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貫き通した末の勝利

戦いを終えて

 羽地登志晃1人だけを前線に残して徹底して引く徳島。福岡は徳島の壁を中々破ることができず、ボールをつないだ末に作ったチャンスは当たりまくるGK島津虎史に阻まれ、そして徳島に少ないチャンスからカウンターを仕掛けられました。予想通り、試合は難しい展開。さすがに、これだけ引かれると思うようにはいきません。前半のロスタイムに得たPKも決まらずに前半は0-0。戦前に警戒していた通りの難しい展開になりました。

「ゴールは最後の最後になってもいいから、根気よくボールをつないでプレーしろ」。それがリトバルスキー監督のハーフタイムの指示でした。そして、選手たちも徹底して自分たちのサッカーを追求します。一時は嫌なムードにもなりかけました。それでも選手たちは「つなぐサッカー」へのこだわりを見せました。特に70分を過ぎたあたりからは、むしろどっしりと構え、丁寧にボールをつなぎ、攻めきれなければ後方に戻して組み立て直すことを繰り返していきます。

 そして、とうとうゴールネットを揺らしたのは86分。「完全に崩された」(島津・徳島)。左サイドを抜け出した久永辰徳のクロスボールが中央のリンコンへ。ヘディングシュートは一度はGK島津にはじかれましたが、目の前にこぼれてきたボールを左足で押し込みました。「頭は得意だけれども、足もやれるよ」。試合前日に自ら公言したとおりの足でのゴール。選手も、ベンチも、そしてサポーターも歓喜の声をあげた瞬間でした。

 勝因は、前述のとおり、ただひたすら自分たちの信じるサッカーを貫き通したことにあります。それができたのは、自分たちのサッカーを信じる力と、それを実行する行動力があったからこそ。結果がほしいからこそ、目先にとらわれずに、やるべきことをやり通す大切さを改めて示した試合でもありました。試合終了後、ピッチサイドに降りて行った私と目があった監督は、右手を握り締めてガッツポーズをしてくれました。

「完全に引かれていたが、最後の最後までつなげられたことが良かった。チャンスは必ず来ると思っていた。こういう相手は今後も出てくる。その中で勝てたのは大きい」とは、久藤清一。他の選手たちも異口同音に最後まで自分たちのサッカーを貫き通せたことを勝因何挙げました。第1クールは残すところ後1試合。「ホームできっちり勝って終わりたい」。その久藤の言葉を実現すべく福岡は3日の湘南戦に臨みます。目指すはもちろん勝ち点3です。

コメント

みんな冷静でしたね。

あれだけ嫌な試合展開で尚かつ微妙なイエローが多く出された状況で、ベンチも選手も冷静でしたね。
私はテレビの前で吠えてましたが・・・(笑)。

選手の逞しさも嬉しいですが、それ以上に監督の「点を取るのは80分過ぎでいい。まずは失点しないこと」という指示には驚きました。

あの状況なら、普通はどうしても「点を取ること」に比重がかかってしまうものです。
監督の奥の深さを感じました。

とにかくバタバタせず、スタイルを貫いて結果が出たのは何よりと思います。

なかなか点が入らない中で選手たちは、しっかりとアビスパのサッカーをしてくれたと思いました。
フィールドプレーヤーの10人が、同じ考えをもってプレーできたことは、今後につながりそうですね。
リンコンの加入でアビスパが得意のクロスからの得点が増えているのでうれしくもあります。
やっとアビスパのスタイルが確立しつつあるように思います。
選手が冷静だったのは成長のしるしかなと思いました。

>初老男さんへ
 本当に難しい審判でした。その件について質問されたリトバルスキー監督は「しょうがない」と苦笑い。実は、審判について公式の場で発言することは、いろいろと制限されているのです。あきれていたであろうことは容易に想像できますが・・・。

 さて、布部は試合後に「自分たちのやってきたことに、確信になってきている部分がある」と言っていましたが、戦いを重ねていく中で少しずつ自分たちの戦い方の輪郭がはっきりしてきているようです。おっしゃる通り、スタイルを貫き、かつ結果が出たというのは、非常に大きい。勝ち点3以上の重みがあったと思っています。

 次節の湘南は、前からDFラインにプレッシャーをかけてくるチーム。今シーズン、福岡が苦手としているタイプのチームですが、ここで結果を出せれば、布部の言う「確信になってきている部分」は限りなく「確信」に近づくのではないかと思っています。大事な試合です。みんなの力で勝ち点3を取りたいと思っています。

>東京住いさんへ
 後半に入ってから、59分、62分と立て続けに際どいシュートを打たれ、嫌なムードになりかけたとき、記者席で選手たちのボール回しに合わせて、「右、右。もう一度もどして。恭平、受けに来い。そうそうゆっくり回して」と、ずっとブツブツ言っていました。完全にサポーターモードでした(汗)。

 それにしても、あの局面から慌てずに徹底してボールを回し続けた姿勢に、チームに底力のようなものを感じました。いい試合と、良くない試合を繰り返しながら、確実に一歩ずつチームは前進しているようです。リトバルスキー監督は、「step by step」というのが口癖ですが、まさに、その言葉通りにチーム強化が進んでいると言えます。

 あの展開を打開する方法論は、いくつかあったと思います。パワープレーという選択もあったでしょうし、技量に明確な差のある相手に個の勝負に持ち込むことも選択肢の一つだったと思います。しかし、それをせずに、あくまでも自分たちのサッカーを貫いたことこその意味があった試合でした。だからこそ、勝ち点3を手に入れられたのだと思います。これを機会に、チームが大きく前進しそうな気がしています。

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