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今日も元気だ。気合は十分 (福岡・島原キャンプ6日目)

ゲーム形式のトレーニングで激しく競り合う大山(左)と釘崎(右)

 神山選手の帰福がリリースされました。キャンプ初日から別メニューでの調整で、それも非常に軽いものでしたので気になっていたのですが、心配が現実のものになってしまいました。昨年は本人にとって非常に不本意なシーズンでしたから、今年こそはの思いがあるでしょうが、焦らずにゆっくりと調整してほしいと思っています。まずは再検査とのことですが、症状が重大なものでないことを願っています。

 さて、キャンプも6日目。取材している身にも疲労とストレスが溜まってきました(汗)。ただ見ているだけでも疲れるのですから、選手たちの体にたまる疲労はかなりのもののはず。それでも、この日も変わらない元気な姿でトレーニングに励んでいました。改めて、いい形でキャンプが進んでいることが実感されます。今年に勝負を掛けている全選手の意気込みに加え、先日も書いたように、密度を上げて短時間に凝縮されたトレーニングメニューが、選手たちの集中力を高めることになっているように思います。

ボールを使ったトレーニングは思わず力が入る。
今シーズンに復活をかける黒部。コンディションは上々。
「午後から雨」の予報のこの日は、急遽、午後と午前中のメニューを入れ替えて行われました。まずは島原市営陸上競技場でのボールを使ったトレーニングから。ウォーミングアップ、パス回し、シュート練習、ゲーム形式と進み、最後はミニゲームで終了しました。時間にして2時間半。このキャンプで最も長いトレーニングになりました。

その中で存在感を見せたのが高橋泰。ゆったりとしたリズムから瞬時にトップスピードに入り、ゴール前のスペースへ飛び込んでいく姿はさすがはストライカー。ゴールの嗅覚の鋭さが随所に窺えます。

 午後は場所を移して島原復興アリーナへ。まずはメデジンボールやバランスボールを使って体幹を鍛えるトレーニングから始まりました。一見すると軽そうに見えても、ポイントにはしっかりと負荷が掛けられたメニューは結構きついものですが、選手たちは、時折笑顔を見せながらリラックスした中でメニューを消化していきます。

 そして、この日の最後はフットバレー。ジュニアユース、ユース、トップチームと各2チームずつ、計6チームを作って各カテゴリー同士で対戦。勝てばひとつ上のカテゴリーへ、負ければひとつ下のカテゴリーへ昇降格するというルールで行われました。勝負がかかるとなれば目の色が変わるのがプロ選手の本能です。際どい判定をめぐって審判を務めるスタッフを囲んで激しく抗議するシーンも(笑)。このキャンプの中で最も盛り上がった時間だったかも知れません。

先輩・後輩対決。ポジションも同じ。負けるわけには行かない。 午後は体幹系のトレーニング。 最後のメニューはフットバレー。このキャンプで一番盛り上がった?





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激しい雨もなんのその  (福岡・島原キャンプ5日目)

激しい雨の中で行われた8対8のミニゲーム。

 28日は午前中だけのトレーニングで体を休めたアビスパですが、29日から、また2部練習が始まりました。そして、この日の午前中のトレーニングは島原復興アリーナで行われました。この施設は、雲仙・普賢岳噴火災害からの復興・再生と地域の振興・活性化を目指して建設されたもので、長崎県下最大のフロアスペース(62m×43m)を持つ多目的複合施設。屋外には天然芝のサッカーコート4面が広がります。天気が良ければ、島原湾と、その向こうの金峰山が目の前に広がる抜群のロケーションも楽しめます。

 さて、長い距離を走るトレーニングは28日で終わり。この日から、サーキットトレーニングで体を追い込むメニューに変わりました。ただし、一次キャンプの目的は、質の高いトレーニングに耐え、1年間を戦い抜くフィジカルを作り上げること。激しさという意味では全く変化はありません。内容は、10種類のサーキットとシャトルランを取り入れたもの。それを休みなく3セット。選手たちは自らを鼓舞するように、そして仲間を励ますように大きな声を掛け合いながらメニューを消化していきます。

 このキャンプでは午前中のトレーニングは70分~1時間半で行われています。例年のキャンプと比較すると時間が短いように思いますが、負荷が軽くなったわけではありません。むしろ、内容は非常にハードになった印象があります。ダラダラと根性練習を続けるのではなく、短時間に集中して、密度の高いトレーニングをするという意図を強く感じます。選手たちの疲労はかなりのものだと思いますが、キャンプインの時と変わらぬ緊張感と充実感を維持できているのは、そうした効果が表れているからだと思います。

 午後は再び島原市営陸上競技場に戻ってボールを使ったトレーニング。いつものように2つのグループに分かれてのボール回しからメニューが始まります。このキャンプでの二つ目の目的は、昨年から続けているやり方を継続・徹底させることで、チームの戦い方のベースを作ること。「アプローチのスピードを上げろ」「スピードの変化をつけろ」「マークとボールの両方が見えるポジションを早く取ろう」と、すっかり耳慣れた篠田善之監督の指示がピッチに響きます。

 そして最後は、いつものようにゲーム形式のトレーニング。昼から本格的に降り始めた雨が激しさを増す中、それでも選手たちは変わらぬ姿勢でボールを追いかけます。連携を高めるのは2月の宮崎キャンプに入ってからですが、今シーズンの鍵を握ることになるウェリントンをはじめ、新しい選手たちの特長も少しずつ見えてきました。新チームとしての姿を現す最初の試合は来週の北九州市長杯。チームとしての完成度ではなく、それぞれの選手のプレーの特長を確認する大会になりますが、どのようなプレーを見せてくれるのか楽しみになってきました。

グループでボールを奪う形が少しずつ見えてきた。 午前中はサーキットトレーニングで汗を流す。 雨の中のトレーニングも無事終了。ホテルのシャワーが待ち遠しい。





完全復活をかけるシーズン  (福岡・島原キャンプ4日目)

攻撃参加が武器。釘崎は積極的に再度を駆け上がる。

 中日を迎えた島原キャンプは朝から雲ひとつない晴天に恵まれました。トレーニングが始まる頃には気温は既に10度を越すほどに。スタジアムの下に広がる島原湾と、その向こうに金峰山の姿が浮かぶロケーションは壮大そのもの。とても清々しい気持ちに包まれました。都会の雑踏から離れ、自然に囲まれる中でサッカーだけに没頭できる環境にいると、とても幸せを感じます。

 さて、この日のトレーニングは疲れも溜まってきたこともあって午前中のみ。簡単なサーキットトレーニングで体を温めた後は、全てボールを使ったメニューでした。選手たちの動きが良く見えたのは、好きなボールを蹴ることだけに集中すればよかったからかも知れません。パス練習、シュート練習、DFラインの連携の確認、ゲーム形式と続いていきましたが、いずれも随所に実践を意識するシチュエーションが取り組まれた効果的なトレーニングばかり。細かいところに工夫を凝らしているスタッフの心遣いを感じました。

2年目を迎える丹羽も、いいキャンプを過ごしている。
プレーを止めてチームのベースを細かく指導する篠田監督。
 そして最後は8対8のゲーム形式。まだポジションは全く決まっていないこともあって、誰もが高い集中力を維持してボールを追いかけます。気になるところがあるたびに篠田善之監督がプレーを止め、細部にわたって指示を送り、それを確認するためにゲーム形式のトレーニングが続きます。

まだまだ、初期の段階ですが、初日から取り組んでいるチーム戦術のベースの部分が徹底されていることが窺われ、ここまでのトレーニングが順調に進んでいることが分かります。

 その中で猛烈にアピールしているのが釘崎康臣。この日はサイドを駆け上がって強烈なシュートでゴールを奪いました。マイボールになると積極的に右サイドを駆け上がり、反対サイドでボールをキープする選手に向かって右手を高く上げて大きな声でボールを呼びます。

「前に出ることは意識していますね。(とにかく手を挙げていますけれど)あれをしないとダメかなと思って(笑)。センタリングやロングキックの精度もないし、DFも出来ないけれど、でも、いま長所を伸ばすことを重点にしてやろうかなと思って」。そう話す表情から充実したキャンプを送っていることが窺えます。

「体はきついですけれど、しっかり走って追い込めているし、いい感じで来ていると思います」。そして、こう話してくれました。「課題はサイドを抜けた後ですね、精度。それに中に入ってのシュートも打ちたいから、大事なのはタイミングですかね。相手との駆け引きを体に覚えさせるというか、そこが大事だと思います。『ここを、こう行けば抜ける』という形を作れれば勝負できるかなと思います」。完全復活は試合に出場してこそ。そのチャンスは必ずある。釘崎を見ていると、そんな気持ちが湧き上がってきました。

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