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これがリトバルスキー・アビスパ

暴風雨の中のインターバル走

「予定通りやりきりました」。26日の練習を終えて、村岡誠フィジカルコーチは満足そうな表情で話してくれました。「決めたことは最後までしっかりとやりたいということです」。その言葉はリトバルスキー・アビスパを象徴する一言でした。

 天気予報どおり、この日の雁の巣球技場は午後から荒れ模様。シュート練習を終え、罰則の腕立て伏せをしている最中に、空がみるみる暗くなり、大きな雨粒が落ちてきたかと思うと、雷がとどろき始めました。たまらずクラブハウスに引き上げる選手たち。20メートルは超そうかという強風と横殴りの雨、そして真っ暗な空。時計の針がまもなく16:30を指していたこともあって、当然、残りの練習は室内へ変更するものと思われました。何しろ、じっと立っていることが難しいほどの荒天だったからです。

 ところが、10分も経たないうちに監督、スタッフ、選手がピッチの上に姿を現しました。なにやら時間を計りだすスタッフ。毎日の練習の最後のメニューであるインターバル走が始まったのです。1周500メートルのフィールドを、それぞれのコンディションに合わせて15分×2回、20分×2回、25分×2回、20分×3回のグループに分かれた選手たちが当然といわんばかりに走っていきます。コーチ陣たちもピッチに広がって選手に声をかけ、リトバルスキー監督は、ペースが乱れそうになる選手に伴走しながら檄を飛ばします。

 天候は回復するどころか、ますます悪化。まるで台風のようでした。しかし、誰一人として動じることなく、黙々と走っていきます。その姿を見ていたFBSの某氏と私は、その場を離れられなくなり雨に打たれていました。彼らの姿勢が心に響いてきたからです。トップを走る15分×2回のグループは予定通りのタイムで完走。そのほかのグループも順次メニューをこなし、全ての選手がピッチを後にしたのは18:00少し前のことでした。

「こういう状態でも強い選手は突いてくるはず。だから、そこに合わせたい」とは村岡コーチ。ロッカールームから出てきた宮本亨選手は「今日やらなかったら明日走ることになるだけですから」と平然とした表情で話しました。リトバルスキー監督は、最後にランニングを終えた選手の顔を笑顔で覗き込みながら「頑張った」と声をかけていました。そして、クラブハウスを引き上げる選手たちの表情は、一様に明るく、満足感が漂っていました。

 何かが変わり始めた。そして何かが変わるはず。そう確信した1日でした。

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