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失った勝点2

080630_試合を終えたホテルの一室で

 狙い通りのサッカーを展開した愛媛。最後まで何がしたいのかはっきりしなかった福岡。そんな印象が強く残ります。愛媛のミスに救われた感もありますが、試合をコントロールしていたのは間違いなく愛媛でした。それでも、十分に勝ちが拾えたゲームでもあったように思います。愛媛ペースになったのも、福岡がやるべきことをやっていなかったから。そして、試合の進め方によっては、いくらでも流れを変えることができた試合だったと思います。勝点2を失ってしまった試合でした。

 失点シーンは防ぎようがあったようにも思いますが、サッカーで1失点はやむを得ないとも言えます。それ以上に、試合の進め方に非常にストレスを感じました。簡単に蹴ってしまってマイボールを相手に渡してしまったばかりか、マンマークの強さも発揮できず。愛媛がミスを繰り返したことで大事には至りませんでしたが、1試合を通して、フワフワと試合をしてしまいました。締めるべきところを締めきれずに進めた試合は、押し気味に進めていた前半でさえ、いつかやられるという不安を消せませんでした。

 最大の原因はボールの収まりどころがなかったことだと思います。苦しい時も、これから攻めようという時も、ボールを預けるところがないため、ただ流れのままにズルズルと試合を進めることになっていました。特に愛媛のペースになった後半はこの傾向が顕著で、前線でキープできなかったことで、愛媛の前に出るパワーを抑えることができなかったように思います。結果論かも知れませんが、もう少し大久保哲哉の投入が早ければと思わずにはいられません。

 マイクが務めた左サイドも結果的に相手を勢いづかせることになったように思います。対面は横谷繁でしたが、最後まで気持ちよくプレーされてしまいました。そのため、久永辰徳が守備に追われて攻撃面での良さを発揮することが少なかったように思います。サイドは福岡にとっての生命線。攻めることで主導権を握って相手を下げさせたかったところでしたが、逆に、愛媛にボールを集められて突破を仕掛けられてしまいました。先制点を奪う活躍をしたマイクでしたが、慣れないポジションでは仕方なかったかもしれません。

 結局、久藤清一、田中佑昌の欠場がもろに試合に響いた格好になりましたが、後半戦に入るリーグでは、累積警告や疲労で主力メンバーが欠けることがあるのは当然のこと。その中で、どうやって勝点を取っていくかが求められるわけで、そういう点において課題を残したといえる試合でした。普段は控えに回ることが多い選手の戦術理解度を上げること、そして、主力を欠いた時の戦い方に工夫をすることの必要性が痛感された試合でした。
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大きな勝点3

熱戦が繰り広げられた岐阜メモリアルセンター長良川競技場

 選手の気力でもぎ取った勝点3。厳しい試合の中、全ての力を出し切っての勝利でした。とにかく勝点を取らなければならない福岡にとっては、非常に大きな勝利だったと思います。けれど、いつも書いていることですが、福岡にとって求められているのは、まずは目の前の試合の勝点3。その上で次の試合に向けてレベルアップして、さらに勝点を重ねることです。この日の勝利は次の試合で勝ってこそ意味があります。喜びに浸れるのは試合後だけ。フィジカル、メンタルともにリセットして次の試合に臨んでほしいと思っています。

 この日の試合は立ち上がりから厳しいものでした。中3日の試合で疲労が抜け切らないためか全体に動きが鈍かったのに加え、岐阜がボランチ・SBをどんどんと攻撃参加させたために、マンマークがぼやけて相手を捕まえきれず。試合は立ち上がりから岐阜の狙い通りの展開で、いつやられてもおかしくない内容でした。ただ、圧倒的に攻め込みながらシュートにつなげられない岐阜の拙攻に救われました。前半を0-0で折り返せたことが、この日の勝因の大きな要因になったことは間違いありません。

「1人、1人が、もう少しずつ力を振り絞ろうと言って、それが出来たことがアグレッシブさが出ることにつながった」(久永辰徳)。後半に入って前からボールを追いかけ始めると、今度は足が止まったのは岐阜。そしてタレイのFKから、布部陽功の見事な折り返しと、久永辰徳の見事なダイビングヘッドで先制点をゲット。流れを引き寄せた時間帯に、その流れに乗って奪ったゴールは、試合の主導権を握るのには十分すぎるものでした。その後、試合をコントロールし始めた時には安心感さえ覚えたのですが・・・。

 しかし、10人になってから見せた気力も見事でした。小島宏美との1対1のシーンをはじめ、数々のスーパーセーブを見せた神山竜一を筆頭に、全員がボールに喰らいつき、体を張り、長い5分間というロスタイムを逃げ切りました。今までならやられていた展開。選手たちが感じている危機感が、いい方向へ作用したように思います。負けも覚悟しなければいけない内容を跳ね返しての勝ち点3は、選手たちに大きな力を与えたはずです。

 さて、次節は中3日で迎える愛媛戦。疲労に加え、久藤清一、田中佑昌の2人が出場停止と、福岡は大きなハンデを背負っての戦いになります。さらに、ここ数試合がそうであるように、愛媛も福岡の弱点を突いてくるのは明らかで、次節も非常に厳しい試合になることが予想されます。その中で、どうやって勝点3を奪うのか。福岡にはさらなる進化が求められます。J1圏内である3位以内の背中はまだまだ遠くにありますが、その背中に近づくためには、どんな状況に追い込まれようと勝ち続けるしかありません。

求められるのは勝点3

求められるのは勝点3

 勝点3が取れるか。岐阜戦のポイントは、この1点に尽きます。現在の福岡のシステムは目の前の1戦に勝利するがためのもの。そして、今の福岡に求められていることは目の前の1戦で勝点を取り続けることですから、結果を手に入れなければ、たとえ内容のある戦いをしても意味がありません。特に3連勝のあとに1分2敗という状況を考えれば、岐阜戦は勝点3を取ることが絶対条件。アウェーでの戦いになりますが、福岡にとって必要なのは勝利だけです。

 さて、対戦相手の岐阜は、得点も取るけれども失点も多いというチームでしたが、第2クールの初戦となったC大阪戦で0-5で大敗してから守備組織の整備に着手。直近の5試合ではわずかに2失点と、守備重視のチームへと様変わりを果たしています。ハーフウェイラインを越えてくるまで相手にボールを持たせているのは以前と同じですが、入ってきた相手を高い位置で囲い込む守備から、リトリートした体制で待ち受ける守備へと変わっているようです。

 攻撃面では、片山真人のポストプレーと中盤の高い位置を自由に動く片桐淳至が起点。ここに一度ボールを収めてから展開するサイドアタックを武器にしています。特に片桐にボールが入ると躊躇なく攻め上がり、さらにSBも積極的にオーバーラップを仕掛けてくる傾向にあります。守備に重点を置いたことでボールを奪う位置が低くなり、得点力が低下しているという課題も持ち合わせていますが、はまったときの攻撃力は侮れず、油断は禁物と言えます。

 勝負を分けるのは、フィジカルコンディションと両サイドでの攻防だと見ています。オールコートでマンマークに付く福岡にとってフィジカルコンディションは生命線。そして、前節の草津戦では後半に運動量が落ちて1点のリードを守りきれなかった岐阜にとっても課題といえる部分です。そして、両チームにとって最大の強みであるのが両サイド。岐阜はSBを上げて福岡の最終ラインで数的優位を作ろうとしてくるでしょうが、福岡は、サイドでの主導権を奪うことで相手を上がらせない状況を作りたいところです。

 福岡にとっては、前回の対戦で屈辱的な敗戦を味わされた相手。「絶対にリベンジしなければいけない」とリトバルスキー監督も雪辱に燃えています。そして勝負のポイントを次の用に話しました。「我々がしてはいけないことは向きになって攻めに行くこと。まずは相手の2トップをしっかりと制限することが必要。その上で相手のスペースを付いていくこと。気持ちだけではなく、考えながら冷静に戦うことが必要だ」。

とにかく勝点3。それに向かって全精力をつぎ込んで戦って欲しいと思います。

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