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FCB ESCOLA FUKUOKA 開校

FCバルセロナの村松尚登スクールコーチとミニゲームに興じる子供たち。

 既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、9月1日から、スペインのサッカーの名門・FCバルセロナのサッカースクールが福岡県春日市(福岡県営春日公園球技場)に開校します。その名もFCB ESCOLA FUKUOKA(FCBエスコーラ福岡)。ESCOLA とは、サッカーを通じて少年少女に総合的な教育を提供するFCバルセロナ独自の哲学に基づいたサッカースクールのことで、スペイン以外の国に開校されるのは日本が6カ国目。日本国内では初めての開校になります。

 スクールを運営するのは、福岡生まれの人材育成・人材ビジネスの会社であるガーディアンシップ。バルセロナが地域に根差したクラブであること、その運営をソシオが支えていること、今年の欧州チャンピオンズリーグで優勝したメンバーのうち7人が下部組織出身であることなど、他の強豪クラブとは一線を画するバルセロナのあり方に感銘を受け、その中でも下部組織の教育を日本に持ってこれないだろうかと考えたことがきっかけになったそうです。そして、何回もバルサと打ち合わせを重た末、このたびの開校になりました。

U-8まカテゴリーの子供たち。スペイン語で話しかける村松コーチに、みんな嬉しそうな表情を見せていた。
U-10のセレクションを兼ねたミニゲームでボールを追う子供たち。最近の子供は本当に技術が高い。
 日本で行うスクールは、バルサそのものを日本のサッカー少年たちに体験してもらうことが最大の目的。したがって、スクールの開催日、開催時間はもとより、トレーニングメニューに至るまで、スペインで行われているエスコーラとまったく同じ内容で行われ、指導は、実際にバルサのエスコーラで指導をしているコーチ陣が日本に常駐して行うことになります。

 当初は2名のコーチに日本人スタッフがアシスタントとして付く予定でしたが、応募者多数のため、急きょコーチを3名に増員し、可能な限り多くの子供たちを受け入れる予定になっています。

 日本で開校するに当たっては、いくつかの候補地があったそうですが、ガーディアンシップが福岡生まれの企業であること、バルセロナは地域の力で成り立っていますが、福岡にも地域の力があること、地域の方が受け入れてくれたことの3つの理由で、福岡県で開校することになったそうです。また、今回のスクール開校に併せて、8月17日から2泊3日の日程で福岡で小学生を対象にしたキャンプが行われる予定で、優秀選手1名が本体のバルサエスコーラ選抜チームのメンバーとしてスペインの大会に招待されることが決まっています。

 そして、日本で指導に当たるコーチの1人である村松尚登コーチ(1996年からバルサ・エスコラ部門コーチ)は、「サッカーのレベルアップは、あくまでも目標のひとつ。バルサのサッカーを伝えることを通して、国際的な視野を広げたり、多くのことを学んでもらえる場所にしたい」と話します。スクールが開校するのは9月1日から。バルサが実際にどんな指導をしているのかは、スクールが始まってから、改めてみなさんにお伝えしたいと思います。

 なお、すっかり休眠状態に近くなってしまった2002world.comですが(汗)、FCBエスコーラ福岡の詳細については、近いうちにまた、そちらでレポートしたいと思っています。

U-12のセレクション風景。みんな真剣そのものだ。 こちらはU-12のセレクション。相手の体を抑える動きは見事。 こちらもU-12のセレクション風景。
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変化の兆しが見えた熊本戦

熊本交通センターの地下で手に入れた、お寿司屋さんのあら煮と、豆腐屋さんの揚げでホテルで1人祝勝会。白岳が大変おいしく感じられました。

 さて、遅くなりましたが熊本戦について。ちなみに写真はホテルでの1人祝勝会の肴です。
 この試合については、J's GOAL のプレビューで、「我慢と、勇気と、強い気持ち。それが九州ダービーの勝利をもたらす鍵」と書きましたが、まだまだ不十分な内容ながらも、そうした要素がゲームの中で見られた試合。最後の2失点には大きな課題を残しましたが、ゲーム全体としてはチームに変化の兆しが見え始めた試合だったと思います。詳細についてはJ's GOAL掲載のレポートをご覧ください。

 この日の最大のポイントは、熊本のパスサッカーの中心である藤田俊哉をどうやって抑えるかということ。立ち上がりこそ、藤田に起点を作られて押し込まれる場面もありましたが、20分を過ぎたあたりからは、藤田のプレーを制限することで熊本にリズムを作らせませんでした。藤田のマークを受け持ったのは城後寿。細かくポジションを修正することで藤田へのパスコースを丁寧に消し、藤田がボールを持っても前を向かせることはありませんでした。ボランチに戻ってから着実に成長の跡を見せる城後の可能性の高さを、改めて感じた試合でもありました。

 そして、特に変化が感じられたのが後半の3得点のシーン。前半は、ただ引きこもっているような過去の試合と同じような内容でしたが、後半からは奪ったボールを積極的に前に運ぶ意識が高まったように思います。そして、1、2点目は中央に起点を作ってからサイドに開いて大きな展開からゴールを奪うという福岡の狙いが感じられたゴール。3点目も、前から積極的にプレスをかけたことで生まれたゴールでした。そして、チャンスのときにゴール前に人数をかけていたこと、ニア、ファー、中央と、何人もの動き出しがあったことも変化のひとつだったように思います。

 ただし、守備面での課題は解消されていません。ゴールが動いた直後に喫した1失点目、それほど危ない場面でもないのに守備陣がバタバタとして、あっさりとゴールを奪われた2失点目。いずれも、これまでの繰り返しを見ているような失点でした。この日は、それほど危ないシーンを作られることがなかったにも拘らず、ああいったシーンが2度も起こること自体が問題でした。守備に重心を置いた戦い方を選択している現在、無失点で試合を終えなければいけませんでした。

 そして、変化の兆しが窺えたとはいえ、それは、あくまでも兆しであって本物の変化ではありません。また、後半に見せたような戦い方を前半のうちから出来るようにならなければ上位と対等に戦うことは難しいと言えます。大切なことは、変化の兆しを本当の変化に変えるべく、これからの戦いでも変化を見せながら勝点を上げ続けることにあります。4戦負けなしは単なる結果。8月2日に迎える岡山戦で、さらに変わりつつある姿を見せて勝点を挙げることが、今の福岡にとってやらなければいけないことだと思っています。

劇的な同点ゴールも・・・

好調をキープする岡本英也。スーパーサブに終わるつもりはないと話す。

 後半の20分過ぎから、田中佑昌のスピード、城後寿の前へ出るパワー、そして大久保哲哉の高さを生かして強引にゴールを奪いに行った徳島戦。最後は大久保の劇的なロスタイムの同点弾が生まれ引き分けに追いつきましたが、試合全体を見れば、やはり、課題は山積みの試合だったように思います。変化が見られた部分と言えば、失点をしても下を向かなくなったことですが、それ以外の課題は変わっていない。それが試合を終えての率直な印象です。

 今の福岡の状態を考えれば、守備的に試合を進めること自体はやむを得ないことだと思っています。ただ、そのやり方には大きな疑問を感じています。当たり前のことですが、試合に勝つためにはゴールが必要で、守備的に試合を進める前提として、奪ったボールをどうやってゴール前へ運ぶのかという手段を併せ持っていなければ、それは単なる引き分け狙いでしかありません。そして福岡の戦い方は引き分け狙いと言われても仕方のない戦い方。奪ったボールをチームとしてどうやって前へ運ぶかという手段がありません。

途中出場が続く高橋泰だが、今シーズンのアビスパのゴールの多くに絡んでいる。彼の力を有効に活かしたい。
せっかく獲得した新戦力の阿部も戦力として使いたい。
 もちろん、ミスが多くて自分たちでチャンスの芽をつぶしているという側面もあるのですが、奪った後にカウンターを仕掛けるのか、それともパスを繋ぎながらじっくりと相手の隙を窺うのか、チームとしての意図が見えません。

 これでは少ないチャンスを決めるどころか、そのチャンスさえも作れず、実際、栃木戦、徳島戦ともに、チャンスらしいチャンスは得点シーンだけ。結果として勝点を手に入れていますが、攻撃が機能しているとは言い難い状況にあります。

 また、徳島戦では、福岡に攻撃の意識があれば、前半でゴールが奪えるのではないかと思いながら試合を見ていました。徳島は3トップと両WBが高い位置へと出てきましたが、中盤にはボランチの2人しか残っておらず、奪ったボールを中盤で1度キープすれば、簡単に数的優位が作れたからです。しかし、攻撃に意識がいっていない福岡は、セーフティに前へ大きく蹴るプレーを選択。これでは相手の弱点はつけません。我慢比べの中で先制点を許してしまったことより、我慢比べの展開に自ら持ち込んだことに、私自身は問題を感じています。

 福岡が復調を遂げるためには、攻守に渡って内容の変化を見せながら、その上で勝点を奪うことが必要です。今のような、ただ勝点を取るためだけの、しかも自分たちでチャンスを作ると言うよりも、チャンスがやってくるのを待っているような戦い方では、結果が出たところで自信にはつながらず、どこかで敗戦を喫すれば、たちまち逆戻りしてしまいます。抱えている課題は簡単に解決するわけではありませんが、少しでもいいので変化を感じさせ、その上で勝点を重ねる試合をしてほしいと思っています。

チーム復調のためには全員の力が必要。柔軟な選手起用にも期待したい。 篠田監督は選手を集めい「もっとやれる」と話す。チームの戦い方を徹底することで力は倍増するはずだが・・・ 力が出し切れていない印象が強い大山恭平。がむしゃらにプレー出来るのは若さの特権。こじんまりとしたプレーは見たくない。

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