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いまさらながら川崎戦



 川崎戦が行われた3日前、UATREAM「INSIDE-FUKUOKA」の放送後、スタジアムに集まっていただいた方たちが主催してくださったオフ会に参加させてもらいました。場所は、今シーズン、新たにサポーティングカンパニーとしてアビスパを支えてくださることになった「Shin-Shin」。サッカー仲間で飲む酒は何にもまして旨いもので、大いに飲み、食べ、語り、とても有意義な時間を過ごさせてもらいました。特に歳を忘れての2次会での激論は、非常に刺激的でした。

 当日の放送のテーマが「クラブと地域とのかかわり合い」であったこともあって、激論の内容は、どうやってクラブを支えていったらいいのか、スタジアムでの応援はどのようなものがいいのか、そして、自分は何をすればいいのかということでした。私的な集まりでしたから、その詳細についてお話することはできませんが、簡単には出ない答えを探しながら、参加してくださった方それぞれが、真正面から、真剣に、逃げることなく、想いをぶつけ合ってくれました。なんだか、大学時代のゼミや、部活を思い出していました。

 そんな中で迎えた川崎戦。思いをボールにぶつけ、ただの一度も諦めることなく、最後の瞬間までアグレッシブに戦った選手たちの姿にしびれたことは、改めて話すまでもありませんが、それ以上に、あのスタジアムを包んだ空気に心が震えていました。「ここに答えに続く道があった」。率直にそう感じました。「Shin-Shin」で語り合った仲間たち。それぞれの場所で想いを巡らせていた人たち。そして、アビスパに関わるすべての人たちの想い。そんな想いが重なって、何かが見え始めたのだと思います。

 この辺りのことについては、9月10日に発売する「INSIDE第6号」の巻末コラムである「原稿用紙6枚の思い」に書かせてもらいました。私たちが感じたものは、まだ完全なる答えにはなってはいません。これからも、今までと同じように、時に笑い、時に怒り、時に泣きながら、歩いていくことに変わりはないとも思っています。まだまだ整理しなければいけないことはたくさんあります。けれど、何か方向らしきものが見えた、そんな風に思っています。とても意義深い1日になりました。

 さて、今シーズンも残された試合は12。ホームゲームは6試合になりました。見え始めた何かを力に変えて、まずは勝ち続けなければいけません。むずかしい状況であることも、厳しい状況であることも変わりはありません。しかし、浅野監督就任後、チームもまた変化を感じさせる戦いをしています。その変化を結果に結び付けてこそ見える何かがあるはずです。ホームで戦う6試合を、川崎戦と同じ空気、同じ想いで戦うことで、目指すゴールが見えてくると思っています。
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リスタートは力負け



 浅野新監督のもと、新たなスタートを切った福岡でしたが、G大阪の攻撃力の前に、自分たちのサッカーを見せることが出来ないまま敗れてしまいました。90分間をバランスよく戦うことをテーマに上げるアビスパは、ブロックを形成して、まずはG大阪の攻撃に備える形で試合に入りましたが、ファーストディフェンダーがボールに強く行けずに、守備が後手後手に。25分にパスミスを奪われる形で失点。75分にはオウンゴールで2失点目喫し万事休す。力の差を感じさせられた試合でした。

 チャンスが全くなかったわけではありません。後半に入ると、運動量が落ちたG大阪をゴール前まで押し込む時間帯を演出。この時間に追いつくことが出来れば、また違った展開もあったのではないかと思います。5年前、万博記念競技場で、シーズン途中からチームの指揮を執ることになった川勝元監督(現東京V)が、0-2の劣勢から同点に追いついた試合を思い出しながら見ていましたが、残念ながら、昨日のチームには、その力はありませんでした。

 攻守の切り替えが遅かったこと、ミスが多かったこと、勝負所での仕掛ける姿勢に欠いたことなど、気になる所は少なくありませんでしたが、やはり、前半の戦い方が大きく響いたように思います。失点は1で凌いでいましたが、相手のミス以外ではボールを奪うことが出来ず、散々動き回されていましたから、精神的にも、肉体的にも疲弊させられてしまったのだと思います。オウンゴールも、ミスと言うよりは、そうしたことの積み重ねの上に生まれたものでした。

 浅野アビスパの初陣は残念な結果に終わりました。チームが抱えている問題も露わになった試合でもあったと思います。けれど、それは、これまでのトレーニングの延長線上にあるもの。監督を代えたからと言って即座に解決する問題ではありません。マジックも、特効薬もないサッカーでは、まずは真摯に現実を見つめ、コツコツとやるべきことを積み上げていくしかありません。時間がかかるように思えても、それしか解決する方法がないのがサッカーだと思います。

「浅野監督は、やらなければいけないことを徹底して求めてくる。試合後の話を聞いても、自分たちがもっとやらないとと思わされた。監督の考えを早く吸収して戦いたい」と話したのは高橋泰。そして丹羽大輝は、「残り14試合を死に物狂いでやるしかない。とにかく前向きにやっていくこと。ここからが自分たちが問われる」と改めて決意を話してくれました。まだまだやれることはあります。恐れることなく、持てる力の全てを発揮する14試合にして欲しいと思っています。

変化が感じられるリスタート



 真夏の日差しが降り注ぐ雁の巣球技場では、緊張感と高いモチベーションが感じられるトレーニングが続いています。「個人的な感情は別にして、チームがこういう状況にある以上、勝てるように頑張るしかない」と話すのは丹羽大輝。それは全員の想いだと思います。そして、監督が代わったということは、また全員が横一戦からスタートするということ。「自分がやるんだ」という気持ちが、1人、1人から伝わってきます。

 どんなことが起ころうと、次の試合に向けて万全の準備を積むのが選手としての仕事。それでも、監督が交代した直後は少なからずピリピリした空気に包まれるものですが、今回に限っては、そうした空気が流れることはなく、選手たちはスムーズに新体制へ移行したように見えます。起こった現実に拘わらず、チーム一丸となって今の状況から抜け出そうとする姿を見ていると、まずは、いい形でリスタートできたのではないかと感じます。

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 さて、シーズン途中、しかもリーグ戦は15試合しか残されていないという状況の中での監督交代ということもあり、浅野監督は、チームのベースについては、これまでのやり方を踏襲すると話していますが、それでも紅白戦の時間が長くなったことや、ブロックを形成して、ややリトリートして守る形に取り組んでいることなど、ここかしこに変化が感じられます。また、穏やかな口調ながら、チームとしてやることを簡潔かつ明確に伝えているのも、そのひとつです。

 そして、最も大きな変化は、紅白戦の1本目で主力組に高橋泰と岡本英也を起用していることです。特に、高橋を主軸に添える布陣は随分と久しぶり。その狙いを浅野監督は「泰は前線で受けられるし、中盤とも絡めるので、攻撃のリズムを作ってくれることに期待している。自分に余裕があるわけではないが、彼の普段の取り組みに申し分はなく、チャンスを与えたい」と話します。どんな状況に置かれても、変わらぬ態度で準備を続けてきた高橋。それが万博のピッチで報われることを願っています。

 それでも、厳しい現実が変わったわけではありません。本当にいいリスタートになったと言えるのは、試合で結果を出してから。監督交代という現実と、それに伴う変化を結果に結びつけてこそ、チームの変化は本物になります。簡単ではありませんが、だからこそ、アビスパに関わるすべての人たちが想いをひとつにして戦わなければいけないと思っています。まずはG大阪戦。強敵中の強敵ですが、何としても勝点を持って福岡に帰ってきてほしいと思います。

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