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雁の巣の風景

ある日の雁の巣

 午前中が非公開練習となった4日、午後から雁の巣球技場に足を運ぶと大勢のちびっ子たちが練習見学にやってきていました。なんでも春休み最終日で練習を見にやってきたとのこと。手にはアビスパのメンバー表とサイン用の色紙を持って、「あれがクルークだよ」「林はどこにおると?」などなど。子供たちのわくわくする気持ちがこちらにも伝わってきました。

 そしてポカポカ陽気の今日は、3人の兄妹が若いお母さんに連れられて練習を見に来ていました。お目当ては宮本亨選手。練習を終えた宮本選手を捕まえると、抱っこをしてもらったり、写真を撮ってもらったりしながら、しばらく遊んでいました。「あの子たち、よく来てくれるんです。よく遊びますよ。いつも僕の名前を呼んでくれるんです」と、子ども好きの宮本選手は満面の笑みを浮かべていました。

 今年になって雁の巣球技場が変わった点があります。それは平日の練習見学者が増えたこと。そして、何よりも子どもたちの姿が増えたことです。以前J2にいたときは、見学している人たちの姿は20名前後で、休みでない限りは大人の姿が大半でした。ところが今年になってから、保育園や幼稚園に通っていそうな小さな子どもたちが、お母さんに連れられてやってくることが多くなりました。

 子どもたちはサッカーの練習をじっと見学しているわけではありません。あたりを走り回ったり、地面に絵を描いたり、練習場を遊び場代わりにして、思い思いの遊びに興じます。そんな時間を過ごしながら、ごく自然にアビスパと触れ合い、ごく自然に選手たちに馴染んでいっています。おそらく、Jリーグが始まったころにサッカーファンだった女性が、結婚をし、子どもを産み、そして、子どもと一緒に練習場へやってくるようになったのだと思います。

 そういう光景を見ていると、Jリーグの歴史を感じずにはいられません。そして、日常生活の中で自然とアビスパと触れ合うことで、やがてはその存在が当たり前のものになり、なくてはならないものになり、それを繰り返すことで、本当の意味でアビスパが地元のチームになって行くんだなと感じています。

「お母さんが小さな頃、宮本監督によく遊んでもらっていたのよ」。
「本当?お母さんってすごいんだね」

 いつの日か、そんな会話が雁の巣球技場で聞こえてくる日が来るかもしれません。

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