「フットボールな日々」は、INSIDE-WEB内のコンテンツとして移転します。ご愛読いただいている方はブックマーク等の変更をお願いします。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

更なる挑戦 矢田貝実希子(DF 背番号2)

矢田貝実希子(やたがい みきこ)
1986.11.4生
出身地:広島県
身長/体重:149/41
前所属:バニーズ
登録年数:6
2009年度成績(得点数/出場試合数):1/5
通算記録(得点数/出場試合数):4/51

 身長149センチの小柄なSB。しかし、身長のハンデを感じさせない鋭い出足で駆け上がり、時としてゴール前にまで顔を出すプレーが観客の目を引き付けます。「得意なプレーはオーバーラップ。スポーツは体が大きい方が有利だと言われるじゃないですか。でも小さくても、こんなにできるんだなと周りから思われたいです」と本人は話します。短いセンテンスでハキハキと話す様子は、気の強さも窺わせます。

 出身は広島県。中学校から本格的にサッカーを始め、高校は関西の強豪校・日ノ本学園へ。卒業後は宝塚バニーズ(現パニーズ京都SC)で2年間プレーしたあと、母校の日ノ本学園のスタッフとして後輩たちを指導する毎日を過ごしていました。「選手としてプレーするのは、もういいかなって。でも、後輩たちがすごく楽しそうで」。そして、日ノ本学園の監督の勧めで福岡J・アンクラスへ。今年で復帰後3年目のシーズンを迎えました。

 現在はアルバイトしながらサッカーを続ける毎日。大変じゃないかと聴くと、あっさりと答えが返ってきました。「サッカーをするために福岡へ来たんだし、バニーズにいた時も8時から夜まで働いていたし、そういう生活がずっとなので、自分にとっては普通です。サッカーができれば、それでいいという感じです」
 そして、サッカーの魅力をたずねると、次のような言葉が返ってきました。
「ゴールが決まった後とか、GKがセービングしたときとか、みんなで集まって、ワーッて盛り上がるじゃないですか。それが楽しいです」

 選手に復帰して感じることは、女子サッカーに対する関心度が高まったことだと話します。そんな中でも福岡は特別だと話します。
「アビスパがあるから、みんながサッカーを知ってますよね。ジェフレディースとか、浦和レッズレディースはJリーグの下部組織ですけれど、アビスパとアンクラスは全く別の組織なのに、試合で紹介してくれたり、ボールスタッフをさせてくれたり、すごく宣伝してもらっているなって感じます。アビスパのレプリカを着たサポーターに、頑張れって言われると凄くうれしいです」

 そして、再開するシーズンについて抱負を話してもらいました。
「一緒に昇格した伊賀、狭山にだけは絶対に負けたくないですね。それに、昇格組の3チームが8位、9位、10位になったら、やっぱり昇格組は下から3つと言われる。それだけは嫌。少なくても7位以上が目標。それに、アビスパと比べたら迫力はないかもしれないけれど、頑張っている姿はJリーガーに負けない自信はあるので、もっと、もっと見に来てほしいです」
スポンサーサイト

更なる挑戦 板谷麻美(DF 背番号20)

板谷麻美(いたや まみ)
1989.10.15生
出身地:福岡県
身長/体重:159/54
前所属:-
登録年数:5
2009年度成績(得点数/出場試合数):2/19
通算記録(得点数/出場試合数):6/71

 小学校まではソフトボールとテコンドーをやる女の子。サッカーは福岡女学院中学校に進学してから始めました。
「女学院にはソフトボール部がなかったし、何か体を動かしたいなと思っていたんです。たまたま担任が鶴原一徳先生(現・ANCLASユース福岡女学院SS監督)だったし、日韓W杯で鶴原先生が張り切っていたのを見ていて、だったらサッカーをやるのもいいかなと思って」
 チーム内では、最も遅い時期からサッカーを始めましたが、間もなく頭角を現して、なでしこリーグ2部に初参戦した2006年シーズンでは18試合の出場し2得点。以降、コンスタントに試合に出続けています。

 ポジションはDF。昨年まではボランチでプレーすることが多かったのですが、今シーズンはCB、SBとしてプレーしています。そして、サッカーの面白みは何かと訪ねると、守備の選手らしいコメントが返ってきました。
「点を取られないところが嬉しいというか、楽しいというか。上手く抑えたときは『シメシメ』という感じです(笑)。攻撃の選手が感じるのとは違った面白さですね」
 持ち味は当たりの強さとひたむきなプレー。「ガチンコの1対1のぶつかり合いで負けたら自分の良さがなくなってしまいますから」とは本人の弁。

 そして、今年からプレーする最高峰の舞台について、次のように話します。
「レベルが上がったのでやりがいはあります。その反面、1試合、1試合、気が抜けません。週末からリーグ戦が再開しますけれど、よりレベルアップするためにも頑張らないといけないなと思っています。予想していた以上にやれていると感じている部分もあるんですけれど、それでも簡単に失点してしまうことがあるので、やはり、守備は個人じゃなくてDFラインの4人が連携してやらないといけないと改めて感じます」

 課題はポジショニングと攻守の切り替えのスピード。トップレベルの戦いの中では、不利な体勢では得意のヘディングも競り勝つことはできず、ラインを整えるのに時間がかかれば、その隙を突かれてしまいます。「無失点に抑えること。もし失点したとしても、なるべく0-0の状態を長く保つことを心がけています」。90分間に渡って集中力を切らさずに素早くラインを整えられるか。それがアンクラスの守備を安定させる鍵を握っています。

 さて、週末にはリーグ戦が再開。中断期間中の準備が問われる試合が始まります。 「ここまで試合に出続けられているのは、りつ先輩(内堀律子)が怪我で戦列を離れていたという理由もあるので、りつ先輩が戻ってきても、私もいなくてはと思ってもらえるようなプレーヤーになりたいです。『凄い』というプレーが出来る選手じゃないんですけれども、がむしゃらに頑張るので、その姿を見てほしいです」。ピッチの上で躍動する板谷選手のプレーに注目です。

更なる挑戦 神成美紀(DF 背番号4)

神成美紀(かんなり みき)
1987.5.6生
出身地:北海道
身長/体重:163/57
前所属:岡山湯郷ベル
登録年数:5
2009年度成績(得点数/出場試合数):3/19
通算記録(得点数/出場試合数):4/29

 小さい頃は、札幌から引っ越した盛岡のスイミングスクールの育成コースに在籍。将来は水泳選手を夢見る子どもでした。ところが、小学校5年生の時に札幌に戻ったのをきっかけにサッカーを本格的にプレーすることになりました。
「小学校の休み時間にサッカーは良くやっていたんですけれど、盛岡では少年団に女の子が入れなかったんです。でも、札幌では女の子も入れるということだったので、さっそくサッカーを始めました」
 本格的に取り組んでいた水泳は、なぜか「ま、いっか」という理由で断念。そこからサッカー一色の生活が始まります。

「周りは小さい頃からやっていたのでボールを蹴れるけれど、自分は始めたばかりでリフティングが6回くらいしかできないのが悔しくて、悔しくて。それでとにかく練習をして、リフティングも何百回もできるようになって。自分でできることが多くなって行くたびにサッカーに夢中になりました。辞めようとか思ったことは一度もありません」

 アンクラスとの出合いは、高校卒業後に入団した岡山湯郷Bellで出場機会が得られずに悩んでいた頃。忍びの里レディーストーナメントでのことでした。
「若い時にたくさんの試合を経験したくてチームを探していたときに、アンクラスのアップしているところを見たんです。とても楽しそうだったし、上手い選手もいる。それからずっとアンクラスのことが気になっていて・・・。それで練習参加をしたらOKをくれたので、すぐに福岡に来ることを決めました」

 福岡は縁もゆかりもない土地。日中は自分で見つけた職場で働き、夕方からはアンクラスの練習に参加する。福岡に来て2年目になりますが、スタジアム以外はほとんど分からないと本人は言います。それでも顔に浮かぶ笑顔は、好きなサッカーが出来る喜びにあふれているように見えます。
 出場機会を得たことで心境にも変化が生まれています。岡山にいた頃は高校を卒業したばかりということも手伝って、どちらかと言えば、やらされている感じだったのが、今では自分から率先して行動できるように変わってきたと話します。しかも戦いの舞台は、女子サッカーの最高峰であるなでしこリーグ。「やりがいはかなりあります」と本人も話します。

 持ち味は、体を張ってボールを跳ね返すプレーと、常に大きな声で仲間に向かってコーチングを続ける姿勢。河島監督も「彼女だけには声を出せと言った覚えがない」といいます。そして、「チーム全員が一丸となって、最後まで諦めずに戦うプレーを、たくさんの人に見てもらいたい」と話します。
 福岡J・アンクラスの次節の試合は27日。小郡陸上競技場で11:30にキックオフされます。神成選手の気持ちの溢れるプレーを見るために、是非、スタジアムへ足を運んでください。

 | HOME |  »

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。