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厳しい現実



 愛媛戦の率直な印象は、過去3年間と同じチームに戻ってしまったなというものです。ほとんど何も出来ない愛媛に対し、ほぼ一方的にボールを握りながらも工夫が足りずにチャンスを広げられない。優位に立っているように見えて、不用意なミスからピンチを招くシーンが随所に見られる。ちょっとしたところで崩れて失点する。そして、失点後は自らバランスを崩して最後まで立て直せない。選手交代の意図もプレーを見る限り感じられない。敗れるべくして敗れた試合だったと思います。

 チーム状態が悪い中では、90分に渡ってゲームをコントロールすることは難しい。だからこそ、慎重に、我慢しながらゲームを進めることが必要だと思っていましたが、チームとしての集中力を欠くシーンや、チームとして雑なプレーが前半から多すぎました。選手1人、1人がサボっているわけではありませんが、チームとしてまとまりきれない状況は、組織として、かなり厳しくなったと言わざるを得ません。田中佑昌、両SBの欠場が影響したことは間違いありませんが、それが主たる要因ではないように感じています。

 シーズンの中には厳しい時期もあることは理解していましたが、開幕直後の選手のモチベーションの高さ、自分たちの足下を見つめる姿勢から見て、これほど早く、しかも両極端にチーム状況が変わるとは想像できませんでした。唯一心配だったのは、選手のモチベーションが高いからこそ、敗戦が続いた時の対処が難しいだろうということ。自分たちなりに精一杯やっているのに結果が出なければ、やがてモチベーションは下がっていくからです。

 チームの力を考えれば、いまの戦術に大きな問題は感じていません。ただ、それを実現するための手段に工夫が足りていないように思います。出来ていたことが出来なくなったことに対して選手の意識に問題を求めることは当然ですが、同時に、具体的な手段を用いて改善することも欠かせない要素。求めるものは同じでも、それを実現するための手段は見直す必要があるように思います。

 その手段は一つではありませんし、見つけるのことは簡単ではないかもしれません。それでも、5試合続けて結果が出ないということは、結果論ではなく、何かを変えなくてはいけないことを示していると言えるもので、同じことの延長線上で対処しても同じことが繰り返されることになります。監督、コーチ、選手それぞれが問題点と向き合って、具体的に手段を変えることが必要だと感じています。幸い、2日は試合がありませんから、気持ちをクリアにして改善に取り組んでほしいと思っています。
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ダイナミックさを取り戻せるか



 守備が大きく崩れているわけではない。攻撃もチャンスがないわけではない。けれど必ず失点し、攻撃に閉塞感が漂う。過去3年間と同じような状態に陥っているなというのが、ここ4試合の福岡に対する印象です。トレーニングがいい状態で行われているのに結果につながらないのも、過去と同じ傾向のように思います。勝てていないのですから修正点はもちろんあるのですが、理屈はともかく、まずは勝たなければ、次の一歩が踏み出せないように感じています。

 そういう意味で、愛媛戦は内容度外視で勝たなければいけない試合です。いまの流れからすれば、勝点3を取れなければ、いい内容のサッカーをしても自信にはつながりませんし、悪くはないけれども勝てないという過去4試合と同じことを繰り返せば、チームのリズムが一気に崩れる危険性があるからです。山形辰徳、中島崇典という代えの効かない選手2人が欠場する非常に厳しい状況ですが、それが原因で敗れるようなら、そこまでのチームだったと思うしかありません。

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 最大のポイントはダイナミックな動きを取り戻せるかという点にあると思っています。開幕当初と今の福岡の大きな違いは、選手1人、1人の動く範囲と、動く距離が少なくなっていること。そして、前へ出るアグレッシブさに陰りが見えることです。

 全体的には及第点は付けられるかもしれません。しかし、福岡が開幕当初に勝星を重ねたのは、100%に近い運動量とアグレッシブさがあったから。無難にやるのではなく、目一杯のプレーをしていたから勝っていたということを思い出す必要があります。

 たとえば攻撃面。ここのところ、ラストパスの精度のなさが課題のひとつとして挙げられていますが、何もシーズンが始まってから精度が低くなったわけではありません。ゴール前に複数の選手が入っていく、あるいは反対サイドからも選手が詰めていくことで、ミスをミスで終わらせずに、むしろチャンスに変えていたのが開幕当初の福岡。それは守備面でも同様で、無難に守るというよりも、これでもかとばかりに襲いかかるようなプレスがあったからこそ、攻撃につながる守備が出来ていたのだと思います。

 いまの状態で、開幕当初のようなサッカーを90分間に渡ってやることは難しいと思います。流れを取り戻すために、まずは前半を無失点でいきたい事情もあり、前へ出るパワーを抑え気味になるのもやむを得ないと思いますし、どちらかと言えば我慢をするような展開になるとも思っています。けれど、慎重に試合を進めながらも、ここぞというところでチームとして思いきれるか。それがポイントだと思っています。行け行けサッカーではなく、ジリジリした展開を我慢しながら、一瞬にパワーを集中させる。それが勝利への道だと思います。

寂しい敗戦

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 厳しいな。これが今日の試合を見ての率直な感想です。九州ダービーという特有の雰囲気が影響したのか、互いに硬さの見える試合でしたが、内容云々を語る以前に、前へ出る迫力という点で鳥栖に負けていたのは否めない事実だったからです。誰が悪いというのではなく、チームとして前へ出る気迫に欠けていました。今日はホームで迎えるダービーマッチ。相手よりも強い気持ちを持っている方が勝つと思っていましたが、その試合で見た現実が非常に寂しく感じられます。

 光明を探せば、それは鈴木惇の気持ちの入ったプレーと、一昨年の8月23日の広島戦@広島ビックアーチ以来の復活を果たした神山竜一のプレーでした。鈴木は先発で出られない悔しい思いを胸にしまいこんで、毎日のトレーニングで気力溢れるプレーを見せていますが、田中佑昌の怪我で回ってきたチャンスに、その気持ちを存分にぶつけてくれたと感じています。日々の姿を見ている私には、彼のプレーを非常に嬉しい気持ちで見ていました。願わくば90分間プレーしてもらいたかったのですが、監督の決断であれば仕方ありません。

 そして神山竜一です。今日のミックスゾーンでは多くを語りませんでしたが、この日の出場が決まった時から、いろんな思いが胸に渦巻いていたのは間違いありません。試合中に見せた再三のスーパーセーブは、その気持ちをプレーで表現したもの。それはスタンドにも十分に伝わってきました。残されたものは勝利の2文字を掴むこと。ピッチの上でその喜びに浸ることが出来た時、神山の完全復活が叶うのだと思います。それが次節の愛媛戦であることを願っています。

 さて、好調なスタートを切った福岡も、ここへ来て4戦勝ちなしの3連敗と、開幕当初の勢いはすっかり影を潜めてしまいました。過去3年間と同じように、最悪と言うほど酷い状態ではないけれども、ほんのちょっとしたことで負け続けているのも気になるところです。何があるか分からないサッカーでは、どんな相手にも勝てれば、どんな相手にも敗れることはあるものです。しかし、それが続くのであれば、自分たちは力が足りないという観点から始めるしかありません。

 自分たちが目指すサッカーの方向性を変える必要はないと思います。必要なのは、自分たちの目指すサッカーを実現するために、そして自分たちの特長を活かすために、どのような工夫を施すかということだと思います。同じ方法論で繰り返せば、同じ結果にしかなりません。目指す方向は同じでも、アプローチの仕方や、方法論を変えることで、今とは違った結果を得ることが出来ると思います。次節まで時間はありませんが、同じことの繰り返しにならないことを願っています。

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