったり、身振り手振りがたくさんありました。が、後半同点にされた時点で、まだ同点なのに、、、ぱったり声がとまったような気がします。

2007年のアビスパスタイルを選手が理解、納得、しているのかな?と思いました。
中倉さん、去年は「我慢と継続」でしたが、
今年は、何なのだろう?と思います。
攻撃サッカーだとしても、あの逆転されてからの
放り込むだけのサッカーは、ビルドアップじゃないですよね。して欲しくなかったです。

ただ、2年前も第2クールの前半は、京都、甲府に敗れ混迷しました。今年も、きっと成長していくチームを見ることができることを楽しみにしています。!さあ次!

ただ、あの赤星の涙は、よかった!
あの1試合にかける鳥栖の想いが、福岡を上回ったということかもしれないですね。見習わなきゃ!


今年初めて観戦しました。
前半の細かいつなぎを見てこれかぁと思いましたが、
チャンスの数が少なかったですね。
この試合に限ってのことなのでしょうか。

山形辰は比較的、判断力のある選手だと思います。
田中にも判断力がつけば右サイドは面白そうです。



中倉です。
みなさん、コメントありがとうございました。いつものことで申し訳ありませんが、まとめてレスさせていただきます。ごめんなさい。

いろんなことを考えさせられる敗戦でしたが、結論からいえば、J1へ復帰を果たすことの難しさと、やるべきことをやらなければ勝利は得られないという原則を、忘れてしまった選手がいたということだと思います。
現実的なことを言えば、復帰を果たすための目安は10敗程度。まだ多くの試合を残すと言っても、余裕はなくなりつつあります。東京V、札幌と続く試合はできれば2勝、少なくとも1勝1分が最低ラインだと思います。根性を決めて戦わないといけません。

>ヒロカドさんへ
昨年のように布部が中心になっての話し合うのではなく、他の選手が音頭をとるなり、言いだしっぺにならなければいけないでしょうね。主体性を持って取り組める選手が何人いるか。それが福岡に求められていることのように思います。昨年、ピッチの上で号泣した姿が一時の感情でないことを示してほしいものです。もし「誰かが話し合いを持ってくれるはずだから」と思う選手がいたら、その時点でアウト。全員が高い問題意識と、問題点を解決するという強い意欲が必要です。
--------------------------------------------------------------------------------
>YOSHIさんへ
取材を通して感じることは、監督とベテラン選手は非常に危機感を持っているということです。それがどこまで浸透しているか・・・。
日曜日はクールダウンを終えた後、約1時間にわたってリトバルスキー監督がミーティングを行いました。チーム全体のことから個人別の課題まで、相当厳しいミーティングになったそうです。もう一度自分たちを見つめ直し、シーズン前に持っていたハングリー精神を呼び起こしてほしいものです。
--------------------------------------------------------------------------------
>九州っこさんへ
はっきり言ってしまえば、アレックス、田中佑昌、山形恭平の3人と、それ以外の意識がずれているということですね。4敗のうち3試合が逆転負け。いずれも前半は福岡が一方的にボールを支配して相手を圧倒し、後半に入ると自分たちから前がかりになることを選択して崩したバランスを突かれるといった、全く同じ戦い方でした。
布部と久藤が、開幕当時から「流れを読んで、相手の出方を見て」というのを何度も繰り返していましたが、なぜかリードすると、前の3人がどんどん前へ行く傾向にあります。攻撃的ということが、失点覚悟で攻めるということではないことを理解してもらいたいものです。
--------------------------------------------------------------------------------
>なかのさんへ
問題は、リードをすると自分たちのサッカーをやめてしまうことです。「なんだ、いくらだって点が取れるじゃないか。どんどん前がかりになって攻めようぜ」とでも言っているように見えます。リードしているのですから、前半のようにじっくりとボールを回していれば絶対に負けはないわけで、しかも相手はリスクを背負って前に出てくるわけですから、これ以上、福岡にとってありがたいシチュエーションはありません。ところが、自分たちでノーガードになってしまうので始末が悪いわけです。

やろうとしているサッカーの本質は、同じドイツサッカーをベースにしている札幌と変わらないと私は見ています。自分たちでボールを持つ時間を長くして相手に攻めさせないことが基本。両者の違いはそこから先。相手が出てくるのを待ってカウンターを仕掛けるのが札幌なら、自分たちで相手の隙を探してアクションを起こすのが福岡です。福岡は「1点取られても2点取る」というスタイルを追い求めているわけではありません。そこのところの理解が、前の3人と、それ以外の選手との間で統一されていないように思います。

当然のように、その問題点はチーム内でも議論されているはずですし、2列目の3人が前がかりになることをリトバルスキー監督も問題視しているのですが、それでもなお、なぜ3回も同じことを繰り返したのかはわかりません。とにかく、早く修正してくれることを願うしかありません。

すべては必要だから起こっていること。今の状態もそうですし、過去4年間をJ2で過ごした経験も、昨年のJ1での戦いもすべては必要だから起こったことです。それを理解して自分の中に蓄積しているか、それとも単なる一過性の事件として通り過ごしているかで、結果は全く違ってきます。結局のところ、福岡だけに限らず、前者のような選手であればJ1でプレーできるし、後者だからこそJ2にいなければならないということですね。福岡の選手たちが前者であることを祈るだけです。
--------------------------------------------------------------------------------
>服飾Bさんへ
前半は福岡が目指すサッカーだったように思います。ご覧になってお分かりだと思いますが、福岡のパスサッカーは南米のようにパスで相手を翻弄するものではありません。前後左右にボールを散らして、相手の小さな穴を時間をかけて大きくして、そこへ一気に攻め込むというものですから、ゲームを支配している割にはシュート数は少ない傾向にあります。ただ、それでも第1クールは1試合平均で2得点近くを挙げているので、効果ありと判断していいと思います。

ただし、リトバルスキー監督が課題に挙げているのは、ゴール前20メートルから先をどう攻めるかということで、それはまさに服飾Bさんが指摘されている問題と同じことです。求められているのは、田中佑昌、山形恭平の攻守にわたる判断力だと思います。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。